もう余分はないと思っていた拙著『詩集・コーヒーカップの耳』(2001年2月1日・編集工房ノア刊)がひょんなところから見つかった。11冊。
ここに収められている作品は『完本・コーヒーカップの耳』にも収められているのだが、ただ一篇、ある作品は除いてある。それが一部で物議をかもした問題作なのだが。
そして詩集の方には昨年お亡くなりになった詩人安水稔和先生の懇切丁寧な跋文が8ページにわたって載っている。
やはりこの本はわたしにとって貴重なものだ。
ただし、見つかったのは初版ではなく2001年6月1日発行の第二刷り。
『完本・コーヒーカップの耳』 これは2020年、朝日新聞出版発行。