写真週刊誌「フライデー」を買って来た。
もちろん店に置くためだが、「輪」は今年の営業開始日が15日である。
ということで、わたしが読む。
中に、新春スペシャルインタビューとして、美輪明宏さんが取り上げられていた。
昨年末の紅白で最も評価された歌手ではなかったか。
少なくともわたしは一番良かったと思っている。
で、「フライデー」
きれいなグラビア写真とともに、その美輪さんの談話の一部。
―今回の結果(12月の総選挙)は、今の日本の民度を顕している。(略)原発事故を考えてみてください。放射能が漏れ出した時、それを無効化する手立ても考えてないのですから製品化してはいけない代物です。それを知りながら、自民党は中曽根康弘さんたちが先導して、日本中に不完全な製品を設置しました。50年という長きにわたって自民党が作り上げた歪みが、耐えきれずに軋んでいる。それが今の日本ではないですか。それなのに「民主党が悪い」と、まるで被害者のような顔をしている。安部晋三さんは、なぜこれまでの反省を口にできないのでしょう。どの政党と手を組んででも過去の歪みを正し、罪滅ぼしをする。これが伝統的な日本の男らしさではないでしょうか。
「たちあがれ日本」と命名し、「太陽の党」を立ち上げ、今度は大阪市長の橋本徹さんを巻きこんで「日本維新の会」と合流した石原慎太郎さんも、節操がなさ過ぎです。失礼ながら笑ってしまいますよ。核武装や徴兵制の実現を口にされてますけれど、時代遅れも甚だしい。ご自身で「暴走老人」を自認しているようですが、「妄想」のお間違いでは?―
いいなあ!美輪明宏さん!