「こんにちわッ、テディちゃでス!
こおりのォくにへェ、ゆきたい~ッ!」
「がるる!ぐるるがる~!」(←訳:虎です!涼しい所へ~!)
こんにちは、ネーさです。
そうね~トナカイさんの背に乗って氷の女王様の国へ……と
白日夢を見てしまうほどの猛暑です。
いやぁ、氷の国はちょい寒すぎるよ?とお思いの活字マニアさんは、
こちらの御本を、どうぞ~!
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―― いつも彼らはどこかに ――
著者は小川洋子さん、2013年5月に発行されました。
動物好きさんならニッコリ♪してしまう御本の装幀は新潮社装幀室の皆さん、
表紙の装画はD[di:](←『ディー』とお読みするらしいです)さんの作品です。
「あはァ♪ りすゥ~!」
「ぐるるぅ~!」(←訳:栗鼠だぁ~!)
リスくんたちを描いた画に象徴されるかのように、
この御本に収められている作品には……
出てくるのです。
「でッ、でてくるゥ?」
「がるるる?」(←訳:オバケが?)
いえいえ、オバケではありません。
8編の短編小説それぞれに、
出てくるのは、
動物たち。
作品の題名を挙げれば、
イメージが膨らむでしょうか――
『帯同馬』
『ビーバーの小枝』
『ハモニカ兎』
『チーター準備中』……
「だむをォ、つくるゥ、びーばーァ?」
「ぐるるがーるー?」(←訳:俊足のチーター?)
よく見かける動物も珍しい動物も、
著者・小川さんの筆にかかると、
足跡ひとつ、
落ちた羽毛の一本にさえも
不思議な光輝が宿ります。
書物の頁から立ちのぼるのは、
彼らの呼吸、
毛繕いの音、
かすかな羽風。
「いろんなァ、どうぶつがァ、すぐそこからァ~」
「がっるるぐるる!」(←訳:こっちを見てる!)
どんな動物が、
どんな形で御話に登場するのかは、
ここには記さずにおきましょう。
でも、個人的な好みを少しだけ言ってしまうなら、
『愛犬ベネディクト』
『竜の子幼稚園』
この2作品を、
何度も何度も読み返しました。
そして、表紙のリスくんたちから来る印象でしょうか、
京都の高山寺に所蔵されている
『明恵上人像』を想い浮かべましたよ。
松の樹上で座禅する明恵上人と
上人さまをそっと見守るリスの画を、
歴史小説好きさんや白洲正子さんの著作の愛読者さんは
きっと御存知のことでしょう。
「ちいさなァ、りすゥ!」
「ぐるぐるるがっる!」(←訳:ふさふさのシッポ!)
たいそう好評なこの御本は
今日8月8日現在、
ネット書店さんなどでは品切れ状態であるようです。
でも!
町の本屋さんには、あるかもしれませんね!
夏休みに絶対読んだるわい!と拳を握りしめた活字マニアさんは
ぜひ、お近くの本屋さんで探してみてくださいな♪
「めじるしはァ~」
「がっるぐる!」(←訳:シッポです!)
こおりのォくにへェ、ゆきたい~ッ!」
「がるる!ぐるるがる~!」(←訳:虎です!涼しい所へ~!)
こんにちは、ネーさです。
そうね~トナカイさんの背に乗って氷の女王様の国へ……と
白日夢を見てしまうほどの猛暑です。
いやぁ、氷の国はちょい寒すぎるよ?とお思いの活字マニアさんは、
こちらの御本を、どうぞ~!

―― いつも彼らはどこかに ――
著者は小川洋子さん、2013年5月に発行されました。
動物好きさんならニッコリ♪してしまう御本の装幀は新潮社装幀室の皆さん、
表紙の装画はD[di:](←『ディー』とお読みするらしいです)さんの作品です。
「あはァ♪ りすゥ~!」
「ぐるるぅ~!」(←訳:栗鼠だぁ~!)
リスくんたちを描いた画に象徴されるかのように、
この御本に収められている作品には……
出てくるのです。
「でッ、でてくるゥ?」
「がるるる?」(←訳:オバケが?)
いえいえ、オバケではありません。
8編の短編小説それぞれに、
出てくるのは、
動物たち。
作品の題名を挙げれば、
イメージが膨らむでしょうか――
『帯同馬』
『ビーバーの小枝』
『ハモニカ兎』
『チーター準備中』……
「だむをォ、つくるゥ、びーばーァ?」
「ぐるるがーるー?」(←訳:俊足のチーター?)
よく見かける動物も珍しい動物も、
著者・小川さんの筆にかかると、
足跡ひとつ、
落ちた羽毛の一本にさえも
不思議な光輝が宿ります。
書物の頁から立ちのぼるのは、
彼らの呼吸、
毛繕いの音、
かすかな羽風。
「いろんなァ、どうぶつがァ、すぐそこからァ~」
「がっるるぐるる!」(←訳:こっちを見てる!)
どんな動物が、
どんな形で御話に登場するのかは、
ここには記さずにおきましょう。
でも、個人的な好みを少しだけ言ってしまうなら、
『愛犬ベネディクト』
『竜の子幼稚園』
この2作品を、
何度も何度も読み返しました。
そして、表紙のリスくんたちから来る印象でしょうか、
京都の高山寺に所蔵されている
『明恵上人像』を想い浮かべましたよ。
松の樹上で座禅する明恵上人と
上人さまをそっと見守るリスの画を、
歴史小説好きさんや白洲正子さんの著作の愛読者さんは
きっと御存知のことでしょう。
「ちいさなァ、りすゥ!」
「ぐるぐるるがっる!」(←訳:ふさふさのシッポ!)
たいそう好評なこの御本は
今日8月8日現在、
ネット書店さんなどでは品切れ状態であるようです。
でも!
町の本屋さんには、あるかもしれませんね!
夏休みに絶対読んだるわい!と拳を握りしめた活字マニアさんは
ぜひ、お近くの本屋さんで探してみてくださいな♪
「めじるしはァ~」
「がっるぐる!」(←訳:シッポです!)
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