「こんにちわッ、テディちゃでス!
ぴよぴよッ!」
「がるる!ぐるるるるがる!」(←訳:虎です!ぴよぴよの大群!)
こんにちは、ネーさです。
auのCMシリーズ、いいですねえ♪
桃太郎さんに庇護のもと、
すくすく育つ雉のピヨっ子ちゃんたちの映像にはココロ和みます。
本日の読書タイムでも、
或るお父さんと息子さんが大きく羽ばたいてゆく一冊を、さあ、どうぞ~!
―― スコット親子、日本を駆ける ――
著者はチャールズ・R・スコットさん、2015年1月に発行されました。
英語原題は『RISING SON A Father and Son's Bike Adventure across Japan』、
『父と息子の自転車縦断4000キロ』と日本語副題が付されています。
「よんせんきろッ!」
「ぐるるる!」(←訳:自転車で!)
前回・前々回記事ではフィクション作品を御紹介いたしましたが、
こちらはノンフィクション!
書名からもその凄さは一目瞭然ですね。
自転車で!
日本縦断4000キロの旅!
しかも“相棒”たるショウくんは、
お母さんと離れて長旅などしたことがない八歳の少年です。
「テディちゃにはァ~むりィ~…」
「がるるるぐる~…」(←訳:ボクにも無理~…)
ええ、誰もがそう思います。
ムリだろ、って。
実は、著者・スコットさん御自身も
成功を危ぶんでいたのです。
リスク、不安、予想されるさまざまな障害……
実現可能なのだろうか。
「それでもォ~…」
「ぐるがるぐる!」(←訳:突き進むのだ!)
御本の冒頭で驚かされることは、
米国では長期休暇の取得が簡単でない、という事実です。
長い休暇がない、って
日本の話じゃなくてアメリカで?
と、耳目を疑いたくなりますけど、
スコットさん、一流企業の幹部職員でありながら、
上役や社長の認可がないと
自由に休暇を取れない……
もし、許可が下りなかったら、
クビになっちゃう?
「えええェッ??」
「がるるぅ!」(←訳:そんなぁ!)
そこまでして、
そこまでの覚悟をして、
キツい自転車旅に出たいのは、なぜなんでしょう?
絵に描いたようなエリートの生活――
私たちも名を知る世界的な企業で高サラリーを得、
日本人の奥さまは国連の職員、
郊外の邸宅、二台の車、
NY中心部にもアパートメントを借りる豊かな生活。
これで、いいのか?
「なにかがァ、たりないィ?」
「ぐるるがるる?」(←訳:大事な何かが?)
職を失う危険か。
それとも、
我が子たちとともに過ごす時間を選ぶのか。
貴重な子ども時代は、あっという間に過ぎ去ってしまう。
忙しいだけの人生で、いいのか?
「よくないィ~でス!」
「がっるるぐる!」(←訳:だったら旅だ!)
困難を乗り越え、
自転車旅行のスタートラインに立つスコットさん一家のその後は、
敢えてここには記さないでおきます。
はたして、旅は少年ショウくんにとって宝物となったのか、
それとも……?
「さいこうのォたびにィ!」
「ぐるるがるるる!」(←訳:なるといいなあ!)
ちょうどいま、たくさんの方々が日本観光にいらしているようですね。
国籍も性別も年齢も超えて、
どうか、この国の旅が良い思い出になりますように――
ぴよぴよッ!」
「がるる!ぐるるるるがる!」(←訳:虎です!ぴよぴよの大群!)
こんにちは、ネーさです。
auのCMシリーズ、いいですねえ♪
桃太郎さんに庇護のもと、
すくすく育つ雉のピヨっ子ちゃんたちの映像にはココロ和みます。
本日の読書タイムでも、
或るお父さんと息子さんが大きく羽ばたいてゆく一冊を、さあ、どうぞ~!
―― スコット親子、日本を駆ける ――
著者はチャールズ・R・スコットさん、2015年1月に発行されました。
英語原題は『RISING SON A Father and Son's Bike Adventure across Japan』、
『父と息子の自転車縦断4000キロ』と日本語副題が付されています。
「よんせんきろッ!」
「ぐるるる!」(←訳:自転車で!)
前回・前々回記事ではフィクション作品を御紹介いたしましたが、
こちらはノンフィクション!
書名からもその凄さは一目瞭然ですね。
自転車で!
日本縦断4000キロの旅!
しかも“相棒”たるショウくんは、
お母さんと離れて長旅などしたことがない八歳の少年です。
「テディちゃにはァ~むりィ~…」
「がるるるぐる~…」(←訳:ボクにも無理~…)
ええ、誰もがそう思います。
ムリだろ、って。
実は、著者・スコットさん御自身も
成功を危ぶんでいたのです。
リスク、不安、予想されるさまざまな障害……
実現可能なのだろうか。
「それでもォ~…」
「ぐるがるぐる!」(←訳:突き進むのだ!)
御本の冒頭で驚かされることは、
米国では長期休暇の取得が簡単でない、という事実です。
長い休暇がない、って
日本の話じゃなくてアメリカで?
と、耳目を疑いたくなりますけど、
スコットさん、一流企業の幹部職員でありながら、
上役や社長の認可がないと
自由に休暇を取れない……
もし、許可が下りなかったら、
クビになっちゃう?
「えええェッ??」
「がるるぅ!」(←訳:そんなぁ!)
そこまでして、
そこまでの覚悟をして、
キツい自転車旅に出たいのは、なぜなんでしょう?
絵に描いたようなエリートの生活――
私たちも名を知る世界的な企業で高サラリーを得、
日本人の奥さまは国連の職員、
郊外の邸宅、二台の車、
NY中心部にもアパートメントを借りる豊かな生活。
これで、いいのか?
「なにかがァ、たりないィ?」
「ぐるるがるる?」(←訳:大事な何かが?)
職を失う危険か。
それとも、
我が子たちとともに過ごす時間を選ぶのか。
貴重な子ども時代は、あっという間に過ぎ去ってしまう。
忙しいだけの人生で、いいのか?
「よくないィ~でス!」
「がっるるぐる!」(←訳:だったら旅だ!)
困難を乗り越え、
自転車旅行のスタートラインに立つスコットさん一家のその後は、
敢えてここには記さないでおきます。
はたして、旅は少年ショウくんにとって宝物となったのか、
それとも……?
「さいこうのォたびにィ!」
「ぐるるがるるる!」(←訳:なるといいなあ!)
ちょうどいま、たくさんの方々が日本観光にいらしているようですね。
国籍も性別も年齢も超えて、
どうか、この国の旅が良い思い出になりますように――