テディちゃとネーさの読書雑記

ぬいぐるみの「テディちゃ」と養い親?「ネーさ」がナビする、新旧の様々な読書雑想と身辺記録です。

碧珠グミ。

2008-10-04 23:17:35 | ブックス
「んまんまッ♪ 
 しんさくゥぐみッ、おいしィので~ス♪」

 え? ちょっと、テディちゃ、まだきちんと御紹介もしてないのに!
 これはね、えーと、
 『カバヤ食品』さんの《フルリエ 岡山マスカット オブ アレキサンドリア》、
 マスカット味のグミなんですね。

「さようでスか~、もぐもぐッ」

 それでは、ネーさも、もぐっと、いただいちゃいまーす。
 《フルリエ》の白桃味はとっても美味でしたが、このマスカット味は……
 うむうむ、ブドウですね~。マスカットですね~。
 ブドウジュース好きさんには、きっと大受けしちゃうグミだわ~。
 もぐもぐっ♪

「ますかッとのォ、かおりがァ、ぷんぷんッ」

 香料がやや強うございましたが、美味しいグミでした♪
 ごちそうさま~♪

「きれいなァ、ぐりーんのいろッ、かわいィでス!」 
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特選名作劇場・10月編!

2008-10-04 13:54:33 | ブックス
 皆さま、10月の名作劇場へ、ようこそ~!

「えッ?? え~とォ、ぱちぱちぱちッ」(←とりあえず拍手してみました)

 快晴の東京は多摩地方からネーさがお送りいたします、
 10月を背景とする物語をセレクト&御紹介の新企画でございます。
 第一弾の本日は、こちらを、どうぞ~!



            ―― 鹿男あをによし ――


 
 著者は万城目学さん、’07年4月に発行されました。
 『鴨川ホルモー』で鮮烈なデビューを果たした万城目さんの、
 この御本は第二作目になりますね。

「むぽッ! テディちゃ、これェ、しッてるゥのでス!
 てれびィでッ、みたのでスよッ♪」

 そうですね、今年、TVドラマ化されたので、
 御存知のお方も多いかと思われます。
 
      《さあ、神無月だ――出番だよ、先生》

 いきなり鹿に話しかけられ、仰天したのは新任教師の『おれ』。
 鹿が、喋った?
 鹿が、おれに、話しかけてる?
 夢か? 幻覚か? 神経衰弱ゆえの、妄想か?!

 そう、幻覚かもしれません。
 思えば、このところ、余りにも色々とありました……
 大学の研究室を追い出されるようにして、
 奈良の女子高に短期の教師として赴任したものの、
 堀田という生徒には目の敵にされるし、
 知られる筈のない私生活の細部が黒板に大書されてしまうし、
 うん、おれ、疲れてるのかも……?

「ふァいッ、おつかれェなのでスよゥ~」

 いいえ、それが。
 幻覚でも妄想でもないようです。
 鹿さんは繰り返し、先生に話しかけてくるのです。
   神無月だよ、先生――
   先生は『運び番』に選ばれた――
 はあ?しつこい幻覚だなぁと、ぼんやりしていると、
 あららら、お尻を角で突付かれてしまいました。

「ひゃふゥ! いたそうでス!」
 
 ええ、とっても痛くて痛くて、小川にずり落ちてしまったほど……あ?
 このひどい痛みは、幻覚では到底ありません!
 では、鹿は……喋る鹿さんは……本物!!

「まかふしぎィ!」

 不思議はまだまだ終りません。
 鹿さんは言ました。
   『目』だよ、先生――

「めッ? なんだろゥッ? めッ??」

 先生にもさっぱり分かりません。
 『目』とは、何のことだろう? 何を指している?
 右往左往する先生に、鹿さんは追い打ちをかけます。
   この国は滅ぶよ――

「えええェッ?!」

   神無月の間に儀式を行わないと――

「ひゃあああッ!」
 
 先生にも、ようやくことの重大さが呑み込めてきました。
 国の存亡がかかった、何事かが起ころうとしてる……!
 サンカクと呼ばれる神宝を見つけ出さなくては!

 先生の奮闘は、はたして報われるのか。
 『目』すなわちサンカクを、手に入れることは出来るのか……。

「ふァいとォ、でスゥ、せんせいィッ!」

 奈良を舞台に展開する壮絶な迷妄ファンタジー!
 最後に勝つのは鹿か鼠か強欲な人間か?
 主役は、先生?
 それとも、千年の恋心を秘め持つ鹿さんでしょうか?
 
 歴史ミステリの趣もあります!
 ミステリ好きさんに、いえ、すべての活字マニアさんに、お奨めです!
 
「かんなづきィにはァ、べすとまッち!でス♪」
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