いつも立ち寄りたくなる場所。
神社仏閣関係ではこの「大膳神社」もその一つ。今回は正面の参道から入ることにした。暖冬の年末。冬枯れの中にも、杉並木やシイなどの常緑樹が境内を包み込んでいる。天候のせいもあり、日中とはいえほの暗い。撮影には多少の無理があるが、時折雲間から射し込む日の光が良い。
さて、年越しまでまだ時間がある。人気のない境内は閑寂とか静寂が支配する世界。この一時もやがて年越しの晩から少しは人出もあろうと推察する。年越しの晩。訪れる者が踏みしめるのは雪ではなく、参道を覆う落葉や苔であろう。
【中部北陸自然歩道・大膳神社】
祭神は農業食饌の祖神である御食津神。左右に日野資朝卿・山伏大膳坊を合祀する。勧請創始年代は不明であるが、社名については社伝では正中の変で佐渡に流罪・処刑された日野資朝の一子阿新丸(くまわかまる)が父の仇を討ち逃れる時、これを扶けて無事京都へ送り届けた山伏大膳坊が檀風城主本間山城入道の激努にふれ処刑された。その後山城入道は大いに悔い畏れて日野資朝と大膳坊を当社に合祀してその霊を崇め奉ったという。しかしこの社は延喜式内社当国九社の一つ「御食神社」でなかったかとする説もある。
古代、官人の給仕を司る役所である「大膳の司所」の祭神が御食津神であることから、後世大膳神社となったものか。
慶長検地帳に「御食宮免」という200苅余の神田が当社分として記載されている。
環境庁・新潟県(境内にある説明から)
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地形図(国土地理院うぉっ地図から切り取り・80%リサイズ)
紹介した地形図中、竹田とある地名(上の方)のすぐ下の神社の記号が大膳神社である。また、妙宣寺との間にある寺のマークは世尊寺である。今回は参道からの風景と、能舞台を中心に紹介したが、昨年二月初旬に「大膳神社」を三度にわたり紹介している。過去記事もお楽しみ頂きたい。
大膳神社①
http://blog.goo.ne.jp/dachasnowman/e/9ba88ca0e6293f3df2954e364b9d134b
大膳神社②
http://blog.goo.ne.jp/dachasnowman/e/5f850622cfcbec1d5c98b4a9caa1ed0a
大膳神社③「佐渡の演能予定日」
http://blog.goo.ne.jp/dachasnowman/e/4245eb3518afcd33fc850647443f153f
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写真撮影:2006:12.29 佐渡市真野竹田
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2006年 地理の部屋と佐渡島 sadorekisi
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http://blog.goo.ne.jp/dachasnowman/
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参道を覆う落葉や苔も今は雪に覆われているのではないでしょうか?
こちらは快晴ですが、冷えています。
いよいよ明日から本格的な仕事の開始ですね。
お疲れ様です。
思いの外雪が無く来ました。
こちらは、断続的に雪が見
られるものの積もるまでに
は至りません。ありがたい
ことです。
<ただスキー場関係者などは大変>
さて、明日からが本格始動
ですね。正月気分を吹き飛
ばさねばなりません。持ち
帰り仕事なんかも少しはめ
どを付けるに足りる程度は
やりました。
情景の神社です
風情があり歴史を感じ
させるところです
揺れたたことでしょう、お見舞い申し上げます!
一瞬二年前のことが頭に浮かんだことでしょうね。
お怪我はありませんか?
佐渡は小さな島なのですが、
神社仏閣の密度が高いので
す。また、その歴史の流れ
の中で、遠島とか金山とか
の絡みから、時の都や幕府
との関係もあったりしまし
て、良いものが多々ありま
す。
規模は小さいのですが、そ
の分土着性もまたあり、そ
んなところから佐渡ならで
はの風情が醸成されていま
す。
ここ、大膳神社も良いです
が、いずれ長谷寺も紹介す
るつもりです。ただ、読み
は”ちょうこくじ”。
でもとっても良い寺ですよ..。
ありがとうございます。
ご心配おかけしました。
大丈夫です。
震度4。
自分の感じでは3程度
かと思っていました。
久しぶりのしっかりとした揺れ。
これまた久しぶりに驚
きました。
前回のことがあります
ので、少し心臓がバク
つきましたぁ~。
ご心配おかけしました。
久しぶりでしたので、少し
心臓がドキドキしました。
一度大揺れを体験した建物
ですから、今回のような揺
れですと心配です。
地震の揺れは、こちらにはナシ・・・でした。
懐かしい神社が・・・、神楽・能の舞台も魅力的です。