テディちゃとネーさの読書雑記

ぬいぐるみの「テディちゃ」と養い親?「ネーさ」がナビする、新旧の様々な読書雑想と身辺記録です。

ナイトメア・オン・Dストア!

2008-09-23 22:59:45 | その他
 ディズニーストアにて、発見!
 これは、『ナイトメア・ビフォア・クリスマス』の、

「じゃッくゥ~!でスよッ、ネーさ!」

 はい、テディちゃの言うとおり、
 ハロウィンタウンのキング、ジャックさんです。
 お店にはハロウィングッズが何種類も、それこそ山のようにありましたが、
 いちばん笑ってしまったのが、
 画像左下、
 フィギュア付きティッシュボックス用ケース!
 凝ってます!!
 ジャックの愛幽霊犬ゼロの、
 ひらひらした裳裾と同化するようなデザインで、
 ティッシュペーパーが出てくる、という設計になっているんです。
 いちま~い、にま~い、さんま~い……
 おお!
 ジャパニーズホラーなフレーズが
 耳によみがえってくるような気がしませんか?

「こりすぎィッ!」

 一見の価値はある?可愛くて、不気味で、ユーモラスなハロウィングッズ、
 お店に行ったら探してみてくださーい♪

「はッぴきィ、はろうィんッ♪」
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花と和のうつくしい館。

2008-09-23 13:57:34 | ブックス
「おォ~♪
 ネーさ、すてきィなァ、まだむゥ~さんでスよッ♪」

 そうなんですよ、テディちゃ。
 本日は、おそらくアート好きさんなら知らぬ人はいない、
 こちらのエレガントなマダムの著作を御紹介いたしましょう。
 はい、どうぞ~!



        ―― ド・ローラ節子の 和と寄り添う暮らし ――



 著者は節子・クロソフスカ・ド・ローラさん、’08年7月に発行されました。
 
「ふァ~、ながいィなまえェ、なのでスねッ」

 節子さんの御夫君は画家のバルテュスさん、
 本名をバルサザール(バルテュス)・クロソフスカ・ド・ローラさんといい、
 ポーランド貴族の血を引く御方でした。
 ために、バルテュスさんと結婚した節子さんも、
 長い御名前になってしまったんですね。

「ふむふむゥ、よーろッぱのォ、がかさんッ、でスかァ」

 バルテュスさんの活動の場は、主にフランスやイタリアでした。
 ド・ローラ夫人となり、渡欧した節子さんも
 イタリアで暮らすこととなりました。
 その後、夫妻はスイスの西部、レマン湖地方に移り住みます。
 どんな御家にかというと……はい、表紙を捲れば。

「ひゃふゥ! おおきなァ、やまのォ、おうちィでスゥ!」

 かつてはホテルとして経営され、
 ヴィクトル・ユゴーが常宿にしていた由緒ある建物が、
 バルテュス夫妻を虜にしました。
 《グラン・シャレ》と名付けられ、
 お二人が暮らし始めたこの家の庭には四季の花があふれ、
 いつしか、猫たちの姿もちらほらと……。
 
 やがて、猫たちは、画家バルテュスの筆により、
 絵の中に永遠の生命を得ます――
 王として、妃として、館の主人として。
 バルテュスさんは自画像に《猫たちの王》と命名するほど、
 猫を慈しんだひとでした。

「にゃんこのォ、こものもォ、いッぱいィあるでス!」

 2001年2月、バルテュスさんは惜しまれつつこの世を去りました。
 偉大なる画家さんの後半生を支えた節子さんは、
 現在もグラン・シャレに暮らしています。
 そして、節子さんの身の回りには、
 親日家であったバルテュスさんが愛し、
 節子さんが大切にしてきた《和》の美しいものが数知れず。
 着物、帯、和装の小物類、雛人形……。

「やまごやァみたいなァ、おうちにィ、よくにあッてまス~♪」

 着物好きな御方はもちろん、
 バルテュスさん大好き!という御方も、この御本をぜひ!
 画家さんの美意識が、
 今も節子さんの手で守られるグラン・シャレのそこここに
 深く根付いています。
 山下郁夫さん撮影の写真もすばらしい!

「すいすゥのォ、ふうけいィもォ、きれいィッ!」
 
 お奨めです!
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