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パリ、ジュテーム プレミアム・エディション ジェネオン エンタテインメント このアイテムの詳細を見る |
出てくる、出てくる、後から後から色々な役者さんが出てきます。
何しろ1編が5分のオムニバス映画ですからね。
どの話が気に入ったかで見た人の映画の好みがわかりそうで、面白そう。
私はニック・ノルティーの17区が好きでした。
ルーファス・シーウェルとエミリー・モーティマーの20区からこんな表現を紹介します。
ユーモアのセンスが無いと愛想をつかした彼女がこう言います。
"Don't hold your breath"
"hold someone's breath"は何か大事なことを言われそうだなと思う時に息を止めてまつという状態。
"Don't hold your breath"はそれをするなということなので「期待するな」ということですね。
あなたとの結婚は期待しないでねと言われてしまったわけです。
ユーモアが無いと言われたルーファス・シーウェル、私にはいかにもイギリス人らしい慇懃無礼なユーモアたっぷりに見えました。
この20区の話も印象に残りましたが、考えてみるとこれが一番パリらしくないエピソードという気もします。
お墓があればどこでもよかったのかも。
今度見るときは別の話が気に入るかもしれません。