テディちゃとネーさの読書雑記

ぬいぐるみの「テディちゃ」と養い親?「ネーさ」がナビする、新旧の様々な読書雑想と身辺記録です。

チョコレートの秋が来た…!

2008-09-22 23:06:51 | 美味
 テディちゃ~! お土産よ~♪ お土産をいただいちゃいましたよ~! 
 ドーナツですよ~♪

「むぽぽッ♪ どなつゥ♪ おやつゥッ♪」(←一心不乱に駆けてきました)

 はいはい、落ち着いて。
 これは『ミスタードーナツ』さんの《ポン・デ・ダブルショコラ》ですね。
 ボックスから出してみれば、おお~!
 チョコレートの良い香りが広がります♪

「さッそくゥ、いただきまスゥ!」

 ネーさもいただきまーす。
 チョコレートも、ドーナツのもっちもち生地も美味しくて、
 今日もハッピーなおやつタイムですね~♪

「はぐはぐッ♪」(←聞いていません……)

 暑苦しい夏を越え、秋はショコラマニアが生き返る季節です♪
 全国のショコラ好きさんも、ワンダホーなおやつタイムを~♪

「はぐはぐもぐぐッ♪」(←やっぱり全然聞いていません……) 
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音楽ミステリ、開幕します♪

2008-09-22 13:43:06 | ブックス
 またも雷ゴロゴロの東京は多摩地方から、こんにちは、ネーさです。

「おへそォ、ししゅッ! こんにちわッ、テディちゃでスゥ」

 はい、おへそをしっかり守りつつ、
 雷鳴よりも力強く!
 太陽よりも晴れやかに!
 本日は、華麗なるオペラの世界を舞台に繰り広げられる長編ミステリを
 御紹介いたしましょう! こちらを、どうぞ~!



              ―― トスカの接吻 ――


 
 著者は深水黎一郎さん、’08年8月に発行されました。
 副題に『オペラ・ミステリオーザ』とありますように、
 物語の鍵となるのは歌劇《トスカ》。
 作曲家プッチーニの、代表作のひとつですね。

「♪るあァ~♪ぐるぐるゥ~♪ぐるゥ~♪」

 いえ、テディちゃ、歌わなくてけっこうですから。

「ちぇッ! ぶーぶゥー」

 事件が起きたのは、ニュー・トーキョー・オペラハウス。
 気鋭の演出家による《トスカ》がちょうど上演中です。
 
「ぶーぶゥー!」

 ブーイングなんて、とんでもない!
 今日は、歌手さんたちが絶好調なんです!
 観客さんたちも、拍手また拍手!
 次の場をわくわくしながら待っていました。

 しかし、舞台の上では、思いも寄らぬ出来事に
 出演者さんたちは呆然となっていたのでした……

「むむッ!じけんッ、でスねッ!」

 トスカと悪役スカルピアの対決シーンで使われた短剣が!
 いつの間にか、舞台用の小道具ではなく、
 本物の短剣にすり替えられていたのです。
 そうと知らないトスカ役のソプラノ歌手さんは、
 スカルピア役のバリトン歌手さんの首に、渾身の力で短剣を――

「ひいィィッ、こわいィでスゥ!」

 警視庁の海埜(うんの)警部補さんら捜査陣は、事件の報に駆けつけます。
 誰が短剣をすり替えたのか?
 それさえ分かれば他愛なく解決と、皆が思いました。
 そうだ、今日の舞台はDVD化のために撮影もされている、
 すり替えをした者の割り出しは簡単なもんさ。

 でも、期待に反して……
 
「ははァ、わきゃらなかッたのでスねッ?」

 ええ、そうなんです。
 容疑者の特定すら、出来ませんでした。
 海埜警部補は、甥っ子の瞬一郎くんの援けを得て
 歌劇のように入り組んだ舞台の背面をさぐろうとするのですが……
 そこへ、第二の事件が!

「きゃひッ、またァこわいィでスゥ!」

 《オペラ》という、やや特殊な芸術世界を足場に、
 《謎》の幕があがります。
 歌劇の知識があればいっそう楽しめるミステリ作品、
 前作『エコール・ド・パリ殺人事件』に続いて、
 ユーモアたっぷり、
 探偵役・瞬一郎くんのムダ?知識もたっぷり!
 ミステリ好きさんは一読を!
 
「♪るゥ~♪うたおゥ~♪かんきィのォうたをォ~♪」

 ……テディちゃ、それはオペラではないという気がしますが……。      
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