テディちゃとネーさの読書雑記

ぬいぐるみの「テディちゃ」と養い親?「ネーさ」がナビする、新旧の様々な読書雑想と身辺記録です。

ビビり?

2008-09-24 23:14:43 | どうぶつ
 気の弱い御方はご注意を~!
 衝撃映像ですよ~!

「ぎゃぴぴひゃうゥ~~~~ッ!!
 ネーさッ、これなにィィィィッ」

 何って、テディちゃ、もっちろん、


            い    も    む    し

 
 さんですよ~。
 すっごいでしょ~? おっきいでしょ~? 体長10cmはあったわよ~。
 たぶん蝶々ではなくて、蛾の幼生だと思うんですけど、
 今朝方、我が家の庭の自然薯の蔓にがっちりしがみついて、
 朝ごはんの葉っぱを脇目もふらず食べていたんです。
 高さ2メートルの樹上に自力で登ったらしくて、
 なんという体力&食欲かと、
 ほんとに感心しちゃいま――あら?
 テディちゃ? テディちゃってば?

「…………………」 (←気絶中、らしゅうございます) 
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100のノックアウト。

2008-09-24 13:40:26 | ブックス
「むむッ? どくしょちゅうのォ、おじさんッ?
 あきのォ、よながァ~、でスねッ、ネーさ」

 そうですね、テディちゃ。
 本日は、秋の夜長、読書好適シーズンに役立ちそうな、
 ミステリのガイド本を御紹介いたしましょう。 はい、こちらを、どうぞ~!


       
         ―― ミステリの名書き出し 100選 ――


 
 編者は早川書房編集部の皆さん、’06年11月に発行されました。
 題名の通り、取り上げられているのは
 いずれも印象的な《冒頭の一文》を持つ海外ミステリの名作100冊です。

「ふむふむゥ? かいがいィ、みすてりィ……えいごォ、でスねッ」

 いえ、英語圏の作品ばかりではありません。
 フランスの作家さんであるモーリス・ルブランさん、ガストン・ルルーさん、
 ジョルジュ・シムノンさんも紹介されているんですよ。

「ふむふむゥ……じゃァ、はーどぼいるどォ、でしょッ?」

 いえいえ、それがそうでもなくて。
 確かに、M・スピレインさんやハメットさん、
 チャンドラーさんは登場いたしますものの、
 ハードボイルド作品一辺倒ではないんです。

 その証拠に、
 いちばん初めに紹介されているのは……
 アーサー・コナン・ドイル卿の『ボヘミア国王の醜聞』!
 古典中の古典です!

「わァッ! ほーむずさんだァ~♪」

 改めて指摘されてみると、
 『ボヘミア国王の醜聞』第一行目は名文としか言いようがありません。

  シャーロック・ホームズにとっては、彼女はいつも《あの女》だ。……

 この一行をもって、真のホームズ物語が始まるのです。
 歴史的な書き出しだわ!!

「ネーさッ、れいせいィにィ~ッ」

 コナン・ドイル卿の次、二番手に紹介されるのは
 モーリス・ルブランさんの『奇岩城』。
 三番手はG・K・チェスタートンさんの『青い十字架』、
 四番手はガストン・ルルーさんの『オペラ座の怪人』と、
 発表年順に100作品が紹介されてゆきます。

 ドロシーセイヤーズさんの『忙しい蜜月旅行』、
 ニコラス・ブレイクさんの『野獣死すべし』、
 ウィリアム・アイリッシュさんは『幻の女』、
 そして、ギャビン・ライアルさんの『深夜プラス1』……。

   ああ、そういえば、昔これ読んだっけ。
   うん? 題は知っているし、読んだ憶えもあるんだけど、
   細部を思い出せないぞ!?
   あっ、これとこれ、持ってる!
   これは……まだ読んだことないなぁ?
   こっちのこれは永遠の名著だよ、半年に一回は読み返してるんだ!
   
 そんな風に、ミステリ好きの心を騒がせる御本が100冊!
 ミステリファンさんは、ぜひとも!覗いてみましょう!

「♪るるるゥ~♪ふゥあ~んとむゥ・おぶ・じィ・おぺらァ~♪」

 えっへん、(←聞こえなかったふりで)
 和田誠さんの装丁がとってもキュートで~す♪ 
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