喫茶 輪

コーヒーカップの耳

「小林久隆さんに聞く」

2021-05-23 23:24:58 | がん光免疫療法
うっかり見逃すところだった。
今朝の神戸新聞オピニオン欄。
小林久隆博士が全面で紹介されていた。



《がん治療に革命をもたらすと期待される「光免疫療法」の新薬が世界に先駆けて薬事承認され、兵庫県内でも治療が始まった。(略)小林久隆氏は将来のノーベル賞候補とも目される。(略)4月、西宮市の実家に一時帰国した小林氏に、治療の仕組みや開発の経緯などを尋ねた。》
そうか、神戸大学での治療に立ち会われたのかな?
わたしが書いたもの、読んでくださったかな?
実家にお送りしてあるので。←二段階クリックで。
『六甲』4月号です。

この「がん光免疫療法」については昨年の『KOBECCO』にも書いた。

『コーヒーカップの耳』
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見ることができた「じいじの桜」

2021-05-23 21:36:07 | テレビ番組
一昨日竹田のM本さんからいただいたDVDはうちのブルーレイTVには対応してなかったので見ることができなかった。



そのことを昨日ブログに書いたら、M本さんが新たにブルーレイ対応のDVDを送ってきてくださった。
ご親切な方だ。
見せてもらって想像以上に感動した。
番組にはM本さんもチラッと出ておられたが、表には出ずあくまで裏方として。
お人柄がしのばれます。

画面からは、立雲峡の桜を守る人たちの情熱がひしひしと伝わってきた。
しかし、ここも後継者の育成に困っておられることも現実。
近隣の人はぜひ参加していただきたいものだ。
あんなに素晴らしい桜の山をわたしはほかに知らない。
そりゃあ吉野が規模的には最高なのだろうけど。わたしには立雲峡が一番。
ぜひまた行ってみたい所だ。
今回のテレビは、単にレポートではなく人間ドラマでもあって、感動が深かった。
見たい人にはこのDVDお貸ししますので元「喫茶・輪」にお申し出ください。

『コーヒーカップの耳』
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読みどころ、いっぱい『最後の恋文』

2021-05-23 09:00:14 | 出久根達郎さん
まだ半分ほどのところを読んでいるのだが、出久根さんの随筆『最後の恋文』は、読みどころがいっぱいだ。

やはり出久根さんはいいなあ。
表題の随筆「最後の恋文」がすこぶるいい。
ぜひクリックして読んでみてください。






泣けますよね。
これは随筆というより、優れた短編小説のような。さすがに出久根さんです。
ところでこれを書かれた時の出久根さんの御年だが、巻末の初出一覧表から推察すると58歳ぐらいだ。
信じられない。出久根さんはわたしより一歳下。今ぐらいの年齢の感覚の文章だと思うのだが。

また、こんな文がある。
「陰徳なるかな」という項。
《間島保夫さんと知りあったのは、夏目漱石がきっかけである。漱石が取り持って下さった。》
あれ?これ読んだことがあるぞ、と思った。
これも巻末の初出一覧を見ると、「間島保夫追悼文集」とあった。
それならわたしも所持しているので既読感があって当然。
20年前のわたしの『コーヒーカップの耳』の出版記念会にも出席してくださったのだった。
さらに間島さんは、宮崎翁が信頼されていた古書店主。
翁はご自分の蔵書を間島さんに死後に任せるおつもりだった。
が間島さんの方がはるかに早く逝ってしまわれたのだった。

『コーヒーカップの耳』
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「人閒」あるいは「人間」

2021-05-23 08:40:32 | 出久根達郎さん
出久根さんの『最後の恋文』を読んでいる。



昨夕からボチボチ読んでいるがほぼ半分の所を読んでいて「おっ」。
《たとえば、先の山陽の詩だが、「此の福 人間」を、私は「にんげん」と教わった。正しくは「じんかん」なのである。人の世、という意味である。にんげんと、じんかんでは、同じようだが、大いに異なる。にんげんでは、詩が小さくなる。》
つい先日読んだ詩誌『ア・テンポ』の梅村光明さんの詩。




「人暮色」。じんかんとルビが振ってある。
そうだったんですね。

『コーヒーカップの耳』
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