テディちゃとネーさの読書雑記

ぬいぐるみの「テディちゃ」と養い親?「ネーさ」がナビする、新旧の様々な読書雑想と身辺記録です。

これもグミ(?)♪

2008-09-06 23:09:33 | 美味
 グミ菓子なのか?チョコ菓子なのか? 
 こんばんは、迷っているネーさです。

「こんばんわッ、テディちゃでスッ! 
 おやつならァ、なんでもォかんげいィッ!」

 これはね、テディちゃ、
 『明治製菓』さんの
 《すっきりフルーツ&カカオ Mint Chocolat アップルミント》ですよ。
 チョコレートコーティングされたグミのお菓子……
 いえ、チョコ菓子なんでしょうか?

「たべてェ、きめるゥのでス!」

 それもそうね。では実食! いただきますっ!

「いただきまスでスゥ~」

 おお♪ これはグミとしてもチョコとしても美味しい!
 青リンゴとビターチョコって、よく合いますね!
 最後にミントの爽やかさがほわ~んと来て、
 ついつい、もう一個!となります♪

「おいしッ♪もォいッこォ~♪」

 リピートしたくなる、お奨めのグミお菓子……って、あらっ?
 パッケージには『チョコレート菓子』って記載が?!
 じゃあ、やっぱり、これはグミ菓子じゃなくて……?

「もふもふッ♪
 おいしィからァ、きにィしなァ~いッ♪」  
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イチ押しミステリBOOK!

2008-09-06 13:51:25 | ブックス
「ふゥ~むゥ。
 ふしぎィなァ、だいめいィのごほんッ、でスゥ……」

 そうですね。
 不思議な、詩のような題名のこちらの御本は、
 ミステリファン待望の新刊なんですよ、テディちゃ。

「みすてりッ? ふァ~、おんがくのォ、ごほんかとォ、おもッたでスよッ?」

 では、御紹介いたしましょう! こちらを、どうぞ~!



               ―― 妃は船を沈める ――


 
 著者は有栖川有栖さん、’08年7月に発行されました。
 犯罪学者の火村さん&推理作家の有栖川さんの御二人が探偵役を務める
 ファンにはお馴染みのシリーズの、最新作品です。

「きょうじゅさんとォ、ありすさんッ、でスねッ」

 火村さんの役職は、現在は准教授と呼称するのだそうですよ。
 御二人は今回も、警察のアドヴァイザリースタッフとして
 事件の解決に協力します。

 題名の由来は、
 第一部『猿の左手』と
 第二部『残酷な揺り籠』を繋ぐ間奏曲的な作品『幕間』で語られます。
 
 ブラジルの女性詩人の『歌』という詩をモチーフにした掌編『幕間』は、
 この一篇のみでもとても美しい、印象深い作品です。
 ミステリアス、というのでしょうか。

「ふむふむッ。
 でもォ、ネーさ、じけんはァ、どこでスかッ?」

 第一部の幕開けは、大阪港で起きた或る事件から始まります。
 一台の車が、岸壁から夜の海に転落するのを、
 釣り人さんたちが目撃しました。
 引き上げられた車の中には遺体が!
 大阪府警はさっそく捜査にかかりますが、
 事件の性質をはっきりと把握できません。
 これは、事故なのか? 事件なのか?
 事件だとしても、どう考えればいいものか……。

「がくしゃさんのォ、でばんッ、でスゥ!」

 はい、火村さんがやってきました!
 刑事さんたちと現場を歩き、
 関係者の証言を聞いた火村さんは、
 有栖川さんとお喋りするうち、ヒントを摑みます。
 有名な怪談『猿の手』に、謎を解く鍵が!

「か、かいだんッ?! わうゥッ、こ、こわいィッ!」

 そして、第一部の謎解きが、
 『幕間』を経て、
 第二部へと続きます。
 
 火村さんと有栖川さんは、
 関西周辺を襲った地震の被害に心を痛めながら、
 或る事件の捜査協力に当たりますが、
 動機探しとアリバイ崩しを試みた後に残った真相とは……?

「わうゥッ、じしんもォ、こわいィッ!」

 怪談『猿の手』の新釈が痛烈、かつ鮮烈です!
 ミステリ好きさん、そして怪談好きな御方にも、お奨めですよ! 
 複数の絵画から成る祭壇画を想わせるような、
 静謐でありながら、熱をたたえた《謎》の物語。
 ぜひ~!!

「えッとォ、じゃァ、こわいィとこォ、とばしてェ」

 飛ばし読みはだめです~っ!!
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