喫茶 輪

コーヒーカップの耳

57年間で初めて

2018-08-12 07:46:04 | 日記
起きぬけ、6時ごろに家内と、森具にあるお墓の掃除に行きました。
日が上がってからでは暑いので。
でも、もう薄日が射し始めました。
ただ、曇りがちだったので救われましたが。
行くと、たくさんの人でした。
こんなにたくさんの人に出くわすのは初めてでした。
墓地は草があまり生えてませんでした。
連日の猛暑のせいでしょう。
途中で気が付くと、無縁墓の前にみなさん集まっておられました。
そして三人の僧侶が読経をされました。
みなさん、手を合わせておられました。
家内の話では、声をかけてもらった人が集まって行かれたと。
わたしは気づかなかったのですが。
わたしたちも掃除の手を休めて、その場から拝みました。
そのあと、三人の僧侶(一人は住職、そして若い僧とその奥様らしき人)が先導して、
「なむあみだぶ」と唱えながら墓地内を歩かれました。
外周を回り、もうお終いかな?と思っていたら、まだ同じ通路を回って行かれました。
わたしたちは、自分の墓石のそばで手を合わせていました。
みなさんはこの森具の地域に住んでおられる人なのでしょう。
いわばわたしたちはよそ者。お声をかけてもらえなかったのです。
いえ、墓地管理費は支払ってますよ。
その管理費で近くの人たちが日頃お世話してくださっているのです。
きっとその人たちなのでしょう。
ざっと数えて見たら、60人ぐらいおられました。
それが一列に並んで、「なむあみだぶ」と唱えながら歩かれるのです。
二周目の途中でわたしたちは帰って来たのですが、あとはどうなさったのでしょうか?
父親が死んでから、57年になります。
こんな場面に遭遇したのは初めてです。
ということは、8月12日の6時ごろに、これまでお参りしたことがなかったということなのでしょう。
これは毎年の恒例行事のような様子なので。

ところでわたし、あの外周を回ることに参加せずに帰ってきて良かったです。
帰宅してすぐにトイレに行きたくなったのでした。
病後の野菜と麦ごはんを中心とした食生活のせいで、
朝食後、すぐに便意を催し、待ったなしになっているのです。
今朝はまだ食べてませんでしたが、水を少々飲んで行きました。
あの時、歩くのに参加していれば、多分危なかったと思います。
そこで思うのは、墓地にトイレが欲しいなあと。
駐車場が広いので、あそこにきれいなトイレを作ってほしいな、ということです。
簡易トイレではなく、ちゃんとしたきれいなトイレを。
話が長くなりました。

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