「こんにちわッ、テディちゃでス!
くるくるくるゥ~のォ、きんめだるゥ!」
「がるる!ぐっるるがる!」(←訳:虎です!すっごい回転!)
こんにちは、ネーさです。
ベルギーで行われている体操2013世界選手権の映像は圧巻ですね!
敢闘した選手さんたちに拍手を!
「ぱちぱちぱちィ!」
「ぐるるがぅるる!」(←訳:ナイスファイト!)
では、私たちも見事な着地めざして読書タ~イム!
本日は、こちらを、どうぞ~!

―― 時鐘の翼 ――
著者はルカ・マサーリさん、原著は1996年に、画像の日本語版は2013年に発行されました。
伊語原題は『I Biplani di d'Annunzio』、
『時鐘』は『じしょう』とお読みくださいね。
「むゥッ?? いたりあァ??」
「がるるるぐる?!?」(←訳:イタリアの本?!?)
ええ、著者・マサーリさんは、イタリアはトリノ生まれの作家さんです。
しかも、この御本は
イタリアのSF誌『ウラニア』主宰の長編コンテスト受賞作!
SFで、イタリアの御本で、というのは
日本の出版界ではけっこう珍しいわね♪
「いたりあァえすえふゥ! わくわくゥでスゥ!」
「ぐるるがるがるる?」(←訳:どんなお話だろう?)
イタリアのSFって、とっつきにくそう~…
そんな風に警戒してしまう活字マニアさんも、
読み始めてほどなく、
あれッ?
と思うことでしょう。
シュターケン?
ツェッペリン?
カプローニ?
どこかで聞いたような……?
「それはァ、もしやッ!」
「がるぐるる!」(←訳:あの映画の!)
ええ、宮崎駿さんの映画『風立ちぬ』に登場していましたね、
イタリアの航空技術者ジョヴァンニ・バッチスタ・カプローニ伯爵(1886~1957)!
(カプロニ、と表記されることもあります)
この御本では、カプローニ飛行艇がバンバン飛び、
主人公さんと一緒に大活躍もいたしますよ!
時代的には、そうね、
『紅の豚』と完全にかぶってもいます!
「なんだかァ、いめーじィがァ~…」
「ぐるるるる!」(←訳:湧いてきた!)
1921年11月。
大戦争による混乱が続くヨーロッパ、
北アドリア海の上を
シュターケン機の編隊が飛行していました。
マッテオ・カンピーニ大尉が操縦しているのも
そのうちの一機です。
巨大な複葉機が目指すのは、敵国、イタリア――
「あれッ? あれれッ?」
「がるっるぐる!」(←訳:それってヘン!)
そう、ヘンなのです。
第一次世界大戦は1914年~1918年、でしょ?
なぜ1921年にシュターケン機が、
それも爆撃の装備を積んだ大型機の編隊が
夜闇に隠れて飛行しているのでしょう?
どうやら、御本の中の世界は
私たちのこの世界とは
違った歴史を歩んでいるらしい……?
しかし、当然のことながら、
機を操縦するカンピーニ大尉はそれを知りません。
シュターケン機はカンピーニ大尉を
いったいどんな未来へ連れてゆくのか……?
「れきしがァ、かわるゥ?」
「ぐるがる?」(←訳:時間SF?)
世界大戦とヨーロッパの歴史、当時の政治情勢、と
日本人にはちょっと分かりにくい部分が
物語の重要な要素になっているのですけれど、
スタジオジブリ作品で鍛えられた活字マニアさんなら、
きっと大丈夫!
カプローニ機が大役を果たす稀有なSF作品、
ぜひとも、読破しちゃってくださいね!
「ぽるこさんもォ、だしてェ~!」
「がるるぐる!」(←訳:それはムリ!)
くるくるくるゥ~のォ、きんめだるゥ!」
「がるる!ぐっるるがる!」(←訳:虎です!すっごい回転!)
こんにちは、ネーさです。
ベルギーで行われている体操2013世界選手権の映像は圧巻ですね!
敢闘した選手さんたちに拍手を!
「ぱちぱちぱちィ!」
「ぐるるがぅるる!」(←訳:ナイスファイト!)
では、私たちも見事な着地めざして読書タ~イム!
本日は、こちらを、どうぞ~!

―― 時鐘の翼 ――
著者はルカ・マサーリさん、原著は1996年に、画像の日本語版は2013年に発行されました。
伊語原題は『I Biplani di d'Annunzio』、
『時鐘』は『じしょう』とお読みくださいね。
「むゥッ?? いたりあァ??」
「がるるるぐる?!?」(←訳:イタリアの本?!?)
ええ、著者・マサーリさんは、イタリアはトリノ生まれの作家さんです。
しかも、この御本は
イタリアのSF誌『ウラニア』主宰の長編コンテスト受賞作!
SFで、イタリアの御本で、というのは
日本の出版界ではけっこう珍しいわね♪
「いたりあァえすえふゥ! わくわくゥでスゥ!」
「ぐるるがるがるる?」(←訳:どんなお話だろう?)
イタリアのSFって、とっつきにくそう~…
そんな風に警戒してしまう活字マニアさんも、
読み始めてほどなく、
あれッ?
と思うことでしょう。
シュターケン?
ツェッペリン?
カプローニ?
どこかで聞いたような……?
「それはァ、もしやッ!」
「がるぐるる!」(←訳:あの映画の!)
ええ、宮崎駿さんの映画『風立ちぬ』に登場していましたね、
イタリアの航空技術者ジョヴァンニ・バッチスタ・カプローニ伯爵(1886~1957)!
(カプロニ、と表記されることもあります)
この御本では、カプローニ飛行艇がバンバン飛び、
主人公さんと一緒に大活躍もいたしますよ!
時代的には、そうね、
『紅の豚』と完全にかぶってもいます!
「なんだかァ、いめーじィがァ~…」
「ぐるるるる!」(←訳:湧いてきた!)
1921年11月。
大戦争による混乱が続くヨーロッパ、
北アドリア海の上を
シュターケン機の編隊が飛行していました。
マッテオ・カンピーニ大尉が操縦しているのも
そのうちの一機です。
巨大な複葉機が目指すのは、敵国、イタリア――
「あれッ? あれれッ?」
「がるっるぐる!」(←訳:それってヘン!)
そう、ヘンなのです。
第一次世界大戦は1914年~1918年、でしょ?
なぜ1921年にシュターケン機が、
それも爆撃の装備を積んだ大型機の編隊が
夜闇に隠れて飛行しているのでしょう?
どうやら、御本の中の世界は
私たちのこの世界とは
違った歴史を歩んでいるらしい……?
しかし、当然のことながら、
機を操縦するカンピーニ大尉はそれを知りません。
シュターケン機はカンピーニ大尉を
いったいどんな未来へ連れてゆくのか……?
「れきしがァ、かわるゥ?」
「ぐるがる?」(←訳:時間SF?)
世界大戦とヨーロッパの歴史、当時の政治情勢、と
日本人にはちょっと分かりにくい部分が
物語の重要な要素になっているのですけれど、
スタジオジブリ作品で鍛えられた活字マニアさんなら、
きっと大丈夫!
カプローニ機が大役を果たす稀有なSF作品、
ぜひとも、読破しちゃってくださいね!
「ぽるこさんもォ、だしてェ~!」
「がるるぐる!」(←訳:それはムリ!)