ペーパーバックなので、目がチカチカしてますが、何とか半分まで来ました。
がんばれるか。
現代のホームズとワトスンという趣向の2作目。
現代のワトソンになるのが語り手の「私」。
これが作者Anthony Horowiz 自身という設定なので、本人に限りなく近いけど、相棒のホームズにあたるHawthorne は完全な創作。
これを面白いと思うかどうかでこのシリーズの評価はかなり変わるんじゃないかと思います。
1作目の"The Word is Murder" は私はそこに完全に乗れず、ちょっともやもやした印象が残りました。
でも2作目は慣れた(?)せいか、あまりこの設定が気にならなくなりました。
それより問題は近視と老眼との闘い。
I noticed a gold band on his fourth finger. So, he was married.
前にもブログに書いた「薬指の謎」。
また出てきました。
"fourth finger" に指輪をしているから結婚していたはずだ、と言っているので、薬指のことを言っているはず。
英語では親指は"thumb"と呼ばれるので、序数を使って指を数える場合は人差し指から。それだと薬指は"third finger"になるはず。
前回の薬指は、死体から切り離されていた指。
今回も死体の薬指。
他にはピアノの指使いの説明の時にも使われているのを発見。
どうやらfirst からfifth までを使う言い方は、「どの指なのかが重要」な時に使われるのかもという推論を立てました。
今後もこの推論が正しいかどうか検証をしていきたいと思います。
このタイトルと表紙、何だか疲れた心と体に良さそう。
サンプルを読んでみたら面白い表現を発見。
Dempsey had scoffed so many apples that his tummy was hurting.
"Stop fretting." scoffed Dempsey from up above.
"scoff" は「冷笑する、あざ笑う」なんていう意味だと思うので、二つ目の文はそれですね。
でも最初の文は「お腹が痛くなるほどりんごを、、、」だったら、これはきっと「食べる」に類した意味のはず。
Merriam-Webster では
"to eat greedily" という意味。「がつがつ食べる」みたいな感じかな。
「ガツガツ食べる」については前にもブログに書いていました。
1個追加。
ロングマンでは"British"となってました。
ちなみにこの"Raccoon Rampage"の作者 Andrew Cope さんはイギリスの作家でした。
*今読み返して気が付いたけど、最初は「ワトスン」で次は「ワトソン」と書いている。うーん、どうしよう。