「こんにちわッ、テディちゃでス!
しゅッ、しゅッ、しゃどーぼくしんぐゥ!」
「がるる!ぐるぐる!」(←訳:虎です!腹筋背筋!)
こんにちは、ネーさです。
カンカンカーン!(←ゴングの音?)
前回記事では《剣》をテーマにした怪談を御紹介いたしました。
本日の読書タイムでは、主人公さんたちの拠りどころとなるのは
《拳闘》――ボクシング!
さあ、こちらを、どうぞ~!
―― キング誕生 ――
著者は石田衣良(いしだ・いら)さん、2014年9月に発行されました。
『池袋ウエストゲートパーク青春篇』と副題が付されています。
「わほッ♪ まことくんだァ~♪」
「ぐるるがるる!」(←訳:タカシくんだ!)
《池袋ウエストゲートパーク》シリーズ。
IWGPと略記されることもありますね、
著者・石田さんの大ブレイクのきっかけともなった
大人気のシリーズです。
「てれびィでもォ、にんきィでしたでス!」
「がるるぐぅるる!」(←訳:伝説のキャスト!)
『池袋ウエストゲートパーク』に始まる第一作から
第十作目の『PRIDE ――プライド』で
シリーズ第1期は完結、という形になっていますが、
この御本『キング誕生』では番外編、
IWGP第一作以前の、
マコトくん&タカシくんの“青春”時代を描かれています。
都立豊島工業高校に通う
真島誠(まじま・まこと)ことマコトくん、
安藤崇(あんどう・たかし)ことタカシくん、
そしてタカシくんの兄の猛(たける)くん。
「たかしくんのォ、おにィちゃん、でスかァ?」
「ぐるるがる!」(←訳:新登場だね!)
IWGPの愛読者さんは、もうよく御存知ですよね。
氷のキング、池袋G(ギャング)ボーイズの王、といえば、
タカシくんのことです。
キングの地位に、
タカシくんはどうやって上っていったのか。
そこには、優秀なボクサーである兄タケルくんと弟タカシくんの
悲しい結びつきがありました。
兄から弟への、
約束であり、遺言――
それが、キングの地位と、ボクシング。
「ぼくしんぐゥがァ?」
「がるっ??」(←訳:遺言っ??)
ボクシングと不良少年たちを主題とするフィクション作品といえば、
誰しも思い浮かべるでしょう。
『あしたのジョー』――
ボクシングにすべてを捧げ、
少年院から外の世界へ、光の世界へ、
駆けのぼっていったジョーとリキイシの、
生命の限りを尽くした物語を。
タケルくんとタカシくんも、
全力で闘います。
どこかにあるはずの、明るい世界、
青い空がひろがっているはずの世界を目指し、夢見て。
不幸なことに、
彼らにまとわりつく闇は
ジョーとリキイシたちを囲むそれより
暗かったのですが。
「それでもォ、あしたにィむかッてェ!」
「ぐるがるる!」(←訳:立ち上がれ!)
感傷にふちどられた優しい日々を回想するマコトくんの
詩人っぷりが“救い”となって
少年たちの暗路を照らします。
拳で闘うだけじゃない、
別の闘い方もあるだろう?と。
「たけしくんもォまことくんもォ~」
「がるるがっるぐるるるがっるぐる!」(←訳:最高にカッコわるくてカッコいい!)
IWGPシリーズを未読の御方も、ぜひ♪
しゅッ、しゅッ、しゃどーぼくしんぐゥ!」
「がるる!ぐるぐる!」(←訳:虎です!腹筋背筋!)
こんにちは、ネーさです。
カンカンカーン!(←ゴングの音?)
前回記事では《剣》をテーマにした怪談を御紹介いたしました。
本日の読書タイムでは、主人公さんたちの拠りどころとなるのは
《拳闘》――ボクシング!
さあ、こちらを、どうぞ~!
―― キング誕生 ――
著者は石田衣良(いしだ・いら)さん、2014年9月に発行されました。
『池袋ウエストゲートパーク青春篇』と副題が付されています。
「わほッ♪ まことくんだァ~♪」
「ぐるるがるる!」(←訳:タカシくんだ!)
《池袋ウエストゲートパーク》シリーズ。
IWGPと略記されることもありますね、
著者・石田さんの大ブレイクのきっかけともなった
大人気のシリーズです。
「てれびィでもォ、にんきィでしたでス!」
「がるるぐぅるる!」(←訳:伝説のキャスト!)
『池袋ウエストゲートパーク』に始まる第一作から
第十作目の『PRIDE ――プライド』で
シリーズ第1期は完結、という形になっていますが、
この御本『キング誕生』では番外編、
IWGP第一作以前の、
マコトくん&タカシくんの“青春”時代を描かれています。
都立豊島工業高校に通う
真島誠(まじま・まこと)ことマコトくん、
安藤崇(あんどう・たかし)ことタカシくん、
そしてタカシくんの兄の猛(たける)くん。
「たかしくんのォ、おにィちゃん、でスかァ?」
「ぐるるがる!」(←訳:新登場だね!)
IWGPの愛読者さんは、もうよく御存知ですよね。
氷のキング、池袋G(ギャング)ボーイズの王、といえば、
タカシくんのことです。
キングの地位に、
タカシくんはどうやって上っていったのか。
そこには、優秀なボクサーである兄タケルくんと弟タカシくんの
悲しい結びつきがありました。
兄から弟への、
約束であり、遺言――
それが、キングの地位と、ボクシング。
「ぼくしんぐゥがァ?」
「がるっ??」(←訳:遺言っ??)
ボクシングと不良少年たちを主題とするフィクション作品といえば、
誰しも思い浮かべるでしょう。
『あしたのジョー』――
ボクシングにすべてを捧げ、
少年院から外の世界へ、光の世界へ、
駆けのぼっていったジョーとリキイシの、
生命の限りを尽くした物語を。
タケルくんとタカシくんも、
全力で闘います。
どこかにあるはずの、明るい世界、
青い空がひろがっているはずの世界を目指し、夢見て。
不幸なことに、
彼らにまとわりつく闇は
ジョーとリキイシたちを囲むそれより
暗かったのですが。
「それでもォ、あしたにィむかッてェ!」
「ぐるがるる!」(←訳:立ち上がれ!)
感傷にふちどられた優しい日々を回想するマコトくんの
詩人っぷりが“救い”となって
少年たちの暗路を照らします。
拳で闘うだけじゃない、
別の闘い方もあるだろう?と。
「たけしくんもォまことくんもォ~」
「がるるがっるぐるるるがっるぐる!」(←訳:最高にカッコわるくてカッコいい!)
IWGPシリーズを未読の御方も、ぜひ♪