マザーグースの歌の通りに殺人が起こって行くというとってもクリスティーらしい雰囲気が漂っています。
ミス・マープルの出番は少なめなのでちょっと寂しいです。
クリスティの作品にはどういうわけか「グラディス」という名前の女性がよく出てきます。
それも殺人事件の容疑者の仲間には加わらない使用人だけ。
何かクリスティにとっていわくのある名前なんでしょうか。それともただ単にこういう名前の使用人を実際に雇っていたことがあるとか。
うーん、犯人探しより気になる疑問。
Percival suddenly stopped being the white-headed boy.
"white-headed"はお気に入りの。
どうして白い頭がお気に入りなんだろう。
"The invitation was not easy to accept as every chair appeared to be covered with tracts or publications of a religious nature.
"tract"簡単そうな単語なのにわからない。
でもこれもきっと調べたことあるんだろうなあ。
まず、「器官の管」という意味で調べてました。
もうひとつは「地域、地方」 しかも、出典は「ビジネス英語」となっているじゃありませんか。
2006年の4月21日放送分。
押入れから取り出してチェック。
ない、ない、こんな単語は出てこない、と思ったら
"Daily Quiz"
Local readers want to know most what's going ot in their own chunk of this country.
この文章の"chunk"の部分を地域という意味の"tract"と入れ替える問題でした。
覚えてないよお。そりゃあ。
とりあえず単語帳に記録した努力はほめてあげよう。
ところでクリスティの方は「小冊子」という全然違う意味でした。
特に政治、宗教関連の小冊子を指すようです。
ビジ英とのコラボは本当に灰色の脳細胞への挑戦です。