「こんにちわッ、テディちゃでッス!
あけましてェおめでとうゥございまスゥ!」
「がるる!ぐる^!」(←訳:虎です!迎春~!)
こんにちは、ネーさです。
あらためまして、
謹賀新年&今年もよろしくお願いいたします♪
年末の《BEST BOOK探し》と新春特別企画いお付き合いくださり、
ありがとうございました。
さあ、本日からは通常版読書タイムの再開です。
2019年の第1回目は、こちらの御本を、どうぞ~!
―― 新九郎、奔る!(1) ――
著者はゆうきまさみ さん、2018年8月に発行されました。
『奔る』と書いて『はしる』とお読みくださいね。
はい、《和の文化》がクローズアップされる年の初め、
御紹介いたしますのは、歴史コミック作品です。
「あれれッ? ろぼッとはァ~??」
「ぐるがぅるるる?」(←訳:SFじゃないの?)
そうね、著者・ゆうきまさみさんは、
《機動警察パトレーバー》シリーズや、
『究極超人あ~るくん』『アトム ザ・ビギニング』など、
SF色の濃い作品で人気の漫画家さんですが、
この御本は完全に“日本史”、
それも、応仁の乱時代の日本が舞台になっています。
「わうゥ~! おうにんのォ、らんッ??」
「がるぐるるるる!」(←訳:あの複雑怪奇な!)
数年前から、応仁の乱に関する書籍がヒットしたりして、
室町時代の日本社会に注がれる視線も
変化しつつありますものの。
ややこしさ、という点では、
ブッチ切りに複雑で混乱している
応仁の乱の、ちょっと前の頃――
ひとりの少年が
京へとやってまいります。
「おさむらいさんッ、でスねッ?」
「ぐるがるるぐるる!」(←訳:まだ元服前だけど!)
少年の名は、千代丸(ちよまる)――
備中国(びっちゅうこく)荏原荘(えばらしょう)領主の
伊勢備前守(いせびぜんのかみ)盛定(もりさだ)さんの御子。
……ええ、御本の帯にも記載されていますから、
スッパリ言ってっしまいましょう。
北条早雲(ほうじょう・そううん)さんの
若き日の姿が、この
千代丸くん、なんです。
「ほわわァ? ほんとにィ??」
「がるーるるぐるる?」(←訳:イメージと違うね?)
かつては、流浪の盗賊だとか浪人だったとか、
真偽不明、正体胡乱な雑兵扱いされていた早雲さん。
しかし近年は、石田光成さんたちのように
“逆賊”のレッテルが貼られていた人物も、
より公平に、正当に評価しようという動きが顕著です。
早雲さんについての研究も進み、
下賤な浪人ではないことが
明確になってきました。
「じゃァ、もしかしたらァ?」
「ぐるるがっるるる?」(←訳:こんなだったかも?)
少年の千代丸くんが目にする京は、
さまざまな思惑を腹に隠した武士たち貴族たちが右往左往する
魑魅魍魎の都。
それでも、
伯父と父のもとで懸命に働き、
いっそう家名を上げるべく努める千代丸くんでしたが……
いきなり政変!!
「えええェ~ッ! おやしきがァ!」
「がるるるぅ!」(←訳:囲まれたぁ!)
千代丸くんの、
彼の家族の、運命は?
コミック好きな御方はもとより、
歴史小説好きな活字マニアさんに激おすすめの作品です。
見応えあり、読み応えありの第一巻、
ぜひ、手に取ってみてくださいね~♪
あけましてェおめでとうゥございまスゥ!」
「がるる!ぐる^!」(←訳:虎です!迎春~!)
こんにちは、ネーさです。
あらためまして、
謹賀新年&今年もよろしくお願いいたします♪
年末の《BEST BOOK探し》と新春特別企画いお付き合いくださり、
ありがとうございました。
さあ、本日からは通常版読書タイムの再開です。
2019年の第1回目は、こちらの御本を、どうぞ~!
―― 新九郎、奔る!(1) ――
著者はゆうきまさみ さん、2018年8月に発行されました。
『奔る』と書いて『はしる』とお読みくださいね。
はい、《和の文化》がクローズアップされる年の初め、
御紹介いたしますのは、歴史コミック作品です。
「あれれッ? ろぼッとはァ~??」
「ぐるがぅるるる?」(←訳:SFじゃないの?)
そうね、著者・ゆうきまさみさんは、
《機動警察パトレーバー》シリーズや、
『究極超人あ~るくん』『アトム ザ・ビギニング』など、
SF色の濃い作品で人気の漫画家さんですが、
この御本は完全に“日本史”、
それも、応仁の乱時代の日本が舞台になっています。
「わうゥ~! おうにんのォ、らんッ??」
「がるぐるるるる!」(←訳:あの複雑怪奇な!)
数年前から、応仁の乱に関する書籍がヒットしたりして、
室町時代の日本社会に注がれる視線も
変化しつつありますものの。
ややこしさ、という点では、
ブッチ切りに複雑で混乱している
応仁の乱の、ちょっと前の頃――
ひとりの少年が
京へとやってまいります。
「おさむらいさんッ、でスねッ?」
「ぐるがるるぐるる!」(←訳:まだ元服前だけど!)
少年の名は、千代丸(ちよまる)――
備中国(びっちゅうこく)荏原荘(えばらしょう)領主の
伊勢備前守(いせびぜんのかみ)盛定(もりさだ)さんの御子。
……ええ、御本の帯にも記載されていますから、
スッパリ言ってっしまいましょう。
北条早雲(ほうじょう・そううん)さんの
若き日の姿が、この
千代丸くん、なんです。
「ほわわァ? ほんとにィ??」
「がるーるるぐるる?」(←訳:イメージと違うね?)
かつては、流浪の盗賊だとか浪人だったとか、
真偽不明、正体胡乱な雑兵扱いされていた早雲さん。
しかし近年は、石田光成さんたちのように
“逆賊”のレッテルが貼られていた人物も、
より公平に、正当に評価しようという動きが顕著です。
早雲さんについての研究も進み、
下賤な浪人ではないことが
明確になってきました。
「じゃァ、もしかしたらァ?」
「ぐるるがっるるる?」(←訳:こんなだったかも?)
少年の千代丸くんが目にする京は、
さまざまな思惑を腹に隠した武士たち貴族たちが右往左往する
魑魅魍魎の都。
それでも、
伯父と父のもとで懸命に働き、
いっそう家名を上げるべく努める千代丸くんでしたが……
いきなり政変!!
「えええェ~ッ! おやしきがァ!」
「がるるるぅ!」(←訳:囲まれたぁ!)
千代丸くんの、
彼の家族の、運命は?
コミック好きな御方はもとより、
歴史小説好きな活字マニアさんに激おすすめの作品です。
見応えあり、読み応えありの第一巻、
ぜひ、手に取ってみてくださいね~♪