「こんにちわッ、テディちゃでス!
りゅうせいィぐんッ、きたるゥ~!」
「がるる!ぐるるるがるるぅ♪」(←訳:虎です!見えるといいなぁ♪)
こんにちは、ネーさです。
夏の夜空を彩るペルセウス座流星群の見頃は、
今日12日の深夜から13日明け方にかけてと、
明日13日の深夜から14日明け方にかけて。
北東の空から登ってくるペルセウス座近くの周りに
キラキラっと流れ星が飛ぶ……はず?
観測良好な天候になりますようにと願いながら、
さあ、本日の読書タイムは、
こちらの御本を、どうぞ~♫

―― 世にも美しき数学者たちの日常 ――
著者は二宮敦人(にのみや・あつと)さん、
2019年4月に発行されました。
大ヒット作となった
『最後の秘境 東京藝大――天才たちのカオスな日常』に続き
著者・二宮さんが追いかける新たな“天才集団”は――
「すうがくしゃァさんッ?」
「ぐるるるがる??」(←訳:藝大とは真逆??)
数値では表現し切れない芸術家のタマゴさんたちと、
数値で表現することをこそ目標とする
数学者さんたち。
あまりにも対照的な存在ですが、
共通しているのは、
《よくわからない》という点だと申せましょうか。
御本のプロローグで、
二宮さんは編集者さんと語り合います。
《数学って、美しいですよね》
《でも、どんな風に美しいのか、
詳しいところがよくわからないんですよね》
「ふァいィ! まるでェ、うなぎィ!」
「がるるるるるぐるがるる!」(←訳:つかみどころ不明なんだ!)
つるつるすべる活きのいいウナギのように、
砂漠に揺れる蜃気楼のように、
私たち文系ニンゲンにとって
はるかに縁遠い《数学》という学問。
どんな人たちなのだろう、
《数学》を愛する数学者って。
その答えを知りたくて、
著者・二宮さんは
数学者さんに会いに行くことにしました。
「ちょッぴりィ、ふあんッなのでスゥ~…」
「ぐるがるるるぐるるる~…」(←訳:話が通じるといいけど~…)
二宮さん、まずは、
東京工業大学名誉教授の黒川信重さん。
東京工業大学教授の加藤文元さん。
東北大学教授の千葉逸人さん。
中部大学教授の津田一郎さん。
神戸大学教授の渕野昌さん。
明治大学教授の阿原一志さん。
数学者・数学史家の高瀬正仁さん。
という、7人の“数学のプロ”さんたちと、
数学教室講師の堀口智之さん。
芸人のタカタ先生さん。
数学教室講師の松中宏樹さん。
中学生のゼータ兄貴さん。
という、4人の“数学マニア”さんたちに
インタビューを試みます。
「ななにんッとォ、よにんッ?」
「がるるぐるる?」(←訳:プロとマニア?)
プロフェッショナルな数学家である
大学教授さんたちのお話は
簡単そうに見えて実は難解だったりしますが、
私ネーさが、
なるほどなぁ~と感心しながら読んだのは、
『在野の研究者たち』
の章でした。
プロとしてではなく、
アマチュアとしてでもなく、
マニアとして紹介されている4人の数学マニアさん。
4人の中のひとり、
堀口さんは言います。
数学をする上で大切なのは――
《経験の蓄積》
であると。
「けいけんがァ、あればァ?」
「ぐるるがるるぅる?」(←訳:難問も解けちゃう?)
「そういうゥみかたもォ、ありィ、でスかァ~」
数学マニアさんたちの話を聞いた二宮さんは考えます。
数学と一緒の生活も
なかなか楽しそうだ、と。
そう、数学の本質とは、
“計算すること”ではなくて、
“深く考えること”ではなかろうか――とも。
「ふゥ! やぱりィ、すうがくッてェやつはァ~」
「がるるるるぐっるるる!」(←訳:ややこしくなってきた!)
真面目さと、
優しさを併せ持つ数学者さんたちの素顔と、笑顔。
彼らを捕えて離さない《数学》の魅力。
ノンフィクション好きな活字マニアさん、
理系の読書家さんにもおすすめの一冊です。
書店さんで、図書館で、
ぜひ、探してみてくださいな♪
りゅうせいィぐんッ、きたるゥ~!」
「がるる!ぐるるるがるるぅ♪」(←訳:虎です!見えるといいなぁ♪)
こんにちは、ネーさです。
夏の夜空を彩るペルセウス座流星群の見頃は、
今日12日の深夜から13日明け方にかけてと、
明日13日の深夜から14日明け方にかけて。
北東の空から登ってくるペルセウス座近くの周りに
キラキラっと流れ星が飛ぶ……はず?
観測良好な天候になりますようにと願いながら、
さあ、本日の読書タイムは、
こちらの御本を、どうぞ~♫

―― 世にも美しき数学者たちの日常 ――
著者は二宮敦人(にのみや・あつと)さん、
2019年4月に発行されました。
大ヒット作となった
『最後の秘境 東京藝大――天才たちのカオスな日常』に続き
著者・二宮さんが追いかける新たな“天才集団”は――
「すうがくしゃァさんッ?」
「ぐるるるがる??」(←訳:藝大とは真逆??)
数値では表現し切れない芸術家のタマゴさんたちと、
数値で表現することをこそ目標とする
数学者さんたち。
あまりにも対照的な存在ですが、
共通しているのは、
《よくわからない》という点だと申せましょうか。
御本のプロローグで、
二宮さんは編集者さんと語り合います。
《数学って、美しいですよね》
《でも、どんな風に美しいのか、
詳しいところがよくわからないんですよね》
「ふァいィ! まるでェ、うなぎィ!」
「がるるるるるぐるがるる!」(←訳:つかみどころ不明なんだ!)
つるつるすべる活きのいいウナギのように、
砂漠に揺れる蜃気楼のように、
私たち文系ニンゲンにとって
はるかに縁遠い《数学》という学問。
どんな人たちなのだろう、
《数学》を愛する数学者って。
その答えを知りたくて、
著者・二宮さんは
数学者さんに会いに行くことにしました。
「ちょッぴりィ、ふあんッなのでスゥ~…」
「ぐるがるるるぐるるる~…」(←訳:話が通じるといいけど~…)
二宮さん、まずは、
東京工業大学名誉教授の黒川信重さん。
東京工業大学教授の加藤文元さん。
東北大学教授の千葉逸人さん。
中部大学教授の津田一郎さん。
神戸大学教授の渕野昌さん。
明治大学教授の阿原一志さん。
数学者・数学史家の高瀬正仁さん。
という、7人の“数学のプロ”さんたちと、
数学教室講師の堀口智之さん。
芸人のタカタ先生さん。
数学教室講師の松中宏樹さん。
中学生のゼータ兄貴さん。
という、4人の“数学マニア”さんたちに
インタビューを試みます。
「ななにんッとォ、よにんッ?」
「がるるぐるる?」(←訳:プロとマニア?)
プロフェッショナルな数学家である
大学教授さんたちのお話は
簡単そうに見えて実は難解だったりしますが、
私ネーさが、
なるほどなぁ~と感心しながら読んだのは、
『在野の研究者たち』
の章でした。
プロとしてではなく、
アマチュアとしてでもなく、
マニアとして紹介されている4人の数学マニアさん。
4人の中のひとり、
堀口さんは言います。
数学をする上で大切なのは――
《経験の蓄積》
であると。
「けいけんがァ、あればァ?」
「ぐるるがるるぅる?」(←訳:難問も解けちゃう?)
「そういうゥみかたもォ、ありィ、でスかァ~」
数学マニアさんたちの話を聞いた二宮さんは考えます。
数学と一緒の生活も
なかなか楽しそうだ、と。
そう、数学の本質とは、
“計算すること”ではなくて、
“深く考えること”ではなかろうか――とも。
「ふゥ! やぱりィ、すうがくッてェやつはァ~」
「がるるるるぐっるるる!」(←訳:ややこしくなってきた!)
真面目さと、
優しさを併せ持つ数学者さんたちの素顔と、笑顔。
彼らを捕えて離さない《数学》の魅力。
ノンフィクション好きな活字マニアさん、
理系の読書家さんにもおすすめの一冊です。
書店さんで、図書館で、
ぜひ、探してみてくださいな♪