地理の部屋と佐渡島

2009年4月よりの佐渡単身赴任があけ、2014年4月より長岡へ。別れが絆をより深めた。今後ともよろしくお願いします。

潟上(かたがみ)の牛尾神社

2005年09月06日 06時26分21秒 | 佐渡歴史

 両津の中心街から湊・原黒・椎崎・吾潟と南線というバス路線を進む。だいたい加茂湖南岸を通る路線であるが、本間家能舞台(道路向かいには能楽の里)を過ぎてほどない所に天王下というバス停がある。

  ここは潟上の天王さんと呼ばれ親しまれる牛尾神社があるところだ。能舞台としては本間家能舞台がよく知られるが、ここの能舞台も素晴らしい。というより、鬱蒼とした杉木立が醸し出す雰囲気から、能を見る場所というとこちらの方が好みだ。

 

 


▲ここから参道へ(道路沿いからも見える)

 

  細かい解説はない方が良いと思う。この神社を訪れてみればわかる。薪能がこの境内で行われるとしたら日が暮れ、暗くなってから現場に行きたいものだ。参道を包み込む杉木立とその暗闇を進み、焚かれる薪の灯りにぼんやりと照らされる方へ向かっていくのだ。それでは、細かい説明よりも写真である。

 


▲この奥に拝殿と能舞台有り。

 


▲拝殿が正面に見えてきた。

 


▲参道脇にも...



▲安産祈願の安産杉。

 


▲安産杉はなかなか大きい杉。脇に百度石がある。

 

 以下から拝殿と能舞台の写真となる。最後に佐渡百選の説明書きがある。写真はまだ続くが、最後までご覧いただきたい。

 


▲牛尾神社拝殿

 


▲能舞台

 


▲能舞台の背景

 


▲能舞台越しに拝殿を眺める

 

 

  車で行く際は注意をしていないと通り過ぎるかも知れない。だが、天王下というバス停を注意してさえいれば、その入口を見逃すことはないだろう。紹介している写真は2005年7月1日撮影によるものである。境内へと向かう門から主要なポイントを撮影したつもりである。

 

 ▼<佐渡百選 63潟上牛尾神社 説明書きより>

 潟上の天王さんと呼ばれる神社で、拝殿の彫刻が見事、鬱蒼とした境内に能舞台があり、6月には薪能がまわれる。国仲四所の御能場の一つだった由緒ある舞台(県有形民俗)で、勧進能を催したときに寄進されたと思われる素晴らしい翁の面(県有形)がある。


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4 コメント

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それはよかったです。 (かんりにん)
2005-09-06 22:46:20
種子島ブログ様 こんばんは。



停電は大変であったと思いますが、

大きな被害無く済んで一安心です。

新潟方面は大丈夫。と予断はでき

ませんが、日本海の沖合を通り過

ぎてくれることを願っています。



とにもかくにも一安心でした。
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Unknown (種子島ブログ)
2005-09-06 20:29:52
地理佐渡・管理人様



決して派手ではない、荘厳さを感じますね。



本日午後6時まで停電のため、情報が遮断されていました。



しかしおかげさまで大きな被害がなく過ごすことが出来ました。



台風14号、このまま日本海へ抜けてくれればいいのですが
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Re.これからです・・・ (かんりにん)
2005-09-06 20:27:43
裕様 こんばんは。



さきほど、ラジオのニュースで山口と広島

が暴風圏内に入ったようなことをいってい

ました。

被害が出ないことを祈りますが、あちこち

の状況を聞きますと心配です。

こちらももちろん、気をつけねばなりませ

ん。



毎年のこととは言え、困ったものですね。
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これからです・・・ ()
2005-09-06 19:42:43
こんばんは、地理佐渡・管理人さん。



台風針路の右側になる広島にとっては最悪の針路を進んでいるようです・・・



昨年は物干しの屋根が半分飛んび家自体がゆさゆさと揺れました・・

今回もどうなるかとチト心配していますが・・・



こちらを過ぎて、そちらに近づいた時には速度を増し台風の威力もますようですので、くれぐれも気をつけてください・・・



ありがとうございました、お互いに気をつけてですね・・・
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