喫茶 輪

コーヒーカップの耳

「本のあとがき」

2018-04-03 18:56:46 | 随想
短歌誌「六甲」に随想を書かせて頂くようになって丸二年になる。
ついこの前のような気がするのだが。
ということで今回が第24回。
「本のあとがき」と題して書かせていただきました。
←二段階クリック。
お読みいただければ幸いです。
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出石の鶴山

2018-04-03 14:07:47 | 本・雑誌
大古本市に関する話。

古書籍商業協同組合さんから送って頂いた目録を見ていて「絵葉書・但馬出石鶴山」(明治大正時代)というのが気になった。
それで、サンボ―ホールでの台で探したのだが、わたしは見つけることが出来なかった。
あのような場所に慣れていないこともあって…。
ところが今日、T石さんが持ってきてくださった。
詳細は省くが、会場でわたしが口にしたことを覚えて下さっていてのこと。
そのハガキ。
画質を落としています。実際はもっと鮮明。
松の木の上に鶴が5羽止まっています。
写真を出石出身の家内に見せると、あっさりと「袴狭のとこの…」と写っている山の場所を言う。
家内の実家に近い山だった。わたしも車で数限りなく通っている。
「鶴の居る山」という普通名詞ではなく、「鶴山」は固有名詞なのだと。
ここでいう「鶴」とは実は「コウノトリ」のことである。
家内が子どものころは、家の裏山の松の木にも巣があったという。
珍しくもなんともない鳥だったと。田んぼで悪さをする鳥だったと。

かつて文人知事といわれた坂本勝さんに『知事の手帖』(のじぎく文庫・唱和33年)というのがある。
その中の「コウノトリ由来記」にこんな記述がある。
←クリック
《兵庫県の但馬地方に、昔からツル山と呼ばれる山があって、そこの大樹のいただきに、たくさんの鳥が棲んでいた。人々はこれをツルだと思い込んでいた。》
絵葉書は、ここに書かれたツル山のことです。
家内はすでに子どものころからコウノトリと呼んでいたというが。
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明日、休みます。

2018-04-03 09:39:06 | 喫茶・輪

「喫茶・輪」は明日(4日)、都合で休業いたします。
よろしくお願いいたします。
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79 こうべ芸文文学選

2018-04-03 07:54:08 | 足立巻一先生
大古本市で買った一冊。

『79 こうべ芸文文学選』
表紙絵は竹中郁さん。
郁さんは表紙絵だけでなくカット絵も何点か載っている。
オシャレですね。
これを入手したのは、足立巻一先生の、わたしに覚えのない詩が載っていたからです。
他にもアッと思うような気になる人の作品が。
ところで足立先生の詩、「アメリカ……ロンドン……」だが、最初の一行。
《観覧者のゴンドラのなか》とある。
これは「観覧車」の誤植でしょう。
後を読むと、誤植としか思えない。
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