NHKで放送された「なぜ、エヴァンズに頼まなかったのか?」
毎回原作と違う!とだいぶ不満を書きましたが、全体的には久しぶりに「明るい」クリスティー作品になっていて楽しめました。
フランセスカ・アニス、ジェイムズ・ワーウィッ がフランキーとボビーを演じた1980年の作品はかなり原作に忠実に作ってあった記憶があります。
(もうずっと昔に見たきりなので、記憶はだいぶ怪しいけど)。
この作品の出演者を見ていたら、なんとミス・マープルを演じているジョーン・ヒクソンさんが出ているではありませんか。
ボビーが弁護士のふりをして会いに行くMrs. Rivington の役です。
探したら映像がありました。
Joan Hickson in Why Didn't They Ask Evans? (1980)
あまりにもミス・マープルの印象が強いので、別人のような役に見入ってしまいました。
このドラマから4年後の1984年にミス・マープルシリーズが始まりました。
"After the Funeral"を読み始めました。
ペーパーバックなので、目がもう駄目だ!と悲鳴を上げたらKindleにしようかと思います。
複数にはならないはずの"research"ですが、この本にも"researches" 出てきました。
これまでメモしたresearches は
"The Study in Scarlet"
"The Kraken Wakes"
"Tom's Midnight Garden"
"Death in the Clouds"
そして今回の"After the Funeral"
全部イギリス。そして古い。
古いイギリス英語ではresearches も使われていたようです。
でもresearches はあってもa research はないらしい。
クリスティの伝記も並行して読んでいくつもりなので、しばらくはクリスティー💛
それにしてもヒクソンさん、マープルと同じ人に見えません!この年齢の4年は大きいのかもしれませんが、女優さんって凄いなと思います。ダウントンアビーの女性キャストも役柄の衣装・メイクとオフ(とは言っても公の場で正装)の違いに驚きました。
クリスティの翻訳本が5冊まとめ買いで少し安くなってまして買ってしまいました。「葬儀を終えて」「死者のあやまち」「複数の時計」「ヒッコリーロードの殺人」「鳩の中の猫」です。原書で読んで頭に入らないときのため。ということでAfter the Funeral、いまぽちっとしちゃいました。
researchesの件、面白いですね。やはりどの言語も変化していくのですね。
いまフランス語に時間がかかって読書できていない状態なので早く何か読みたいです。クリスティもやはり読みたい!今日イギリス人と話してクリスティの名前出したら反応が薄かったです(;^ω^)
外見はずいぶん違いますが、あの独特の話し方は同じでしたね^^
「葬儀を終えて」、ペーパーバックなかなか辛いですが、もう少しがんばって読んでみます。
和製英語かと思うとイギリス英語ではair-con なんかも出てきます。
イギリス人でも人それぞれってことなんでしょうか。その人はミステリー全般にあまり興味がないのかな。