喫茶 輪

コーヒーカップの耳

電線の形

2022-10-22 19:05:55 | まち歩き
郵便を入れにポストまで。

酒蔵通りと福祉センター筋の交差点の上の電線の形が好きです。



いいと思いませんか?

きれいな直線がいっぱいです。

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『現代川柳』第3号

2022-10-22 09:47:41 | 文芸
『現代川柳』第3号・通巻86号を「現代川柳」編集部よりお贈りいただきました。



2022年秋号とあるから季刊誌です。
時実新子さんの流れを汲むもの。
わたしは先入観を避けるために先ず作者の名前を見ずに読む。以下わたしがざっとチェックした句。

笑っている遺影の前で泣いている

満身創痍 検査を受けただけなのに

大好きな人があります那珂太郎

コロナと言えばすんなり通る嘘

戻るかも知れない人のための部屋

雨やどり以来ひいきに喫茶店

ボクの句集読んでる病妻(つま)が苦笑する

逝きし友の誕生日来るフェイスブック

加齢ですわたしに落度ありません

誰もかもわかるわかると去って行く


中に「那珂太郎」という名前が出てきてびっくり。
那珂太郎さんは詩人です。
もうお亡くなりになっていますが。昔、わたし、おハガキいただいています。詩集『コーヒーカップの耳』に賛辞をいただいたのでした。
この句の作者名を見ると加島修さん。
これにも見覚えがあって、何年か前に、中野友廣さんからこの人の句集を送っていただきました。
『一期一会の頭陀袋』というもの。なにか縁があるんですね。
その中野さんの句も選んでました。
「ボクの句集読んでる病妻が苦笑する」という句。

川柳作家の人たちは文章も上手いです。
新子さんもエッセイの名手でしたからねえ。
今号にもいいエッセイがたくさん載っていて楽しませて頂いています。
ありがとうございます。

紹介させていただいた句の作者名。富田房成、小川敦子、加島修、喜田みなみ、中野文擴、門前喜康、若林よしえ、小林康浩。
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