知らなかった 英単語今日の発見

映画、ドラマ、小説、ニュース。
毎日たくさん出会う知らないことば。
忘れないようにブログに残していきます。

sweet odor

2016年08月05日 | 英語

英語学習者用のPodcast VOA Learning English の内容は日替わり。

「名作劇場」のこともあります。今日聞いたのはオー・ヘンリーの"The Furnished Room"。これも学習者用にかなり易し目に編集されているんだと思います。

オー・ヘンリーの難解さは遠山先生のラジオ講座でもおなじみ。易しくしてあるはずなのに、細かいところが理解できなかったので、原作を読んでみました。

難しい言葉を易し目のものに変えただけかと思ったら、全然違う!VOAの音声と合わせて読んでいたら、どこを読んでるのか追いかけられないくらい、違っているところもありました。

Then suddenly, as he rested there, the room was filled with the strong, sweet odor of mignonette. (mignonette はモクセイソウ)

「匂い、臭い」を意味する英語は、smell, scent, odor, aroma と色々ありますが、私のイメージは

smell が一番一般的。

scent は良い匂い。

odor は体臭のようなどちらかと言うと悪臭。

aroma コーヒーに代表されるような良い臭い。

こんな感じ。

でもオー・ヘンリーのこの文章では悪臭ではないと思いますが、odorを使っています。"strong" というのがodor の意味合いにあるのかも。だから良い香りでもその匂いが強烈なら"odor"になることもあるのかもしれません。

scent はそれに対して「かすかな」という雰囲気があります。

VOAの簡易バージョンでは "sweet smell of flowers" に変えてありました。

オー・ヘンリーの"The Furnished Room" 、興味のある方はbig words 満載のオリジナルを味わってみて下さい。

最後の方にcolleen という単語が出てきました。これ最近"Murphy's Law"で覚えた単語。アイルランドの方言で「女の子、娘」という意味。この言葉を使っていた女性の名前がMrs. McCool。これは絶対アイルランド系ですよね!

コメント
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