喫茶 輪

コーヒーカップの耳

朗読会「トライアングル」のお知らせ

2025-01-21 17:36:51 | アート・文化
朗読会「トライアングル」のお知らせです。
 
 
ドリアン助川さん原作の「キツネのお姉さん」を朗読するのは久保直子さん。
 
久保さんは、「さくらFM」の番組パーソナリティー。
 
わたしを度々番組に呼んで下さり、お相手をして下さる人。
 
 

今村欣史の本。 『完本・コーヒーカップの耳』面白うてやがて哀しき喫茶店。 

今なら本屋さんで買えます。宮脇書店ダイエー西宮店(浜松原町)のノンフィクションのコーナーに有ります。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『以倉紘平全詩集』

2025-01-21 15:19:31 | 
楽しみな本が届いた。
 
『以倉紘平全詩集』(以倉紘平著・編集工房ノア刊・9000円+税)。
 
 
724ページ。207篇の詩が載っている。
 
著者の以倉紘平さんの本は散文も含め何冊か読ませて頂いているが、何れも人間味溢れるもの。
 
お話しもさせていただいたが、静かな声で柔らかく話される。
 
その姿も静かである。座っていても立っていても、佇まいが静かだ。
 
良い人格が滲み出ている。
 
人生の酸いも甘いも噛み分けて来られた故の、きめ細かな空気がその体のまわりを包んでいる。
 
ということで、詩も散文も人間味豊かなもの。読めば深い味わいが得られる。
 
大いに楽しみな本。
 
といっても一気に読むものではない。
 
折に触れてページを開くもの。
 
以倉さんとは今朝も電話で話したが、
 
「ゆっくり読んでください」と言われた。
 
ああ、楽しみ。
 
 

今村欣史の本。 『完本・コーヒーカップの耳』面白うてやがて哀しき喫茶店。 

今なら本屋さんで買えます。宮脇書店ダイエー西宮店(浜松原町)のノンフィクションのコーナーに有ります。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

翔雲師の「亮介」

2025-01-21 10:03:25 | アート・文化

今、「明石市立文化博物館」で企画展開催されている「村上翔雲展」(1月26日まで)には二度足を運んだ。

 

四区画のフロアに展開される作品群は大作がズラリと並んでいて圧巻。「凄い!」としか言えないが、わたしには小品にも注目させられるものがあった。会場内は撮影禁止なので図録から。

作品群の最後に、この小さな書が置かれている。縦270ミリ。横430ミリと400ミリ。

交通遺児の作文を書にしたもの。一見、わたしにも書けそうな気がする馴染みやすい字。でも書けないな。よほどの修練の末の文字だと感じる。

これを見て思い起こしたのが「書斎・輪」に飾っているこれ。

翔雲さんが拙詩を書いてくださったもの。詩集『コーヒーカップの耳』からの「亮介」だ。

実は翔雲さん、この「亮介」という詩を幾つも作品にしておられる。

ほかに色紙や、変形色紙、そして扇面などにも。よほど翔雲さんの心に響いた詩だったのだろう。

妻と二人で、交通遺児の作文の書を見た時、妻もすぐにこの「亮介」のことを言ったのだった。

そして二度目に訪れた時、解説役の六車氏と話した時に六車氏も「亮介」を思い起こしたと。

交通遺児の書は1971年のもの。そして「亮介」は2000年代だったはず。

翔雲師の心の中にはこの種のテーマがずっと流れ続いていたということか。

「書」の道には厳しかったが、心根は優しい人だったのだ。

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする