「こんにちわッ、テディちゃでス!
むむッ、こおりがァじゃりじゃりィ~?」
「がるる!ぐるがるぅっる!」(←訳:虎です!氷結しちゃった!)
こんにちは、ネーさです。
《天皇誕生日》の祝日、《富士山の日》でもある今日は、
庭のバケツのお水が見事に凍る寒さ……!
冷え切った手指を温めながら、
さあ、本日の読書タイムは、こちらのコミック作品を、どうぞ~♪
―― 動物のお医者さん 愛蔵版 1 ――
著者は佐々木倫子(ささき・のりこ)さん、
単行本初版は1989年に、
画像の愛蔵版は2013年10月に発行されました。
「ちょびィくゥ~んッ!」
「ぐるるぅる!」(←訳:ヒヨちゃん!)
言わずと知れた”国民的動物コメディ”コミック、
ハスキー犬なる怖~い顔のワンコが存在することを
世に知らしめた傑作です♫
私ネーさ、既に通常のコミック版を所持しているのですが、
表紙カバーに傷がつき、
紙の日焼けも目についたので、
思い切って買い替えることにしました。
で、買い替えついでに
あらためて読み直してみましたら――
「うふふふふふゥ!」
「がる~る」(←訳:面白~い!)
それは、或る冬の夜のこと。
通っている高校から
地下鉄駅への近道をしようと、
H大学の構内を歩いていた
ふたりの高校生――
西根公輝(にしね・まさき)くんこと
ハムテルくん、
二階堂昭夫(にかいどう・あきお)くんのふたりが
出会ったのは。
般若顔の、見慣れぬ生きもの……?
「わんこォなのでス!」
「ぐるがるるる!」(←訳:仔犬なんだよ!)
仔犬の落とし主は、
H大学の獣医学部病院学講座の
漆原信(うるしはら・まこと)教授。
アミで仔犬を捕獲し、
解剖実習棟へ去ろうとする漆原教授を、
ハムテルくんは思わず呼び止めてしまいます。
だって、
アミの目越しにこちらを見、
キャンキャンと鳴く仔犬の姿が………ああ、もう!
「きょうじゅゥ、まッてェ!」
「がるるる!」(←訳:その子を!)
漆原教授は、天啓を受けたのでしょうか。
《ワタシにはキミの未来が見える
キミは将来~~
獣医になる!!
このカシオミニを賭けてもいい》
との名言、じゃなくて予言とともに、
ハムテルくんの腕に仔犬を預け、
夜の大学に消えていったのです。
かくして、仔犬は、
西根家の一員となりました。
「まだまだァ、これからッ!」
「ぐるるるがるるぐる!」(←訳:ここからが始まりだよ!)
教授の暗示にまんまと引っ掛かり?
H大の獣医学部を目指す
ハムテルくんと二階堂くん。
チョビと名付けられた仔犬ちゃん、
猫のミケちゃん、ニワトリのヒヨちゃん、
スナネズミの大家族や、
院生の菱沼聖子(ひしぬま・せいこ)さん、
菅原(すがわら)教授他、
個性強烈なキャラに包囲されながらの、
学生&学究生活は……どうなる?
令和の現在、
『動物のお医者さん』は
『文庫版(全8巻)』、
『愛蔵版(全6巻)』、
『新装版(全12巻)』が
入手可能となっているようです。
いちばん新しいのは『新装版』ですね。
コミックス第1巻刊行から
30年以上が経過しても
変わらぬ面白さの『動物のお医者さん』、
名作を読み返したい!という方々、
まだ読んだことなくて……という方々も、
春の読書タイムに、ぜひ~♪
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