「こんにちわッ、テディちゃでス!
げきとうゥ~だッたのでスゥ!」
「がるる!ぐるるるがるる!」(←訳:虎です!ハラハラでした!)
こんにちは、ネーさです。
全豪オープンでの数々の熱戦に心臓が連日バクバク……
マリー選手の初戦敗退に涙し、
錦織選手の対戦相手のノッポぶりに
どうしてサッカーのGKやらないの?とびっくりもしたり。
次戦は日本時間19日、と決まった錦織選手にエールを送りながら、
さあ、今日も読書テイムですよ。
本日は、こちらの競作アンソロジーを、どうぞ~♪
―― 鍵のかかった部屋 ――
著者は収録順に、似鳥鶏さん、友井羊さん、彩瀬まるさん、
芦沢央さん、島田荘司さん、2018年9月に発行されました。
『5つの密室』と副題が付されています。
「ほほゥ? みッしつゥ~!」
「ぐるがるぐるるがーる!」(←訳:日本では人気のテーマ!)
そうね、あまり聞きませんよね、
海外の新作ミステリで密室がテーマ!というのは。
しかし、こと密室に限っては、
日本はガラパゴス的に独自の発達発展を遂げ、
作家さんたちは今もなお新たな密室トリックを模索中、のようですが。
その“密室偏愛”な点を逆手にとって、
ユニークなアンソロジーが誕生しました。
「とりッくゥはァ、これェひとつゥ!」
「がるる!」(←訳:鍵と糸!)
御本の冒頭で、著者のひとり、似鳥さんは述べています。
《『トリックはこれを使います』
と最初に宣言してしまう原稿はアリなのか?》
それも、
《単純》で、《使い古され》ていて、
読者は《がっかり》してしまいそうな、
“夢の無い”トリックで。
そう、それはあの、
窓やドアの内側についている鍵――
サムターンとか、
クレッセントという鍵。
紐や糸を使って、
サムターンのつまみを外から引っ張れば。
「みッしつゥ、かんせいィ?!?」
「ぐるるー!」(←訳:ベタだー!)
ベタですけど、
効果は決して低くないこのトリックを利用して、
さて、作家さんたちは
どのような物語を紡ぎ出すのでしょうか?
不安を覚えつつ、
まず、一番目に収録されている
似鳥鶏さん著『このトリックの問題点』を
読んでみましたら……
ふふふっ、そういうことですか~!
「なァるほどォ~!」
「がるぐるるる!」(←訳:こう来たんだ!)
トリックが固定されていることで、
むしろ、物語の幅が広がる?
遊びごころが刺激される?
友井羊さん著『大叔母のこと』、
彩瀬まるさん著『神秘の彼女』、
芦沢央さん著『薄着の女』、
そして、5編のラストを締める
島田荘司さん著『世界にただひとりのサンタクロース』も、
ひとまわり大きい《語り》の世界へと、
歩みを進めてゆく――
「べたなァ、みッしつもォ~」
「ぐるるるがる!」(←訳:悪くないよね!)
ミステリ好きさんに、
アンソロジー好きさんにもおすすめの一冊です。
本屋さんで、図書館で、
探してみてくださいな♪
げきとうゥ~だッたのでスゥ!」
「がるる!ぐるるるがるる!」(←訳:虎です!ハラハラでした!)
こんにちは、ネーさです。
全豪オープンでの数々の熱戦に心臓が連日バクバク……
マリー選手の初戦敗退に涙し、
錦織選手の対戦相手のノッポぶりに
どうしてサッカーのGKやらないの?とびっくりもしたり。
次戦は日本時間19日、と決まった錦織選手にエールを送りながら、
さあ、今日も読書テイムですよ。
本日は、こちらの競作アンソロジーを、どうぞ~♪
―― 鍵のかかった部屋 ――
著者は収録順に、似鳥鶏さん、友井羊さん、彩瀬まるさん、
芦沢央さん、島田荘司さん、2018年9月に発行されました。
『5つの密室』と副題が付されています。
「ほほゥ? みッしつゥ~!」
「ぐるがるぐるるがーる!」(←訳:日本では人気のテーマ!)
そうね、あまり聞きませんよね、
海外の新作ミステリで密室がテーマ!というのは。
しかし、こと密室に限っては、
日本はガラパゴス的に独自の発達発展を遂げ、
作家さんたちは今もなお新たな密室トリックを模索中、のようですが。
その“密室偏愛”な点を逆手にとって、
ユニークなアンソロジーが誕生しました。
「とりッくゥはァ、これェひとつゥ!」
「がるる!」(←訳:鍵と糸!)
御本の冒頭で、著者のひとり、似鳥さんは述べています。
《『トリックはこれを使います』
と最初に宣言してしまう原稿はアリなのか?》
それも、
《単純》で、《使い古され》ていて、
読者は《がっかり》してしまいそうな、
“夢の無い”トリックで。
そう、それはあの、
窓やドアの内側についている鍵――
サムターンとか、
クレッセントという鍵。
紐や糸を使って、
サムターンのつまみを外から引っ張れば。
「みッしつゥ、かんせいィ?!?」
「ぐるるー!」(←訳:ベタだー!)
ベタですけど、
効果は決して低くないこのトリックを利用して、
さて、作家さんたちは
どのような物語を紡ぎ出すのでしょうか?
不安を覚えつつ、
まず、一番目に収録されている
似鳥鶏さん著『このトリックの問題点』を
読んでみましたら……
ふふふっ、そういうことですか~!
「なァるほどォ~!」
「がるぐるるる!」(←訳:こう来たんだ!)
トリックが固定されていることで、
むしろ、物語の幅が広がる?
遊びごころが刺激される?
友井羊さん著『大叔母のこと』、
彩瀬まるさん著『神秘の彼女』、
芦沢央さん著『薄着の女』、
そして、5編のラストを締める
島田荘司さん著『世界にただひとりのサンタクロース』も、
ひとまわり大きい《語り》の世界へと、
歩みを進めてゆく――
「べたなァ、みッしつもォ~」
「ぐるるるがる!」(←訳:悪くないよね!)
ミステリ好きさんに、
アンソロジー好きさんにもおすすめの一冊です。
本屋さんで、図書館で、
探してみてくださいな♪