「こんにちわッ、テディちゃでス!
ぶゥくんッ、またねッ!」
「がるる!ぐっるるがるるる!」(←訳:虎です!ゆっくり休んでね!)
こんにちは、ネーさです。
《世界一かわいいワンコ》として有名な
ポメラニアン犬のBooくんが虹の橋へと旅立ちました……
雑誌an・anでBooくんを知って以来ファンだった私ネーさ、
本日の読書タイムをBooくんに捧げます。
(活字マニアの皆さまも、どうか少しだけお付き合いくださいね)
さあ、こちらを、どうぞ~!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/61/5f/4aa8d6caf8c95a374c909b1d8bbb1e8e.jpg)
―― おじさん・おばさん論 ――
著者は海野弘(うんの・ひろし)さん、2011年4月に発行されました。
題名は、『おじさん・おばさん』という表記になっていますけれども、
『伯父さん・伯母さん』
もしくは
『叔父さん・叔母さん』論
とする方が、分かりやすいかもしれませんね。
「しんせきのォ、おじさんッ!」
「ぐるるがるるるぐぅるるる!」(←訳:近所の小父さんじゃないよ!)
父母の姉・妹あるいは兄・弟――
伯父/叔父さん、
伯母/叔母さん。
著者・海野さんは御本の冒頭で、
こう記しています。
《おじさん・おばさんについて書いてみたい。
なぜなら今日では、おじさん・おばさんは
あまりに不当にあつかわれているからである》
《私たちは実は、
おじさん・おばさんから
多くの大事なものを贈られたのではなかったろうか》
「おじさんからァ~…?」
「がるるぐるる?」(←訳:大事なものを?)
海野さんはこの直後に、
トルーマン・カポーティさん著『クリスマスの思い出』を
例として引いています。
それにもうひとつ、
マーク・トウェインさん著『トム・ソーヤーの冒険』も。
「ふむふむゥ、どッちにもォ、でてきまス!」
「ぐるるがるるる!」(←訳:優しいおばさん!)
私ネーさ、ここにもう一冊、
優しいおじさん・おばさんが登場する作品を追加したいわ。
モンゴメリさん著『赤毛のアン』にも、
ほら、出てくるでしょ、
血縁こそ無いけれどこころ優しいおじさん&おばさんが!
「かけがえないィそんざいィ、なのでス!」
「がるるぐるるる!」(←訳:大切なひとたち!)
この御本で海野さんが取り上げているのは、
少年少女の心の成長に大きな影響を与える
おじさん・おばさんたち。
ただこのおじさん・おばさんたち、
優しいだけじゃありません。
とっても厳格だったり、
情け容赦がなかったり、
世捨て人みたいだったり、
けっこうヘンテコな人もいる?
「うぐゥ、それはァ~…」
「ぐるがるぅ~…」(←訳:有り得るぅ~…)
第一章『おじさん・おばさん考現学』
第二章『大いなるおじさん・おばさんたち』
第三章『おじさん・おばさん100人』
と、本文の3つのパートに分けられています。
活字マニアさんにとって
最も“馴染みふかい”おじさん・おばさんが紹介されているのは、
たぶん、第三章の『おじさん・おばさん100人』で、
バーネットさん著『秘密の花園』、
ケストナーさん著『わたしが子どもだったころ』、
映画好きな方々には、
ジャック・タチさんの映画『ぼくのおじさん』、
ルキノ・ヴィスコンティさんの名作『山猫』、
歴史好きな方々には、
皇妃エリザベトの伯母(ゾフィー大公妃)も、
“無視できない”親戚のおばさん、ですねえ。
「こわァ~いィおじさんッおばさんはァ~…」
「がるるるぐるる~!」(←訳:勘弁してほしい~!)
父母とも、
兄弟姉妹とも違う《親(ちか)さ》。
温かくて、厳しくて、
毒舌なのに、甘やかしてもくれたり、
矛盾もいっぱいの不思議な《家族》。
記憶を探り、
うんうん、そうだったよなぁ、と頷いたりしながら、
皆さま、ぜひ、一読を♪
ぶゥくんッ、またねッ!」
「がるる!ぐっるるがるるる!」(←訳:虎です!ゆっくり休んでね!)
こんにちは、ネーさです。
《世界一かわいいワンコ》として有名な
ポメラニアン犬のBooくんが虹の橋へと旅立ちました……
雑誌an・anでBooくんを知って以来ファンだった私ネーさ、
本日の読書タイムをBooくんに捧げます。
(活字マニアの皆さまも、どうか少しだけお付き合いくださいね)
さあ、こちらを、どうぞ~!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/61/5f/4aa8d6caf8c95a374c909b1d8bbb1e8e.jpg)
―― おじさん・おばさん論 ――
著者は海野弘(うんの・ひろし)さん、2011年4月に発行されました。
題名は、『おじさん・おばさん』という表記になっていますけれども、
『伯父さん・伯母さん』
もしくは
『叔父さん・叔母さん』論
とする方が、分かりやすいかもしれませんね。
「しんせきのォ、おじさんッ!」
「ぐるるがるるるぐぅるるる!」(←訳:近所の小父さんじゃないよ!)
父母の姉・妹あるいは兄・弟――
伯父/叔父さん、
伯母/叔母さん。
著者・海野さんは御本の冒頭で、
こう記しています。
《おじさん・おばさんについて書いてみたい。
なぜなら今日では、おじさん・おばさんは
あまりに不当にあつかわれているからである》
《私たちは実は、
おじさん・おばさんから
多くの大事なものを贈られたのではなかったろうか》
「おじさんからァ~…?」
「がるるぐるる?」(←訳:大事なものを?)
海野さんはこの直後に、
トルーマン・カポーティさん著『クリスマスの思い出』を
例として引いています。
それにもうひとつ、
マーク・トウェインさん著『トム・ソーヤーの冒険』も。
「ふむふむゥ、どッちにもォ、でてきまス!」
「ぐるるがるるる!」(←訳:優しいおばさん!)
私ネーさ、ここにもう一冊、
優しいおじさん・おばさんが登場する作品を追加したいわ。
モンゴメリさん著『赤毛のアン』にも、
ほら、出てくるでしょ、
血縁こそ無いけれどこころ優しいおじさん&おばさんが!
「かけがえないィそんざいィ、なのでス!」
「がるるぐるるる!」(←訳:大切なひとたち!)
この御本で海野さんが取り上げているのは、
少年少女の心の成長に大きな影響を与える
おじさん・おばさんたち。
ただこのおじさん・おばさんたち、
優しいだけじゃありません。
とっても厳格だったり、
情け容赦がなかったり、
世捨て人みたいだったり、
けっこうヘンテコな人もいる?
「うぐゥ、それはァ~…」
「ぐるがるぅ~…」(←訳:有り得るぅ~…)
第一章『おじさん・おばさん考現学』
第二章『大いなるおじさん・おばさんたち』
第三章『おじさん・おばさん100人』
と、本文の3つのパートに分けられています。
活字マニアさんにとって
最も“馴染みふかい”おじさん・おばさんが紹介されているのは、
たぶん、第三章の『おじさん・おばさん100人』で、
バーネットさん著『秘密の花園』、
ケストナーさん著『わたしが子どもだったころ』、
映画好きな方々には、
ジャック・タチさんの映画『ぼくのおじさん』、
ルキノ・ヴィスコンティさんの名作『山猫』、
歴史好きな方々には、
皇妃エリザベトの伯母(ゾフィー大公妃)も、
“無視できない”親戚のおばさん、ですねえ。
「こわァ~いィおじさんッおばさんはァ~…」
「がるるるぐるる~!」(←訳:勘弁してほしい~!)
父母とも、
兄弟姉妹とも違う《親(ちか)さ》。
温かくて、厳しくて、
毒舌なのに、甘やかしてもくれたり、
矛盾もいっぱいの不思議な《家族》。
記憶を探り、
うんうん、そうだったよなぁ、と頷いたりしながら、
皆さま、ぜひ、一読を♪