喫茶 輪

コーヒーカップの耳

『喫茶店文学傑作選』

2023-09-22 09:42:44 | 本・雑誌
予約注文していた本が届きました。



『喫茶店文学傑作選』(林哲夫編・中公文庫・2023年9月25日刊・900円+税)。
「喫茶・輪」はすでに廃業しましたが、やはり「喫茶店」、しかも「文学」となると気になります。
もくじを見てみると「喫茶・輪」のことは出てませんね(笑)。
その目次にある名前、お二人についてはうちに直筆のハガキがあります。
これは田村泰次郎。
一ファンに宛てたものです。
昭和29年の消印があります。

これは常盤新平さん。

わたしにいただいたものです。

これから楽しませていただきます。

この本のカバー、てっきり写真だと思っていたのですが、編者、林哲夫さんの絵なんです。
そう、林さんの本職は画家さんです。

『コーヒーカップの耳』喫茶店を舞台に繰り広げられる、笑死と涙のドラマ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

久しぶりのキャンサークリニック

2023-09-21 11:41:50 | 健康・病気
三か月ぶりのキャンサークリニックでした。



明和病院の駐車場に車を駐めて。
この駐車場に駐めるのは三日連続。
一昨日は妻の一カ月前の骨折のX線検査と診察に付き添って。
昨日はわたしの泌尿器科の検査と診察。
そして今日。
天気予報が悪いので混んでるかと思ったがそうでもなく屋外駐車場にすんなりと置けた。

キャンサークリニックでは、行くと看護師さんが待ち構えていたように出てきてくださって、
「imamuraさん久しぶり」と。
三か月ぶりの予約診察。
前に院長さんにお送りした『放射線治療体験記』を手にしておられた。
「みんなで読ませてもらいました」と。
そして
「これ、ここに置いておいて患者さんに公開させて頂いていいでしょうか?」と。
「もちろんいいです。そのために作ったようなものですから」と申しました。
その後、K屋先生の診察。で、先生も、
「ここには乳がんと前立腺がんの人が多いのですが、みなさん最初は、緊張して構えて来られます。
そんな人に読んでもらえればと思います。同病の人の体験は喜ばれると思います」と。
そして「面白かったです」と。
恥ずかしいこともざっくばらんに書いてますのでね。

その後、やはり丁寧な診察があって、「昨日の血液検査の結果もこちらに来てまして、いい数値になってます」とのこと。
次はまた三か月後です。
やれやれ良かった。

『放射線治療体験記』ですが、読みたい人にはお貸しします(差し上げたらいいのですが多く作ってませんので)。お申し出ください。




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

高校生の詩

2023-09-20 18:38:17 | 
高校生の詩の選をしています。
40数篇の作品の中から10篇を順位をつけて選びます。


4、5篇読んだところで、ちょっと困ったなあと思いました。
いいのがなかったのです。
でもその後、「いいなあ」というのが次々出てきて安心しました。
なかなか良かったです。
高校生の詩、理屈っぽいのかな?という印象でしたが、見直しました。
初々しいのもあって楽しかったです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『こうべ文学逍遥 花と川をめぐる風景』

2023-09-17 09:01:57 | 文学
今朝の神戸新聞、文化欄に野元正さんの新刊が紹介されていました。



『こうべ文学逍遥 花と川をめぐる風景』(野元正著・神戸新聞総合出版センター・1980円)です。
野元さんは今、短歌誌「六甲」に「花を巡る文学逍遥」というのを連載されてます。
そのことこの前このブログでちょっと触れました。

9月末発売が待たれます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

孫二人来襲

2023-09-17 06:55:05 | 
一昨日から昨日まで大阪のumiと姫路のshuntaの二人の孫が一泊で来襲していました。
二人は一歳違いの仲良し。
久しぶりに会って大いに楽しんでいました。
写真はいっぱい撮りましたが紹介するのはこれだけにしておきます。

二人でお地蔵さんの水溜(石臼)を覗いています。
好奇心に満ちた様子。
二人が同じ恰好をしているのがおかしいです。

暑い中、突き合わされて大変でしたが、楽しかったです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

北海道のコスモス

2023-09-16 22:39:43 | 日記
北海道の新冠で余生を送ることにされた松本さんから、今朝メールがあった。
たしかもう90歳を超えておられると思う。
カメラが趣味で昔、京大のアメフト「ギャングスターズ」の写真担当をしておられた。
今日送って下さった写真も素晴らしい。



きれいなコスモスです。
自宅の前の庭に咲いているのでしょう。
いいカメラで写されたのでしょうね。
以前ハッセルブラッドというカメラを持っておられたが。
後ろにある木彫りも松本さんの作品。
書も素晴らしく、多趣味の人だ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「名筆研究会展」2023

2023-09-15 09:14:05 | アート・文化
「名筆研究会展」の案内をいただきました。





「名筆」編集人の六車明峰さんには長年にわたって、わたしの書くものへのご協力を頂いています。
会期中のどこかで行かせていただきます。
楽しみです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『母の眉』

2023-09-14 11:12:26 | 
朝倉裕子さんの詩集『母の眉』(朝倉裕子著・編集工房ノア・2023年9月刊・2000円)です。



朝倉さんは以前、安水稔和先生の「火曜日」での同人仲間でした。
鋭い感性の詩を書く人でした。
今は以倉紘平さんの「アリゼ」同人。

先ず「あとがき」を。


ということで、お母さんの晩年8年弱を共にした暮らしの中から詩を紡ぎ出しておられる。
読んでみて、以前より言葉が柔らかくなった感じがします。

これは「病室にて」という作品。

「麻痺のない方の手をそっと握ってみる」に思いが溢れる。
ごく晩年のお母さんとの文字通りの触れ合い。

もう一篇。
「母の眉」。
いい見送り方をされたのだ。
そしてこのような詩集に昇華して。
最後の親孝行をお母さんはあの世から喜んでおられるでしょう。

『コーヒーカップの耳』(朝日新聞出版刊) おもしろうてやがて哀しき喫茶店。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「ひようご詩の講座」

2023-09-14 08:18:37 | 
今朝の神戸新聞。

兵庫県現代詩協会主催の詩の教室「ひょうご詩の講座」の記事です。
写真右端は事務局の野口幸雄さん、真ん中は高木敏克さん、左は大橋愛由等さん。
初回の講師は神戸新聞文芸欄詩の選者の時里二郎さん。
これは初心者には楽しみな講座です。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

だれに読ませる?

2023-09-12 14:44:21 | 本・雑誌
『読売新聞で読む明治』(出久根達郎著・中公文庫・2007年刊)です。



「為になる事をわかりやすく」の項にこんなことがかかれている。

《若き日の咢堂・尾崎行雄が、諭吉に、著述の心構えを、たずねた。
君は誰に読ませるつもりで書いている、と反問された。すでに何冊か世に送り出していた尾崎は、得意げに答えた。「大方の識者に読ませるためです」
諭吉が一笑に付した。「猿に読ませるつもりで書け。世の中はそれでちょうどよいのだ」
ひと握りのインテリ層に、喝采されるような難解な書きぶりは駄目だというのである。
「障子の向こう側にいる下女が聞いても意味のわかる」ように書いてこそ、意義がある。
(略)
むずかしい言葉を使うのが、この時代の主流であったから、あえて、むずかしい言葉を避け、優しく説いた読売新聞の出現は、画期的であったのである。》


『コーヒーカップの耳』 猿が読んでも笑って泣ける本。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

西宮大橋まで。

2023-09-11 22:09:35 | 健康・病気
昨日は北へ歩き、「西宮橋」経由で市役所線を南下。


今日は南へ。
「西宮大橋」まで。

3800歩。
だいぶ涼しくなりましたが、汗かきました。
もう少し涼しくなったら、あの橋の上まで歩きましょう。
眺望が素晴らしい‼️
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

葉室麟さんの健康

2023-09-11 15:38:16 | 本・雑誌
『川のほとりで』だが。

「健康への出発」という項がある。

《わたしが2009年に初めて直木賞候補になった時、同じ歴史時代小説家の山本兼一さんと北重人さんが一緒だった。
 三人とも中年から小説を書き始めた遅咲きの作家で直木賞候補になった時は、五十歳を過ぎていた。(略)
だが、北さんは直木賞候補になったこの年の八月に亡くなられた。(略)
ところが、山本さんも2014年二月に病で亡くなった。気が付けば、初めて直木賞候補になった時、そばに並んでいたふたりの先輩作家を相ついで亡くしたのだ。(略)
これからなそうと思う仕事のために自分自身のメンテナンスをしっかりしなければ、人生の最終コーナーをまわることはできないのだから。
そんな思いが三日坊主に終わらないことをいまはひたすら願うばかりだ。》


これは2017年7月10日発行の『ヘルシスト』238号に掲載されたもの。
そして葉室麟さんはその年の12月にお亡くなりになっている。
なんという無常。
生きておられたら、あとどれほどの傑作を生みだされただろうか。惜しい。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

濱口竜介監督の帯文

2023-09-10 11:09:31 | 
福永祥子さんの詩集
わたし頂いてました。福永さんの詩集『立方体の空』(ぽっと舎・2014年刊)。



銀獅子賞の濱口監督の帯文です。
《そうか、この海が福永さんなのだ。》
このあと、裏表紙に続く。
《海から魚が飛び跳ねるみたいに”!”が出て来ると「ああ、僕の知ってる福永さんだ」と安心する。でも、詩は深い海としてここにある。》

濱口監督も詩人ですね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

濱口竜介監督が「銀獅子賞」

2023-09-10 09:23:58 | アート・文化
濱口竜介監督が「銀獅子賞」受賞!!!
https://news.yahoo.co.jp/pickup/6474920

先日行った須磨のギャラリー喫茶「あいうゑむ」さんのオーナー、福永祥子さんがこの監督さんの弟分の野原監督の映画「三度目の、正直」に出演されてます。
わたし、昨年、元町の映画館へ観に行きました。
 先に福永さんは、濱口竜介監督の「ハッピーアワー」(2015年)に出演されています。
「あいうゑむ」さんの壁面には濱口監督の絵が飾ってあります。
わたし、撮影してます。


素晴らしいです。

そして、福永さんの詩集には濱口監督の推薦文が。
https://www.kobe-np.co.jp/.../202203/p3_0015162884.shtml

『コーヒーカップの耳』映画になる話がいっぱい。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今日は北へ

2023-09-09 21:44:50 | 健康・病気
今日の夜ウォーキングはいつもと違う方向へ。
わたしが三度入院したw病院経由。







3600歩ぐらい。
朝も少し歩いたので合計5100歩。
まあまあか。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする