喫茶 輪

コーヒーカップの耳

勝部如春斎

2013-06-20 16:47:00 | 西宮のこと
西宮文化協会の講演会「西宮の絵師 勝部如春斎」に行ってきた。
今日は「輪」が、お昼ちょっと忙しくて行けるかどうかわからなかったが、なんとか…。
会場の西宮神社会館に着いたら一分前だった。椅子に腰かけたらすぐに始まった。
あわてて家を出たのでカメラを忘れた。残念。
講師の土井さんの話はわかりやすかった。
自分が如春斎に興味を持ったきっかけから話を起こし、西宮との関わりをスライドを駆使して説き、系譜を図示しながら、如春斎の仕事を理路整然と紹介してゆく。土井さんは頭のいい人だ。さすが。
これまで如春斎などという絵師は知らなかったが、立派な人だったのだと確認させられた。
しかも出身が、浜東之町だと。ということは用海、石在のあたりだ。しかも戦前の信行寺さんには立派な襖絵があったのだと。その信行寺が菩提寺だったと。
わたしの場所から身近な人だったのだ。
さらに、うちの旦那寺の茂松寺さんにも作品があるのだと。縁が深いではないか。
他にも、葛馬さんなど、身近な名前が出てきた。
終って、展示されてた軸や屏風を見せて頂いたが、鷹の図などは素晴らしかった。
行って良かった。少し賢くなった気がする。
土井さんにご挨拶して帰ろうと思ったが、どなたかとお話しされてて叶わなかった。ゴメンナサイ。

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2 コメント

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本日はお越しいただきありがとうございました。誤... (k.doi)
2013-06-20 22:42:39
本日はお越しいただきありがとうございました。誤字脱字がないかチェックしましたが、やはり数カ所間違ってしまいした。笹舟さんが絵師、画家、イラストレーターと書いておられた記事にはさきほど気づきましたので、お話しの途中でふれることができませんでした。よくよく考えると、調べていたのは20年前です。当時は西宮のことも絵画史のことも殆ど知らない状態でした。が、このたび見かえしてみて、読めなかった印や文字が読めるようになっていたり、西宮の当時の状況についてもその頃より多少知識が増えていて、理解するところが多くなっており、本人もびっくりすることしきりでございました。戦災や震災で大半が失われてしまいましたが、今あるものを中心に、たとえ、現代の人にはおもしろみが感じられない狩野派であっても、次の時代に繋がるような資料は遺しておかなければと思います。西安寺さんの写真はakaruさんのブログからお借りしました。葛馬さんはもうあの作品お持ちではないのでしょうかというのが少し気になります。茂松禅寺さんには近いうちにおうかがいしてみようと思います。できれば如春齋について文化協会さんの冊子に書かせていただこうと思いますが、文章を書くのは得意ではありませんので、構成などについてご教示賜れればと思います。
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doiさん (akaru)
2013-06-20 23:09:57
doiさん
コメントありがとうございます。
よく調べておられるのに感心しました。
しかし、聞いていて思ったのはまだまだ調べる余地が残っているのでは、ということでした。それがまた反って楽しみなような気もします。ぜひ、doiさんが調べを進めて、まとめて頂きたいものです。きっと西宮の貴重な文化遺産になるものと思います。
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