喫茶 輪

コーヒーカップの耳

大村利一さん

2020-08-19 14:23:29 | 地蔵さん
今年は地蔵祭りを中止にしたのだが、その「小墓圓満地蔵尊」の縁起を書いた冊子、
『小墓圓満地蔵尊』(46ページ)を加筆して再発行したいと思っている。

これはわたしが2000年にワープロで制作した手作りのもの。なので部数はごく少なかった。
来年の地蔵盆には印刷屋さんにお願いして、ちゃんとしたものを作り信者の皆さんにお配りできればと考えている。
今のうちにしておかなくては、この地蔵さんの貴重な歴史が埋れてしまうだろう。
そんなこともあり、当地蔵尊と縁が深い豊中の大村家に今年の祭礼中止のご報告も兼ねて『西宮物語』からの引用許可のお願いのお手紙を出した。
利一氏のご夫人に宛ててである。
『小墓圓満地蔵尊』にも書いているのだが、大村利一氏(元椿本チエン社長、会長)が書かれた『西宮物語』には、当地蔵尊のことが詳しく出てくる。

敷地の地権者の一人でもある。縁は深いのだ。
ただし、利一氏は1986年8月に80歳でお亡くなりになっている。
その奥様とは最近まで手紙のやり取りをさせて頂いていたが、ここ何年かは不通。
少し心配していた通り、今日その娘さんから電話があり、「母は3年前の8月に95歳で亡くなりました」と。
しかも23日だったと。24日の本祭りの日ではないが、お地蔵さんに縁がある。
因みに、大村さんは、うちの娘が嫁いだ家(大村姓)と遠い昔に繋がっていて、そんな話も奥様と手紙でやりとりしたのだった。

おすすめ本『完本コーヒーカップの耳』


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「痣(アザ)」

2020-08-19 08:24:37 | 
今日の神戸新聞「読者文芸」欄、詩の部特選作です。

北川晴茂君の「痣(アザ)」。
「君」と書いてしまいましたが、51歳になっておられるんですね。失礼しました。
わたしは、まだ30歳代のイメージでいました。
選者、時里二郎氏の評。
《ふとももにある痣にまつわる母との不思議な絆の物語。この作者の語りの技術にいつも感心する。》
とあります。正直わたしは詩としてはそれほどと感じなかったのですが(ゴメン。知人ということでお許しを)。
彼は散文志向だと思うのです。
でも時里氏がおっしゃるのだからそうなんでしょう。
いつもこの選者は投稿者を励ます言葉を贈られる。

因みにわたしはふとももに黒いイボ(ほくろだと思っていた)があり、何年か前にそれが大きくなりひっかかってつぶれて出血し、皮膚科にかかったことがあります。
その時悪性黒色腫を疑われて肝を冷やしたのでした。
検査の結果はイボということで胸をなで下ろしました。

物語性のある本『完本コーヒーカップの耳』
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