テディちゃとネーさの読書雑記

ぬいぐるみの「テディちゃ」と養い親?「ネーさ」がナビする、新旧の様々な読書雑想と身辺記録です。

懐古?だけじゃない、パチリ!

2010-05-18 22:44:14 | ブックス
「ふァいッ! ちィーずゥ!」
「がるるっ!る!」(←訳:パチリっ!と!)

 はーい、目を閉じちゃったのでもう一度!行きますよ~!
 というような御経験はありませんか?
 こんにちは、ネーさです。

「こんにちわゥ、テディちゃでスゥ!」
「ぐるがる!」(←訳:虎です!)
「ネーさッ! ちーずゥ、おいしィでスねッ、もぐもぐゥ♪」

 ……テディちゃ、そのチーズは食べ物ではない……筈なんですけれど、
 と、とにかく、活字マニアさん、そしてチーズ好き、じゃなくて、
 お写真好きの皆さま、こちらを、どうぞ~!



               ―― 美の壺 クラシックカメラ ――


 
 編者はNHK『美の壺』制作班の皆さん、’10年1月に発行されました。
 現在も教育TVで大好評放送中の番組『美の壺』から生まれた御本です。

「ふむむゥ~、くらしかるなァ、かめらァ、でスかッ」
「ぐるがるぐるる!」(←訳:アナログってヤツだね!)

 クラシックカメラ――
 イマドキそんなのアナログじゃ~ん、
 もう滅びちゃったでしょ~、
 と、せせら笑う御方もいるのでしょうか。
 ですが、いえいえ、馬鹿にしてはなりませんよ。
 現在のデジタルカメラで使用されている技術の数々、
 レンズやシャッター、露出、焦点、などなど、
 すべてはクラシカルな、銀塩カメラの機能と性能を基礎にし、
 開発されてきたものです。
 
「げんてんッ、でスねッ!」
「がる~がるる!」(←訳:デジカメのパパだ!)

 デジタルカメラの父たるクラシックカメラを解剖するツボは、
 
 壱のツボ……手と一体化するかたち
 弐のツボ……名玉レンズに豊かな個性あり
 参のツボ……ボディーに纏った先端モードを楽しむ

 という三点です。
 また、『世界最初の写真撮影は8時間がかり』
 『《空気》を写した木村伊兵衛』
 などの読みものも愉快ですね!
 露出時間は8時間、なんて……気が遠くなる、とはこのこと!

「ねむくゥなッちゃうゥ~!」
「ぐるがるぐるる~!」(←訳:そんなにじっとしていられないよ!)

 最近は、ちょっと特殊な写真が撮れる♪ので
 トイカメラが人気なのだそうですね。
 そんなお話と考え合わせ、
 ライカ、コンタックス、
 イーストマン・コダックやツァイス・イコンといった
 美しいカメラ機器たちを眺めていると、
 思い出されるのは、映画『ローマの休日』!
 アン王女の冒険を隠し撮るのに使われていた
 小さなカメラは……可愛くて、オモチャのようでした♪

「あはッ♪
 ちびッこかめらァ、だったでスよゥ!」
「がるがるる!」(←訳:微笑ましいプチサイズ!)

 クラシックカメラ好きさん、
 洒落がわかるオシャレなアマチュアフォトグラファーさん、
 映画&写真が大好き!な御方におすすめの一冊です。
 昔のカメラが押入れのどこかで眠っているぞ…?という御方も、ぜひ!

「ふァいッ! ちィ~~~ズゥ!」
 
コメント
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