「こんにちわッ、テディちゃでス!
うめがァ、さきましたでス!」
「がるる!ぐるるるがるー?」(←訳:虎です!サクラはまだー?)
こんにちは、ネーさです。
今日、横浜では梅の開花が観測されたそうですよ♪
桜の花はいつ頃かなぁ~?と首を長くしながら、
本日の読書タイムは“春の旅行シーズン”が恋しくなる一冊を、
さあ、どうぞ~!
―― イギリス鉄道でめぐるファンタジーの旅 ――
著者は河野友見(こうの・ゆみ)さん、2014年7月に発行されました。
日本と同じように、鉄道網が島を覆っている国――英国の旅へ、
はい、チケットを握りしめて、出発~!
「えきべんッ、ありまスかッ?」
「ぐるーるる?」(←訳:デザートは?)
あのですね、駅弁の心配より、
どこに向かっているかってことを気にしてくださいな。
御本の題名に、ファンタジー、とありますから、
目的地はファンタジー小説や、
おとぎ話の舞台となった土地……かと予想しますが、
これは、どちらかというと
英文学好きな大人の活字マニアさん向けの旅、ですね。
「もぐッ!(←サンドイッチ頬張り中)
あれにィ、みゆるはァ~」
「がーるるるる!」(←訳:プーさんの森!)
おお、あれはアッシュダウンの森ですね。
南イングランド、ハートフィールド村に濃い緑の影を作っているのは、
劇作家・小説家・詩人のA・A・ミルンの一家と
くまのプーさんたち暮らした美しい森。
「まほうのォもりッ、でスゥ!」
「ぐるるる!」(←訳:名所だね!)
著者・河野さんおすすめの
ブリットレイルパスを駆使して次に向かうのは
ピーターラビットくんの住処・湖水地方。
そこからスtラトフォード・アポン・エイヴォンへと回れば、
W・シェイクスピアさんの家と、
ゆるやかに流れるエイヴォン川が。
「いしづくりのォ、まちィ!」
「がるぐるる!」(←訳:昔のままだ!)
オックスフォード、
スコットランド、
ネス湖、と旅が続く中で
ちょっと変わり種なのは
ロチェスターという町です。
ロンドンから東南東へ、鉄道で1時間と少し。
ロチェスターRochesterは
文豪チャールズ・ディケンズさんの生地。
ディケンズさんは、日本でいうなら
夏目漱石さんのような存在でしょうか。
近代の英文学を拓いた大作家――
《物語》という形を確立させた偉大な語り手にして、
英国人にこよなく愛されるユニークなお人柄。
『クリスマス・キャロル』も『オリヴァー・ツイスト』も
『二都物語』も『大いなる遺産』も
いまも現役でガンバってます♪
「あァ~もうゥしゅうてんだァ~…」
「ぐるがるぅ?」(←訳:ここどこぉ?)
ロチェスターから、
英国鉄道旅の終点となるロンドンへ。
ディケンズさん、
そして我らがホームズさんも住んだ首都のパブ巡りは
長旅でお腹ペコペコになった
食いしん坊さんにうってつけですね。
窓の外を見やれば、
ほら、ケンジントンガーデンの上に夕焼けが……。
「むむゥ! なにかがァ~、でてきそうなッ?」
「ネッシー?」(←訳:?)
「そッちじゃないィよゥ~!」
冬の日本にいながら、
想像力を刺激される文章と写真で
しばしの異国逍遥を、
皆さま、お楽しみあれ♪
うめがァ、さきましたでス!」
「がるる!ぐるるるがるー?」(←訳:虎です!サクラはまだー?)
こんにちは、ネーさです。
今日、横浜では梅の開花が観測されたそうですよ♪
桜の花はいつ頃かなぁ~?と首を長くしながら、
本日の読書タイムは“春の旅行シーズン”が恋しくなる一冊を、
さあ、どうぞ~!
―― イギリス鉄道でめぐるファンタジーの旅 ――
著者は河野友見(こうの・ゆみ)さん、2014年7月に発行されました。
日本と同じように、鉄道網が島を覆っている国――英国の旅へ、
はい、チケットを握りしめて、出発~!
「えきべんッ、ありまスかッ?」
「ぐるーるる?」(←訳:デザートは?)
あのですね、駅弁の心配より、
どこに向かっているかってことを気にしてくださいな。
御本の題名に、ファンタジー、とありますから、
目的地はファンタジー小説や、
おとぎ話の舞台となった土地……かと予想しますが、
これは、どちらかというと
英文学好きな大人の活字マニアさん向けの旅、ですね。
「もぐッ!(←サンドイッチ頬張り中)
あれにィ、みゆるはァ~」
「がーるるるる!」(←訳:プーさんの森!)
おお、あれはアッシュダウンの森ですね。
南イングランド、ハートフィールド村に濃い緑の影を作っているのは、
劇作家・小説家・詩人のA・A・ミルンの一家と
くまのプーさんたち暮らした美しい森。
「まほうのォもりッ、でスゥ!」
「ぐるるる!」(←訳:名所だね!)
著者・河野さんおすすめの
ブリットレイルパスを駆使して次に向かうのは
ピーターラビットくんの住処・湖水地方。
そこからスtラトフォード・アポン・エイヴォンへと回れば、
W・シェイクスピアさんの家と、
ゆるやかに流れるエイヴォン川が。
「いしづくりのォ、まちィ!」
「がるぐるる!」(←訳:昔のままだ!)
オックスフォード、
スコットランド、
ネス湖、と旅が続く中で
ちょっと変わり種なのは
ロチェスターという町です。
ロンドンから東南東へ、鉄道で1時間と少し。
ロチェスターRochesterは
文豪チャールズ・ディケンズさんの生地。
ディケンズさんは、日本でいうなら
夏目漱石さんのような存在でしょうか。
近代の英文学を拓いた大作家――
《物語》という形を確立させた偉大な語り手にして、
英国人にこよなく愛されるユニークなお人柄。
『クリスマス・キャロル』も『オリヴァー・ツイスト』も
『二都物語』も『大いなる遺産』も
いまも現役でガンバってます♪
「あァ~もうゥしゅうてんだァ~…」
「ぐるがるぅ?」(←訳:ここどこぉ?)
ロチェスターから、
英国鉄道旅の終点となるロンドンへ。
ディケンズさん、
そして我らがホームズさんも住んだ首都のパブ巡りは
長旅でお腹ペコペコになった
食いしん坊さんにうってつけですね。
窓の外を見やれば、
ほら、ケンジントンガーデンの上に夕焼けが……。
「むむゥ! なにかがァ~、でてきそうなッ?」
「ネッシー?」(←訳:?)
「そッちじゃないィよゥ~!」
冬の日本にいながら、
想像力を刺激される文章と写真で
しばしの異国逍遥を、
皆さま、お楽しみあれ♪