「こんにちわッ、テディちゃでス!
はいッ! よォ~いッ、どんッ!」
「がるる!ぐるるー!がっるるぐぅるるるー!」(←訳:虎です!違うよー!かけっこじゃないよー!)
こんにちは、ネーさです。
本日の読書タイムは、ええ、かけっこ実践編ではありません。
このところ、ノンフィクション系の御本紹介が続いたので、
バリバリのフィクションに針をぐいっと合わせてみましょう♪
さあ、こちらを、どうぞ~!

―― スタート! ――
著者は中里七里(なかやま・しちり)さん、2012年11月に発行されました。
『START!』と英語題名も付されているこの御本は、
『おやすみラフマニノフ』『いつまでもショパン』等で知られる中里さんの
書き下ろしミステリ作品ですよ♪
「ふむふむゥ! そういえばァ~」
「ぐっるるがぅるるぐるーるっる…」(←訳:かけっこじゃないスタートって…)
「えいがッ??」
先頃『さよならドビュッシー』は映画化されましたが、
そうね、
かけっこ以外で
はい!スタート!
という掛け声から始まるもの、といったら、
映画、
もしくはTVドラマの撮影でしょうか。
先頃は中山さんのデビュー作品『さよならドビュッシー』が
映画化されました。
この御本も、映画に関係深い、いえ、深いどころか、
映画制作そのものが、
物語の骨子になっています。
「だからァ、すたーとッ!」
「がぅるるぐるー!」(←訳:キャメラ回せー!)
……う~ん、それがねえ、
よぉし進めろ撮影!回せキャメラ!と
言いたいのはやまやまなんですけど、
そうも行かないのよ。
ほら、映画の制作って、大事(おおごと)でしょ?
「ふァいィ~! たいへんなのでスゥ!」
「ぐるるがるがる!」(←訳:資金が要るよね!)
映画は水物(みずもの)。
当たるかどうか、分かりゃしない。
コケたら破産しかねない。
でも、フィルムの魔力にハマってしまうと
脱け出したくても脱け出せない――
主人公の宮藤映一(くどう・えいいち)さんも
映画という魔界に囚われた人間のひとりです。
「むゥ? なにごとォでスかッ?」
「がるがるぐるるるー!」(←訳:突然走り出したよー!)
朗報です!
フテ腐れて昼間からお酒を飲んでいた宮藤さんが
一瞬で目を醒まされてしまうほどの
大朗報です!
宮藤さんが師と仰ぐ偉大な映画監督、
大森宗俊(おおもり・そうしゅん)さんが
新たな作品の制作に取りかかった……!
世界中が注目する大森監督の新作に、
宮藤さんは助監督として参加することになりました!
「おおッ!やったでスねッ!」
「ぐるるがぅるるるぐるるー!」(←訳:これでキャメラを回せるー!)
……う~ん、それがやっぱりねえ、
何人もの、いえ、何百人ものスタッフが集うプロジェクトともなると、
トラブルと無縁ではいられないんです。
製作者からの横槍、
主要キャスト間の不協和音、
資金難に口論、
そして――
事件が!
「さつえいじょはァ、おおさわぎィ!」
「がぅるるがるっるぅるる~?」(←訳:キャメラ止まっちゃうの~?)
映画製作と同時に進行する不穏な事件。
謎解きと、
撮影も同時進行?
宮藤さんの、ギリギリの踏ん張りは……?
クランクアップは……?
ベタ、と言われかねない展開は
《エンタ》に徹したがゆえ、でしょうか。
映画好きさん、
ミステリ好きさんに、
おすすめの一冊ですよ~♪
「ちからァ、つきるまでッ!」
「ぐるるがるぅるがぅるるる!」(←訳:回さなきゃねキャメラを!)
はいッ! よォ~いッ、どんッ!」
「がるる!ぐるるー!がっるるぐぅるるるー!」(←訳:虎です!違うよー!かけっこじゃないよー!)
こんにちは、ネーさです。
本日の読書タイムは、ええ、かけっこ実践編ではありません。
このところ、ノンフィクション系の御本紹介が続いたので、
バリバリのフィクションに針をぐいっと合わせてみましょう♪
さあ、こちらを、どうぞ~!

―― スタート! ――
著者は中里七里(なかやま・しちり)さん、2012年11月に発行されました。
『START!』と英語題名も付されているこの御本は、
『おやすみラフマニノフ』『いつまでもショパン』等で知られる中里さんの
書き下ろしミステリ作品ですよ♪
「ふむふむゥ! そういえばァ~」
「ぐっるるがぅるるぐるーるっる…」(←訳:かけっこじゃないスタートって…)
「えいがッ??」
先頃『さよならドビュッシー』は映画化されましたが、
そうね、
かけっこ以外で
はい!スタート!
という掛け声から始まるもの、といったら、
映画、
もしくはTVドラマの撮影でしょうか。
先頃は中山さんのデビュー作品『さよならドビュッシー』が
映画化されました。
この御本も、映画に関係深い、いえ、深いどころか、
映画制作そのものが、
物語の骨子になっています。
「だからァ、すたーとッ!」
「がぅるるぐるー!」(←訳:キャメラ回せー!)
……う~ん、それがねえ、
よぉし進めろ撮影!回せキャメラ!と
言いたいのはやまやまなんですけど、
そうも行かないのよ。
ほら、映画の制作って、大事(おおごと)でしょ?
「ふァいィ~! たいへんなのでスゥ!」
「ぐるるがるがる!」(←訳:資金が要るよね!)
映画は水物(みずもの)。
当たるかどうか、分かりゃしない。
コケたら破産しかねない。
でも、フィルムの魔力にハマってしまうと
脱け出したくても脱け出せない――
主人公の宮藤映一(くどう・えいいち)さんも
映画という魔界に囚われた人間のひとりです。
「むゥ? なにごとォでスかッ?」
「がるがるぐるるるー!」(←訳:突然走り出したよー!)
朗報です!
フテ腐れて昼間からお酒を飲んでいた宮藤さんが
一瞬で目を醒まされてしまうほどの
大朗報です!
宮藤さんが師と仰ぐ偉大な映画監督、
大森宗俊(おおもり・そうしゅん)さんが
新たな作品の制作に取りかかった……!
世界中が注目する大森監督の新作に、
宮藤さんは助監督として参加することになりました!
「おおッ!やったでスねッ!」
「ぐるるがぅるるるぐるるー!」(←訳:これでキャメラを回せるー!)
……う~ん、それがやっぱりねえ、
何人もの、いえ、何百人ものスタッフが集うプロジェクトともなると、
トラブルと無縁ではいられないんです。
製作者からの横槍、
主要キャスト間の不協和音、
資金難に口論、
そして――
事件が!
「さつえいじょはァ、おおさわぎィ!」
「がぅるるがるっるぅるる~?」(←訳:キャメラ止まっちゃうの~?)
映画製作と同時に進行する不穏な事件。
謎解きと、
撮影も同時進行?
宮藤さんの、ギリギリの踏ん張りは……?
クランクアップは……?
ベタ、と言われかねない展開は
《エンタ》に徹したがゆえ、でしょうか。
映画好きさん、
ミステリ好きさんに、
おすすめの一冊ですよ~♪
「ちからァ、つきるまでッ!」
「ぐるるがるぅるがぅるるる!」(←訳:回さなきゃねキャメラを!)
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます