テディちゃとネーさの読書雑記

ぬいぐるみの「テディちゃ」と養い親?「ネーさ」がナビする、新旧の様々な読書雑想と身辺記録です。

ま~るく。

2008-10-01 23:12:38 | くま
 正面から、はい、どーん!と。

「わはッ♪ きいろいィとりちゃんでスよッ、ネーさ!」

 キャラグッズ店にて激写!です。
 リラックマちゃんのお友達、キイロイトリちゃんも
 ハロウィンカラーをまとっているんですよ、テディちゃ。
 それにしても………丸いわ。
 この丸っこさ、どこかの誰かに似ているような………。

「♪まるまるゥおなかァ~♪」

 ……ああ、やっぱり……。
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デイム・アガサの小伝記。

2008-10-01 13:58:03 | ブックス
「あァ~、このひとォ、しッてるでスゥ~!
 こわいィ、おはなしをォ、たァ~くさんッかいたァひとでスよッ!」

 怖いお話し、ではなくて、素晴らしいミステリ、と言いなさい、テディちゃ。
 この御本のヒロインは《ミステリの女王》と呼ばれた御婦人ですよ!

「むぽッ、しつれいィしましたでスッ」

 はい、では改めて御紹介いたしましょう!
 本日の一冊はこちらです! どうぞ~!



         ―― ミステリーの生まれたところ ――


 
 著者は坂本康子さん、’04年12月に発行されました。
 副題に『NHKアガサ・クリスティー紀行』とあります。

「ふむゥ? なぜにィ、てれびィがッ?」

 2004年当時、クリスティーさんの作品がアニメ化され、
 NHKで放送されたんです。
 それに当たって、クリスティーさんの生涯、英国の風習などを紹介しようと、
 紀行番組が制作されました。
 この御本は、その紀行番組の内容を書籍化したものなんです。
 
 『はじめに』と題された冒頭の文には、
 意外な事実が書かれています。
 クリスティーさんについての資料は、
 『作品に関するもの以外は驚くほど少なかった』と。

「ほえェッ?」

 どうやら、著作はともかくとして、
 クリスティーさん個人のデータは世に知られていない、ようです。

「ゆうめいィじんッ、なのにィ?? わォッ?」

 ネーさもびっくりいたしました。
 タブロイド紙が盛んに売られていて、
 人気スポーツ選手や俳優さん、モデルさんたちのスキャンダルが
 賑々しく書き立てられる現在の英国とは、
 まるで、別の国の出来事のようです。

「……でもォ、こッちのほうがァ、いいィかもッ♪」

 そうですね。
 クリスティーさんが暮らしたのは、主に英国の南岸に近い地方でした。
 故郷は、南西部の静かな港町、トーキー。
 トーキーの西方には、ダートムア国立公園があります。

「だーとむあッ!
 ほーむずさんのォ、おはなしィにもォ、でてきたでスねッ!」

 まさに《ミステリの女王》が誕生するに相応しい土地だと言えましょうか。
 クリスティーさんは、遠く中東へも旅をした女性でしたが、
 英国以外の国に住み着くことはありませんでした。
 終(つい)の棲家となったのは、
 ロンドン近郊のウォリングフォードにあるウィンターブルックハウス……
 この家から程近いチョルジー村のセントメアリ教会に、
 デイム・アガサの墓所はあります――

 写真とともに辿る、偉大なる《女王》の生涯は、
 不思議と穏やかで、ゆるやな時間に包まれています。
 
 アニメは勘弁してほしいけどクリスティーさん大好き!(←これはネーさ)
 映画を観てポワロさんのファンになったわ!
 短編集が好き!戯曲が好き!
 いややっぱり超有名なあの作品が大好き~!というミステリファンさんに、
 お奨めですよ~!

「テディちゃはァ、ぽわろさんにィ、しんきんかんッ!」

 親近感? ポワロさんにですか? またなぜ?

「だッてェ、おなかがァ、ぷッくぷくゥ~♪」

 ………………見習うべきは、お腹じゃなくて頭脳ですっ。
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