「こんにちわッ、テディちゃでス!
いよいよォ、あしたあたりィ~!」
「がるる!ぐるるぐるがるるる?」(←訳:虎です!桜の開花が東京でも?)
こんにちは、ネーさです。
東京都心部と違い、ここ多摩地域の桜はまだ眠っているようですが、
開花までのひとときは、
さあ、読書タイムですよ!
本日は、こちらを、どうぞ~
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―― エリア51 ――
著者はアニー・ジェイコブセンさん、原著は2011年に、日本語版は2012年4月に発行されました。
英語原題は『AREA51 ; AN UNCENSORED HISTORY OF AMERICA'S TOP SECRET MILITARY BASE』、
『世界で最も有名な秘密基地の真実』と日本語副題が付されています。
「ひみつゥきちィッ!!」
「ぐるがるるっ?」(←訳:あの有名なっ?)
前回記事で『モンスター大図鑑』を御紹介した流れで、
この御本もトンデモ系なのかっ?
と早まらないで下さいね。
ええ、この御本は、あの、
何かにつけてUFOや宇宙人と関連して語られることの多い、
米国の軍事基地をテーマに書かれたものです。
けれど、決してトンデモ本じゃありません!
とても真面目な、ノンフィクション作品なのです。
「まじめにィ、ひみつきちッ??」
「がるがるぐるる?」(←訳:そこからUFOが?)
……《伝説》が始まったのは、1947年のこと。
1947年7月、
ニューメキシコ州ロズウェルに正体不明の物体が落下しました。
その物体は郡保安官事務所と軍によって回収され、
ロズウェル陸軍飛行場を経て、
ネヴァダ州ネリス試験飛行場内の或る施設に運び込まれた――
その施設こそが、
エリア51。
というのが、一般に知られている『ロズウェル事件』ですね。
「うむゥ! ほんとゥかなッ?」
「ぐるるがるるる!」(←訳:砂漠の基地だね!)
著者・ジェイコブセンさんは、
先ず、エリア51の成立ちに注目します。
ラスヴェガスまで100㎞と少し、のネリス空軍基地。
いったい何者が、
ここに数々の、エリア、と冠される実験場建設を命じたのか?
その目的は?
どれほど巨額な費用が投じられたのだろう?
どのような人間が、組織が、
実験場に出入りしているのか?
UFOのお話でしょう?と思って読む御方は
腰が引けてしまうかもしれませんね。
手に取っていただければ分かりますが、
実は、
厚さ3㎝になるこの御本の、
ほぼ9割近くが
20世紀中頃~後半にかけての戦史、
軍事技術史、
そして戦略史と、
東西冷戦の裏側についての文章なんです。
「えェッ? せいじィ??」
「ぐるっ??」(←訳:戦争っ??)
御本の終わり近くになって、
ようやく、ジェイコブセンさんは
大胆な推測に踏み込みました。
歴史の、どのような狭間、
暗い空白から、
『ロズウェル事件』とエリア51がこぼれ出てきたのかを、
長期の調査と
大量の資料をつなぎ合わせることによって
謎の物体の真実に迫ってゆきます。
物体に乗っていたのが《何》であったのか、も……!
「えええェ~ッ!?!」
「がるるっ!」(←訳:まさかっ!)
正直に申しますと、
ジェイコブセンさんの《結論》には
疑問の余地あり、かもなぁ~…とも思うのですが、
一見、いえ、一読の価値あり!な
挑戦作&労作です。
未確認飛行物体マニアさんに、
SF好きさん、
歴史好きさんに、
おすすめの一冊ですよ♪
休日の読書タイムに、ぜひ!
「こんやもォ、ほしぞらにィ、さがそうッ!」
「ぐるがるる!」(←訳:謎の物語を!)
いよいよォ、あしたあたりィ~!」
「がるる!ぐるるぐるがるるる?」(←訳:虎です!桜の開花が東京でも?)
こんにちは、ネーさです。
東京都心部と違い、ここ多摩地域の桜はまだ眠っているようですが、
開花までのひとときは、
さあ、読書タイムですよ!
本日は、こちらを、どうぞ~

―― エリア51 ――
著者はアニー・ジェイコブセンさん、原著は2011年に、日本語版は2012年4月に発行されました。
英語原題は『AREA51 ; AN UNCENSORED HISTORY OF AMERICA'S TOP SECRET MILITARY BASE』、
『世界で最も有名な秘密基地の真実』と日本語副題が付されています。
「ひみつゥきちィッ!!」
「ぐるがるるっ?」(←訳:あの有名なっ?)
前回記事で『モンスター大図鑑』を御紹介した流れで、
この御本もトンデモ系なのかっ?
と早まらないで下さいね。
ええ、この御本は、あの、
何かにつけてUFOや宇宙人と関連して語られることの多い、
米国の軍事基地をテーマに書かれたものです。
けれど、決してトンデモ本じゃありません!
とても真面目な、ノンフィクション作品なのです。
「まじめにィ、ひみつきちッ??」
「がるがるぐるる?」(←訳:そこからUFOが?)
……《伝説》が始まったのは、1947年のこと。
1947年7月、
ニューメキシコ州ロズウェルに正体不明の物体が落下しました。
その物体は郡保安官事務所と軍によって回収され、
ロズウェル陸軍飛行場を経て、
ネヴァダ州ネリス試験飛行場内の或る施設に運び込まれた――
その施設こそが、
エリア51。
というのが、一般に知られている『ロズウェル事件』ですね。
「うむゥ! ほんとゥかなッ?」
「ぐるるがるるる!」(←訳:砂漠の基地だね!)
著者・ジェイコブセンさんは、
先ず、エリア51の成立ちに注目します。
ラスヴェガスまで100㎞と少し、のネリス空軍基地。
いったい何者が、
ここに数々の、エリア、と冠される実験場建設を命じたのか?
その目的は?
どれほど巨額な費用が投じられたのだろう?
どのような人間が、組織が、
実験場に出入りしているのか?
UFOのお話でしょう?と思って読む御方は
腰が引けてしまうかもしれませんね。
手に取っていただければ分かりますが、
実は、
厚さ3㎝になるこの御本の、
ほぼ9割近くが
20世紀中頃~後半にかけての戦史、
軍事技術史、
そして戦略史と、
東西冷戦の裏側についての文章なんです。
「えェッ? せいじィ??」
「ぐるっ??」(←訳:戦争っ??)
御本の終わり近くになって、
ようやく、ジェイコブセンさんは
大胆な推測に踏み込みました。
歴史の、どのような狭間、
暗い空白から、
『ロズウェル事件』とエリア51がこぼれ出てきたのかを、
長期の調査と
大量の資料をつなぎ合わせることによって
謎の物体の真実に迫ってゆきます。
物体に乗っていたのが《何》であったのか、も……!
「えええェ~ッ!?!」
「がるるっ!」(←訳:まさかっ!)
正直に申しますと、
ジェイコブセンさんの《結論》には
疑問の余地あり、かもなぁ~…とも思うのですが、
一見、いえ、一読の価値あり!な
挑戦作&労作です。
未確認飛行物体マニアさんに、
SF好きさん、
歴史好きさんに、
おすすめの一冊ですよ♪
休日の読書タイムに、ぜひ!
「こんやもォ、ほしぞらにィ、さがそうッ!」
「ぐるがるる!」(←訳:謎の物語を!)
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