ようこそ。 地理の部屋と佐渡島へ。577
難しいところもあるが、だいたいは簡単な作業。
Photo-01
初めて開く筐体には安全策で行きたくなる。PCには極力手を入れないのは鉄則であるが、しなくてはならないことも時にある。CMOS電池交換ごときの作業であるが、今回はキーボードまではずしてみた。この手の作業をする際、最初にしなくてはならないのは電源コードを抜くことと、バッテリーパックをはずすことである。
Photo-02
バッテリーパックをはずすと、すでに電池が見えている。固定するためのケースに収められ、ねじ止めしてある。よく見るとこのねじをはずせばあとは抜くだけのようであるが、実際やってみるとこのケースがうまくとれない、むやみに力を加えたくないので、キーボード側から分解して行きはずせるかどうか確認することにした。急がば回れである。
Photo-03
これはついでである。メモリーの差されている窓を見ている。A21eは98Se世代の機種なので、最大搭載メモリーは256MBである。現在2000をインストールしているが、2000でも操作に重さを感じない。CPUはセレロン700Mhzである。
Photo-04
キーボードをはずすだけでなく、その周囲のカバーもはずしたいので、わかる限りのねじをはずさねばならない。取り外したねじは、作業する際どこからはずしたかをしっかりわかるようにしておくこと、そしてなくさないように注意も払わねばならない。
Photo-05
キーボードがはずれた。実はキーボードだけであれば、はずすねじは一つか二つ程度であった。力を入れすぎないよう注意して右下角からじわじわとはぐように起こしていった。
Photo-06
はずしたキーボードをひっくり返してみている。構造は至ってシンプルである。キーボード本体はPC側にもあるソケットで結合させていた。ケーブルで接続されていないのがありがたい。
Photo-07
かすかにCMOS電池から延びるケーブルが見えている。中心の黒いカバーをはずすと、完全に見えてくる。ここまで来ればもう簡単。こちらからあけて良かった。
Photo-08
小さなマイナスドライバーで少し力を加えるだけだ。ソケットはすぐはずせた。赤と黒の配線に注意。はずしてすぐに小さなソケットをどの向きで差し込めばよいかも確認した。取り外すときには取り付けのことを意識しておく。意外と忘れがちな注意点である。
キーボード周囲のカバーもはずせるところまで来ていたが、最後に一カ所うまく行かない所があった。無理は禁物。このカバーは割れやすいのだ。少し起こせば手が十分はいるので、今回は取り外さず作業した。
Photo-09
作業に時間はそうかからなかった。ちょっとした仕事の合間にできる作業であったのだが、時折席を立たねばならないから、はずしたねじ類はセロテープで敷いていた紙などに一つ一つ固定して散逸しないようしておいた。かえってこれが後の作業効率をあげてくれる。
ここまで本体を解体しなければならないことは滅多にないが、個人がする際は最悪のことも考え、作業は当然自己責任の下でせねばならない。作業完了後に電源を入れてみた。BIOS画面で日時の設定を終えたらちゃんと起動した。一安心。そして再度電源を切りコードを抜き差しして再起動。BIOS画面がでることなく以前のようにすぐ起動している。作業は成功であった。
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写真撮影:2009.02.05
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2009年 地理の部屋と佐渡島 yokoso_577
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http://blog.goo.ne.jp/dachasnowman/
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爺の四国巡礼熊谷寺参拝にお付合い頂き有難う御座います。
キーボードの電池交換・・・難しそう!
爺に出来るのはマウスの電池交換ぐらい!
動かなくなったら家電屋さんへ・・・
機械物には弱いので、バッテリー交換位しか!
出来ませんが、細かい精密機械ですね、見ただけで
私には到底だめ!
本職に、お任せ、
地理さん、凄く楽しんでる姿が想像出来ます
誰かとと同様、触らぬ「PC」にたたり無しの
精神です。
細かい難しそうな作業、目も疎くなってきて
おり、自分でやることは壊すと同一語になっ
ています。
それにしても凄いですね!
なんと言うことでしょう。
▼tkhsさんへ。
その方がよいです。でも、メモリー交換はされる
というのですから、たいがいの場合はそれで十分
です。今回の場合は特殊な例ですね。
▼micoさんへ。
心配があったら手を出さない方がもちろん良いで
すよ。ただ、皆さんがノートPCをお使いでした
ら、見ていただけただけで嬉しいです。中身が
こんなになっているというのを見ていただけたわ
けですから。
▼hiroshijiji1840さんへ。
今回は中がこんな感じになっているんですという
紹介を兼ねています。多少挑戦してみようかなぁ
と言う方には、これまた刺激にはなるのではない
かと思っています。
▼mitirinさんへ。
楽しみました。おっしゃるとおりです。
機械に苦手意識がある場合は触らぬ方
がよいですね。困ったら電気店へ行っ
た方が安全です。以前の自分もそうで
した(笑)。
▼アコードさんへ。
もちろん、おっしゃるとおりです。
ただ、これで中がどうなっているか。
雰囲気を見ていただけたものと思い
ます。IBMは中でも比較的いじり
やすいメーカーだと思います。
私も機械屋なので、物が壊れたら必ず分解して修理します。
ダメと判断された物でも必ず分解して中味を確認します。
デスクトップを使っていますが、蓋を外してみると意外と中は空っぽですね。
パーツは秋葉原に行けば大抵手に入ります。
その秋葉原も大変身しました。
電気街だけは昔の姿で残っています。
写真付きの丁寧な解説です。
ホント、メーカーもこのぐらい親切にしてくだされば、
個人でもできるかもしれないですね~。
めったにPCの中は見ることはありません。
なかなか魅力的でした。
いいものを見ました~! と、いう気持ちです。
いつもありがとうございます。(*^_^*)
でも、そういうことは必要に迫られたから仕方なくやったわけで、基本的にはこういうことに時間を使いたくはないですね。それよりは、パソコンを使っていろいろなことをやりたい。
最近はあまり事故もなく、中身を触ることはまずありません。それが理想です。今後もそう行きたいものです。