「こんにちわッ、テディちゃでスッ!
ひゃァッ! くるくるゥ!」
「がるる!ぐーるがるるっ??」(←訳:虎です!パーマですかっ??)
こんにちは、ネーさです。
んまぁ!先ほど何気なくTVを観ていてビックリ!
『くるり』のヴォーカル・岸田さんのアタマが
くるくるパーマになっちゃってるわ!
うわあ!いつの間に!別人じゃん!……と打ちのめされた後は
読書タイムで自分を取り戻しましょう。
本日は、えっとぉ、こちらを、どうぞ~!
―― 刑事の子 ――
著者は宮部みゆきさん、
1990年に刊行された『東京殺人景色』が2011年に『刑事の子』と改題され、
2013年9月に画像の文庫版が発行されました。
先日は今年2013年刊行の『桜ほうさら』を御紹介しましたが、
この御本は、1987年にデビューした宮部さんの初期の作品、と
位置づけられる作品ですね。
「でもォ、したまちィでス!」
「ぐるるるぅ!」(←訳:本所ですぅ!)
ええ、物語の舞台は、
東京都江東区――
お江戸の時代は、本所深川、と呼ばれて
宮部さんの他の作品にもたびたび登場する一帯に当たります。
そのためでしょうか、
宮部さんのファンの方々はすんなりと入ってゆける、
馴染みがあり、懐かしくもある土地柄なのですが。
主人公の八木沢順(やぎさわ・じゅん)くんにとっては
“ものめずらしい”場所なのでした。
よその町で育った順くん、
下町を知らないのです。
「ふむふむゥ、とうきょうゥはァ~」
「がっるるぐるぐる!」(←訳:けっこう広いもん!)
手頃な家を見つけて、
お父さんとふたり、この江東区に越してきた中学生の順くん、
家政婦のハナさんから
奇妙なウワサを聞かされます。
或る家で、ひと殺しがあった――
若い娘さんが殺されたらしい、
というウワサを。
「うわわァ~! やだよゥ~!」
「ぐるるぅ!」(←訳:怖いよぅ!)
近所に住む友人・慎吾(しんご)くんに確かめてみれば、
どうやらそのウワサ、
想像以上に広まっているようです。
「ただのォ、うわさァ、でスかッ?」
「がるがるぅ~…?」(←訳:それともぉ~…?)
順くんのお父さんは、警察の、刑事さん。
家政婦のハナさんも
そこを見込んで順くんにウワサの存在を報せたのです。
ウワサはウワサに過ぎないのか、
ウワサの裏に何らかの事実が潜んでいるのか、
順くんと慎吾くんは
少年探偵団的行動に踏み出すのですが……
「きッ、きけんでスよゥ!」
「ぐるるる!」(←訳:止めた方が!)
やがて、
順くんのお父さんが捜査に携わっている事件と、
順くんと慎吾くんが調べているウワサの真偽とがリンクし、
事態はもはや手に負えぬ大事(おおごと)に――
「どうしようゥ!」
「がるるぐる!」(←訳:ピンチだよ!)
大人気作家・宮部さんのホームグラウンドに展開する、
硬質でありながらエンタ度の高いミステリは
宮部さんの作品をまだ読んだことがない方々にも
おすすめです♪
順くんと同じお年頃の中学生さん&高校生さん、
ぜひ読んでみてくださいね~!
ひゃァッ! くるくるゥ!」
「がるる!ぐーるがるるっ??」(←訳:虎です!パーマですかっ??)
こんにちは、ネーさです。
んまぁ!先ほど何気なくTVを観ていてビックリ!
『くるり』のヴォーカル・岸田さんのアタマが
くるくるパーマになっちゃってるわ!
うわあ!いつの間に!別人じゃん!……と打ちのめされた後は
読書タイムで自分を取り戻しましょう。
本日は、えっとぉ、こちらを、どうぞ~!
―― 刑事の子 ――
著者は宮部みゆきさん、
1990年に刊行された『東京殺人景色』が2011年に『刑事の子』と改題され、
2013年9月に画像の文庫版が発行されました。
先日は今年2013年刊行の『桜ほうさら』を御紹介しましたが、
この御本は、1987年にデビューした宮部さんの初期の作品、と
位置づけられる作品ですね。
「でもォ、したまちィでス!」
「ぐるるるぅ!」(←訳:本所ですぅ!)
ええ、物語の舞台は、
東京都江東区――
お江戸の時代は、本所深川、と呼ばれて
宮部さんの他の作品にもたびたび登場する一帯に当たります。
そのためでしょうか、
宮部さんのファンの方々はすんなりと入ってゆける、
馴染みがあり、懐かしくもある土地柄なのですが。
主人公の八木沢順(やぎさわ・じゅん)くんにとっては
“ものめずらしい”場所なのでした。
よその町で育った順くん、
下町を知らないのです。
「ふむふむゥ、とうきょうゥはァ~」
「がっるるぐるぐる!」(←訳:けっこう広いもん!)
手頃な家を見つけて、
お父さんとふたり、この江東区に越してきた中学生の順くん、
家政婦のハナさんから
奇妙なウワサを聞かされます。
或る家で、ひと殺しがあった――
若い娘さんが殺されたらしい、
というウワサを。
「うわわァ~! やだよゥ~!」
「ぐるるぅ!」(←訳:怖いよぅ!)
近所に住む友人・慎吾(しんご)くんに確かめてみれば、
どうやらそのウワサ、
想像以上に広まっているようです。
「ただのォ、うわさァ、でスかッ?」
「がるがるぅ~…?」(←訳:それともぉ~…?)
順くんのお父さんは、警察の、刑事さん。
家政婦のハナさんも
そこを見込んで順くんにウワサの存在を報せたのです。
ウワサはウワサに過ぎないのか、
ウワサの裏に何らかの事実が潜んでいるのか、
順くんと慎吾くんは
少年探偵団的行動に踏み出すのですが……
「きッ、きけんでスよゥ!」
「ぐるるる!」(←訳:止めた方が!)
やがて、
順くんのお父さんが捜査に携わっている事件と、
順くんと慎吾くんが調べているウワサの真偽とがリンクし、
事態はもはや手に負えぬ大事(おおごと)に――
「どうしようゥ!」
「がるるぐる!」(←訳:ピンチだよ!)
大人気作家・宮部さんのホームグラウンドに展開する、
硬質でありながらエンタ度の高いミステリは
宮部さんの作品をまだ読んだことがない方々にも
おすすめです♪
順くんと同じお年頃の中学生さん&高校生さん、
ぜひ読んでみてくださいね~!