喫茶 輪

コーヒーカップの耳

安見子さんが!

2019-04-14 20:41:44 | 宮っ子
資料の隙間から出てきた冊子。

『宮っ子』です。昭和60年9月号。
http://miyakko-nishi.com/MIYAKKO-SYSTEM/Found_Page?find_year=1985&gou=66&areacd=0&page=14

http://miyakko-nishi.com/MIYAKKO-SYSTEM/Found_Page?gou=66&areacd=0&page=14&next=next

懐かしくパラパラと見ていたら、印象的なカット絵のページが。

誰のカットかと思ったら、野中安見子さん!
これは驚きました。
宮崎修二朗先生のご息女です。
そういえば、ご子息の天平さんは科学者でありながら水彩画の名手です。
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上原勝一さんの絵画

2019-04-14 17:25:38 | 喫茶・輪
上原勝一さんの絵画


その昔、「喫茶・輪」の常連さんだった人に上原勝一さんというお爺ちゃんがおられた。

元々服飾のデザイナーを職業としながら、趣味でも絵を描いておられた人で、素人とは言えない。
スケッチの帰りなどにうちの店に立ち寄り、食事をされるのを楽しみにしておられた。
日本酒が好きな人だった。しかし、うちのメニューにお酒はないので、ほかのお客様に分からないように、お冷グラスにそっと入れてお出しした。
すると一口飲んで、ニコッとされる笑顔がなんとも可愛かった。
そんな上原さん、「ここに置いておいたらいろんな人に見てもらえる」と言って、たくさんの作品を「あんたにあげる」と言って呈上して下さった。
店が忙しかったころは、季節に合わせて入れ替えたりしながら楽しませてもらった。
ところが、阪神大震災でアトリエが全壊し、油彩、水彩、版画、版木などの作品1500点をがれきに埋もれさせてしまい、失意のあまり一気に弱られ、震災の翌年、1996年にお亡くなりになった。89歳だった。
←二段階クリックで。



それからもう23年。店の状況も変わってきたし、わたしも年を取った。上原さんの作品をうちで持ったままでは、この先のことが心配。
ということで、この際ご遺族にお返しすることにし、格納していたところから出してきました。


いい作品がたくさんあります。
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『浪花女的読書案内』を読む①

2019-04-14 08:55:06 | 『浪花女的読書案内』
『浪花女的読書案内』を読む①です。


まず「はじめに」から。

こんなことが書いてあります。
《(略)東京に転勤したときの体験。大阪の女性がいたく評判が悪いことに驚かされました。軽い調子ではあったものの、厚かましい、騒々しい、といわゆる「大阪のおばちゃん」イメージ一色。》
このことをテーマにした木津川さんの講演を聞いたことがありますが、木津川計さんも嘆いておられた。そして、石井さんも嘆いたのだ。
嘆くだけではなく、《「ちょっと古い時代の文学の中に浪花女の魅力を探る」という企画を立てたのはそんな経緯がありました。》
となったのですね。
そうだ、わたし石野さんの講演もお聞きしたことがあります。その中に木津川さんに関することも出てきたのでした。
https://blog.goo.ne.jp/coffeecup0816/e/b8147f8fe7ef287ab0f00623e70cbca0 もう4年前の夙川公民館での講演。

さて、どのように石野さんは話を展開されるのだろうか?
この後、読むのが楽しみです。
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