朝倉裕子さんの詩集『母の眉』(朝倉裕子著・編集工房ノア・2023年9月刊・2000円)です。
朝倉さんは以前、安水稔和先生の「火曜日」での同人仲間でした。
鋭い感性の詩を書く人でした。
今は以倉紘平さんの「アリゼ」同人。
先ず「あとがき」を。
ということで、お母さんの晩年8年弱を共にした暮らしの中から詩を紡ぎ出しておられる。
読んでみて、以前より言葉が柔らかくなった感じがします。
これは「病室にて」という作品。
「麻痺のない方の手をそっと握ってみる」に思いが溢れる。
ごく晩年のお母さんとの文字通りの触れ合い。
もう一篇。
「母の眉」。
いい見送り方をされたのだ。
そしてこのような詩集に昇華して。
最後の親孝行をお母さんはあの世から喜んでおられるでしょう。
『コーヒーカップの耳』(朝日新聞出版刊) おもしろうてやがて哀しき喫茶店。
朝倉さんは以前、安水稔和先生の「火曜日」での同人仲間でした。
鋭い感性の詩を書く人でした。
今は以倉紘平さんの「アリゼ」同人。
先ず「あとがき」を。
ということで、お母さんの晩年8年弱を共にした暮らしの中から詩を紡ぎ出しておられる。
読んでみて、以前より言葉が柔らかくなった感じがします。
これは「病室にて」という作品。
「麻痺のない方の手をそっと握ってみる」に思いが溢れる。
ごく晩年のお母さんとの文字通りの触れ合い。
もう一篇。
「母の眉」。
いい見送り方をされたのだ。
そしてこのような詩集に昇華して。
最後の親孝行をお母さんはあの世から喜んでおられるでしょう。
『コーヒーカップの耳』(朝日新聞出版刊) おもしろうてやがて哀しき喫茶店。