テディちゃとネーさの読書雑記

ぬいぐるみの「テディちゃ」と養い親?「ネーさ」がナビする、新旧の様々な読書雑想と身辺記録です。

『美味』への飽くなき挑戦?!

2008-10-23 23:06:05 | 美味
 御馳走だわね、テディちゃ!

「ごちそォでスねッ、ネーさ!」

 《クリスピークリームドーナツ》のドーナツが、どーん!と大箱で!
 買ってきてくれたのは、ネーさ弟です。
 感謝しつつ、さっそくいただいちゃいましょう!

「いただきまスゥ! もぐッ!……おォ~ッ!」(←感激!)

 さっくり、やわらか、で美味し~い!(←ネーさも感激!)

「おいしィでスゥ!」

 それに……甘ぁ~いっ!!

「ほ、ほんとにィ、あまいィ~ッ」

 甘いけれど、軽い食感でさくさく食べられちゃいます。
 これは、ある意味では危険極まっちゃうお味ですね。
 ダイエッターへの挑戦状!なのかも知れないわ……。

「そォでスかァ~、もぐもぐッ」

 でも、お友達や家族とシェアすれば、
 色々な形とお味のドーナツを楽しめますね。

「そォでスゥ、そォでスゥ~、もぐもぐッはむはむッもぐぐッ♪」

 ……テディちゃ、レッドカード発行しますよ!

「まだ2こォでスッ! イエローカードでスよゥ!」

 退場~~っ!! 

 (ピピーッと、何処からか鋭い笛の音が……)
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秋の《ミレイ展》レポ。

2008-10-23 13:51:47 | ミュゼ
 秋晴れが恋しい東京・多摩地方から、こんにちは、ネーさです。
 
「テディちゃでスゥ~、こにちわッ♪
 よいしょッ、よいしょッ、おもたいィ~でスッ」

 ご苦労さま、はい、『ミレイ展』のカタログ画像をUPして、と。
 さあ、あらためてレポートいたしましょう。
 この絵は知ってるわ!と膝を打つ御方も多いことと存じます、
 或る画家さんの展覧会へ行ってまいりました。


   
         《ジョン・エヴァレット・ミレイ展》


 
 日本では、まず6月に北九州市で、
 そして8月末から渋谷Bunkamuraにて巡回開催中の、
 英国テート美術館の大々的な協力のもと実現した展覧会です。
 というのも、展覧会の『顔』となっている名品
 『オフィーリア』は、テート美術館でも最も人気が高い画の一枚。
 何も知らずにテートを訪ねたなら、
 あれっ?『オフィーリア』がない?!え~ん!そんなぁ?!と、
 がっかりする方々が続出するに違いない作品なんです。

「ぶんかむらでもォ、だいにんきィ!だッたでスよッ」

 そうでしたね。
 《ミレイ展》の観客さんの、ほぼ100%が、
 この画をみるためにやってきたのだとしても過言ではないでしょう。

「しんけんしょうぶゥ、なのでスゥ~」

 『オフィーリア』は会場の
 《Ⅰ ラファエル前派》のコーナーに展示されています。
 入り口に比較的近い場所でしたね。
 皆さん、やはり、この画の前では目の色が違います。
 とても真剣に見入ってしまう画です……。

 ロンドン留学中の夏目漱石さんの心をとらえ、
 俳優ローレンス・オリヴィエさんは映画『ハムレット』で
 この画をそっくりなぞったような場面を撮り、
 サルヴァドール・ダリさんも賞賛を惜しまなかったという、
 数多の伝説を持つ、画家ミレイさん生涯の代表作です。

「ぱちぱちぱちィ! (←拍手!)
 かちょいィ! きれいィでス!」

 展示会場は、他に、
 『Ⅱ 物語と新しい風俗』
 『Ⅲ 唯美主義』『Ⅳ ファンシーピクチャー』
 『Ⅵ 上流階級の肖像』『Ⅶ スコットランド風景』
 といったコーナー構成になっています。
 
 後期になるにつれ、
 ラファエロ前派の影響は薄れ、
 商業美術の色合いが強くなってゆきますね。
 ミレイさんは、成功して大金持ちになり、
 長生きをした画家さんだったのでした。
 ラファエロ前派のアーティストさんでは稀な例、でしょうか。
 同じラファエロ前派のロセッティさんは睡眠薬に溺れ、
 多額の借金を残して亡くなったといいますが……。

 それでも、
 もはや魔性と物語性に満ちた作品とはかけ離れてしまった後期にあって、
 スコットランドの森を描いた風景画にはハッとさせられます。
 ミレイさんが『オフィーリア』を描いた頃の、
 若かりし日の熱意が、
 木々と草と葉の奥に薄らと滲んででいます……。

 ラファエロ前派大好き!という御方は、まだ間に合います、
 ぜひBunkamuraザ・ミュージアムへ!
 見たいけど、東京へ行けそうにない~!という御方は、
 こちらの展覧会図録を、

「よいしょッ、うゥ~、おもォ~いィでスゥ!」

 そうなんです、とっても重たいんですけど、
 会場に展示されていた作品以外にも
 参考図版が数多く掲載されていて、
 解説・年譜・関連書籍リストなども充実しています。
 通信販売で入手できるそうですから、ぜひ!
 ヴィクトリア朝絵画の研究書をお探しの御方にも、
 特にお奨めですよ~♪

「ふゥッ、みぎゃッ!」(←おっと! 気を抜くと、あわや、図版の下敷きに?)

 《ミレイ展》は10月26日(日)まで!
 美しきシェイクスピア画の頂点『オフィーリア』を、お見逃しなく~!

「いッてらッしゃいませェ~♪」
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