テディちゃとネーさの読書雑記

ぬいぐるみの「テディちゃ」と養い親?「ネーさ」がナビする、新旧の様々な読書雑想と身辺記録です。

福の美。

2008-10-13 23:03:20 | 花雑記
 久しぶり?の花屋さんネタでーす。
 店頭でいちばん目立つ場所に飾られたこのお花は……ダリア、ですね。

「はでッ!でスよッ、ネーさ」

 このお花も新種なのでしょうか。
 ダリアってこんなに大きかったかなあ?
 色だって、虹のようなピンクですよ、テディちゃ?
 深紅や、白、紫、サーモンピンク!

「あおはッ? あおいィ、だりあッ、ないのでスかッ?」

 薔薇と同じで、青い色のダリアはない、んだそうですよ。

「むむッ、ざんねんでスゥ~」

 キク科のダリアは今がシーズンのようです。
 《眼福》の美ですね。

「まんぷくッ、まんぷくゥ~♪」

 ……ぷく違いですよ、テディちゃ。
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劇場の魔法。

2008-10-13 13:15:39 | ブックス
「♪るゥ~、るるゥ~、らりぽッぽォ~♪」

 ……あの、テディちゃ、もしかして、それは……?

「♪るゥ~、るるゥ~、ネーさ、テディちゃはァ、
 『ての~る』なのでスよゥ~♪」

 えーと、その、おほん。(←断固として聞こえなかったふり)
 お日さまも御機嫌よろしい本日《体育の日》には、
 さあ、こんな御本はいかがでしょうか。
 体育に全然関係ない? いえ、そうでもありません。
 この芸術には、実は想像を絶する体力が必要とされるらしいのです。



       ―― ひとりでも行ける オペラ極楽ツアー ――


 
 文は石戸谷結子さん、写真は木之下晃さん、’08年9月に発行されました。
 『Opera Journey to the Heaven』と英題名が付されています。
 
「むゥッ? ネーさ、これはァ、がいどォぶッくでスかッ?」

 そうですね。オペラを愛する著者・石戸谷さんによる、
 欧州の各都市とNYの劇場ガイド本、です。

「おぺらァ、みるのにィ、たいりょくゥ、いらないィでスよゥ!」

 甘い! その考え方は甘いわ!

「みぎょッ??」

 オペラ鑑賞――これほど障害物競走に酷似した大イベントは他にありません!
 先ずは、ワールドワイドな調査を開始!
    今年、或いは来年、
    どの国のどの劇場で、
    どんなオペラが上演されるのか?
    指揮者は? 出演する歌手陣は?
    歌劇祭では、誰が演出を担当する?
 情報を吟味して、オペラファンさんは次の難関に挑戦します。
    テケットを、入手せよ!
    プラチナであろうが何であろうが、手に入れなくては観られない!
 その次は、ホテルの手配。
    季節や場所によっては、お宿の確保もままなりませんからね。
 航空券も、予約を入れて。
    昨今、値上がり著しい飛行機の運賃ですけれど、
    とにかく現地へ行かなくては!
 
「ふァ~、きいてるゥだけでェ、つかれちゃッたでスゥ~」

 そして、やっとの思いで劇場に着いたら……
 あとはもう、祈るしかありません。
 どうか、主演のスター歌手さんが風邪など引いておりませんように。
 指揮者さんがへそをまげておりませんように。
 劇場のスタッフさんがストなど打ちませんように。
 おお、音楽の神よ!

「どうかッ、おねがいィするのでスゥ~!」

 道のりは遠く、いかに険しかろうと、
 オペラ好きさんたちは劇場を目指します。
 ミラノのスカラ座へ。
 ウィーンの国立歌劇場へ。
 パリのオペラ・バスチーユへ。
 ロンドンのロイヤル・オペラ・ハウスへ。
 ひとたび指揮棒が振り下ろされ、
 歌声が空気を震わせれば、そこは魔法の国。

 歴史ある都市には欠かせない、オペラのために造られた劇場を、
 石戸谷さんは流麗にガイドして下さいます。
 写真家の木之下さんがうつし撮った魔法の空間も、光り輝いています!

「しょうめいがァ、わんだふるゥ!でスッ」

 オペラ好きさんに、
 旅行大好きな御方に、
 建築マニアな御方にもお奨めの一冊です。
 お気に入りの音楽を聴きながら、ぜひ!

「♪るるゥ~、らりるれるるゥ~♪」

 ……ネーさのお気に入りは『魔笛』です。
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