今日発行された『週刊ポスト』4.29号に、「夜這い」の特集記事が16ページにわたって特集されていた。
その中の大部を使って、赤松啓介氏に関する記事が。
赤松氏は兵庫県が生んだ民俗学者だが、在野の人。終生、柳田國男の民俗学を強烈に批判した人である。その柳田國男を直接取材した人が、我が宮翁さんである。もう、他に柳田を直接取材した人はこの世にいないであろう。宮翁さん、貴重な人なのである。
さて赤松氏は、その柳田とわが宮翁さんを「柳田、宮崎一派は…」と批判してその著書にもハッキリと書いている。しかし、宮翁さんは、その赤松を評価しておられるのだ。わたし、宮翁さんから、何冊かの赤松の著書を進められて読んだ。しかも、現在、宮翁さんが代表を務める神戸史学会が、昭和57年度、第4回「神戸史学会賞」を赤松氏に贈呈している。当時の代表は落合重信氏。学問の世界では、公平が要求されますが、神戸史学会は当然とはいえ立派ですね。
赤松啓介氏のことは、宮翁さんに話をお聞きして、いずれどこかに書かねばならないと思っています。
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明日19日(火)の「輪」のおすすめ定食は、
「うどん・おにぎり」セットの予定です。
よろしくお願いいたします。