「こんにちわッ、テディちゃでス!
わはァ! さばくにィ、ゆきッ!」
「がるる!ぐるるる~!」(←訳:虎です!嘘みたい~!)
こんにちは、ネーさです。
エジプトで122年ぶりに降雪!というニュースを見てビックリ!
欧州はひどい寒波に襲われているようですね。
ここ日本もたいそう冷え込んでいますが、
さあ、読書タイムでホッと温まりましょう♪
本日は、こちらの写真集を、どうぞ~!

―― イーハトーブ・ガーデン ――
文・写真は赤田秀子(あかだ・ひでこ)さん、2013年9月に発行されました。
『――宮沢賢治が愛した樹木や草花』と副題が付されています。
冬の訪れとともに、
いよいよ天高く輝きわたり
私たちの目を惹きつけるのは、やはり、オリオン座でしょうか。
そして、オリオンといえば、
宮沢賢治さんの
『星めぐりの歌』!
「ふァいッ、テディちゃ、うたえまスゥ!」
「ぐるるがるるる!」(←訳:ボクも歌えるよ!)
賢治さんが作詞作曲した『星めぐりの歌』には
さそり、わし、子いぬ、へび……と
オリオン以外にも
星座の名前が歌われていますし、
そもそも、
賢治さんの作品には
天象・気象の用語が頻々と書き込まれたり、
或いは気象状況――風や雪そのものが
小説の主題になっている場合もありますね。
主題ではなく主役、といってもいいかもしれないわ。
「どッどどどどゥ!」
「がるるぐる~!」(←訳:大風が吹く~!)
星の世界をめぐり、
雨風の狭間を駆け抜ける合間に、
賢治さんは“地上の星”にも
しっかりと目を留めていました。
この御本では、
第一章が《早春から春へ》
第二章は《初夏》
第三章は《真夏》
第四章では《秋へ》
と、四つの章ごとに
賢治さんの作品に登場する樹木・草花が、
詩歌・童話や小説の一節、
また美しい写真も併せて掲載されています。
「さいみつゥしゃしんッ!」
「ぐるるがるるぐる!」(←訳:お花ににじり寄り!)
御本の表紙になっているのは
早春のヤナギ、です。
《早春から春へ》では、他に、カタクリ、サクラ、ゲンゲ(蓮華草)……
《初夏》では、ホタルカズラ、チーゼル(ラシャカキグサ)、オニグルミ(鬼胡桃)……
《真夏》では、ハス、スイレン、ミヤマウイキョウ、ゲンノショウコ(現の証拠)……
《秋へ》では、ツリガネニンジン、ヌスビトハギ(盗人萩)、リンドウ……
「うんうんッ、どのおはなもォ、でてくるでス!」
「がるがるるぐるる!」(←訳:賢治さんの作品に!)
瑞々しい草花たちの写真に見入った後は、
巻末のあとがきもお読みくださいね。
著者・赤田さんの抱く樹草花への、
そして宮沢賢治さんへの敬愛が伝わってくる素晴らしい文章です!
「みどりのォ、のやまはッ」
「ぐるるるる!」(←訳:われらの宝!)
すべての活字マニアさんにおすすめしたいこの御本、
書店さんの写真集やアート本コーナーで探してみてくださいな♪
わはァ! さばくにィ、ゆきッ!」
「がるる!ぐるるる~!」(←訳:虎です!嘘みたい~!)
こんにちは、ネーさです。
エジプトで122年ぶりに降雪!というニュースを見てビックリ!
欧州はひどい寒波に襲われているようですね。
ここ日本もたいそう冷え込んでいますが、
さあ、読書タイムでホッと温まりましょう♪
本日は、こちらの写真集を、どうぞ~!

―― イーハトーブ・ガーデン ――
文・写真は赤田秀子(あかだ・ひでこ)さん、2013年9月に発行されました。
『――宮沢賢治が愛した樹木や草花』と副題が付されています。
冬の訪れとともに、
いよいよ天高く輝きわたり
私たちの目を惹きつけるのは、やはり、オリオン座でしょうか。
そして、オリオンといえば、
宮沢賢治さんの
『星めぐりの歌』!
「ふァいッ、テディちゃ、うたえまスゥ!」
「ぐるるがるるる!」(←訳:ボクも歌えるよ!)
賢治さんが作詞作曲した『星めぐりの歌』には
さそり、わし、子いぬ、へび……と
オリオン以外にも
星座の名前が歌われていますし、
そもそも、
賢治さんの作品には
天象・気象の用語が頻々と書き込まれたり、
或いは気象状況――風や雪そのものが
小説の主題になっている場合もありますね。
主題ではなく主役、といってもいいかもしれないわ。
「どッどどどどゥ!」
「がるるぐる~!」(←訳:大風が吹く~!)
星の世界をめぐり、
雨風の狭間を駆け抜ける合間に、
賢治さんは“地上の星”にも
しっかりと目を留めていました。
この御本では、
第一章が《早春から春へ》
第二章は《初夏》
第三章は《真夏》
第四章では《秋へ》
と、四つの章ごとに
賢治さんの作品に登場する樹木・草花が、
詩歌・童話や小説の一節、
また美しい写真も併せて掲載されています。
「さいみつゥしゃしんッ!」
「ぐるるがるるぐる!」(←訳:お花ににじり寄り!)
御本の表紙になっているのは
早春のヤナギ、です。
《早春から春へ》では、他に、カタクリ、サクラ、ゲンゲ(蓮華草)……
《初夏》では、ホタルカズラ、チーゼル(ラシャカキグサ)、オニグルミ(鬼胡桃)……
《真夏》では、ハス、スイレン、ミヤマウイキョウ、ゲンノショウコ(現の証拠)……
《秋へ》では、ツリガネニンジン、ヌスビトハギ(盗人萩)、リンドウ……
「うんうんッ、どのおはなもォ、でてくるでス!」
「がるがるるぐるる!」(←訳:賢治さんの作品に!)
瑞々しい草花たちの写真に見入った後は、
巻末のあとがきもお読みくださいね。
著者・赤田さんの抱く樹草花への、
そして宮沢賢治さんへの敬愛が伝わってくる素晴らしい文章です!
「みどりのォ、のやまはッ」
「ぐるるるる!」(←訳:われらの宝!)
すべての活字マニアさんにおすすめしたいこの御本、
書店さんの写真集やアート本コーナーで探してみてくださいな♪