こういうラジオこそ今だしたら....? ソニ-TR-716B。ソニーというけど、まだ東通工の頃か?
ずいぶん古そうなラジオだ。たぶん誰が見てもそういってくれるはずだ。1960年代?の臭いがぷんぷんする。AM=中波はBC。SW=短波。FMは無い。今時2バンドポータブルラジオと言えばAMとFM。だけど、昔はFMではなく短波、つまりSWだ。このころのおきまりの表示もまだある。周波数の単位はKcとMcと定番をいっている。
ICF-5300、ICF-5350と、うり二つの兄弟ラジオを紹介した直後だが、多機能ではないラジオのくせに、気の効き方はこちらに軍配が上がる。何しろFINEチューニングがついている。
TR-716Bというラジオ。つまみやスイッチ類でついているのは、電源スイッチ兼用のボリュームとメインチューニングダイヤル。それに、中波・短波のバンドセレクトスイッチとファインチューニング。
短波は中波と違って微妙なチューニング(同調)が必要になる。感度は良くともチューニングがピタリと合わないとなかなか良い受信状況は得られない。微妙なチューニングはメインのダイヤルでは難しい。ICF-5300や5350とは基本的考え方が違う。
”シンプルいずベスト”。ICF-5300やICF-5350よりさらにシンプルなのに、なぜもこう惹かれるのか..。コンパクトでいて、小さすぎない。大きくはないが、小さすぎないサイズ。ファインチューニングがなければスイッチやボリューム等のスイッチダイヤルは3つ。ミスターシンプル。
デザインは? 当時は先進的デザインをねらっていたであろう。だが、かえって今となっては、すっきりとした懐古趣味(レトロチック)を醸し出す。惜しむらくは、取り外しのきくロッドアンテナとその取り付け部のないことだ。あれば最高だが、無くてもよろしい。
ヤフーオークションを通じ、大勢の出品者と出会った。いい人がいっぱいだった。その中でも最も付き合いの深くなった鳥取屋さんから嫁入りしたラジオ。
当初、この様なラジオを集める気はなかったが、氏との関係ができてからソニーのTR系はすっかり気になる存在となった。鳥取屋さんから嫁入りしたラジオはいくつもあるが、どれも私の心をくすぐるものばかり。ヤフーオークションでTR系の美品ラジオが高値で取引される理由がわかる。
TR-716Bは、そんなTR系ラジオの中でも気になるラジオである。7トランジスター。シンプル。音はずいぶん昔の音。雑音もある。だが、よれたボリュームをかねたスイッチをひねると、遠い昔の思い出に似た世界へと誘われる。
そんなTR-716Bは罪作りなラジオである。手に入れて以来。色違いの物の入手を目指し、ヤフーオークションから目が離せない。困ったものである。鳥取屋さんには、かつて ”はめられたよ” と文句とも感謝とも言える言葉を贈った。だが、鳥取屋さんに感謝。 TR-716Bもそうであるが、当分TR系には目が離せない自分(管理人)である。
ずいぶん古そうなラジオだ。たぶん誰が見てもそういってくれるはずだ。1960年代?の臭いがぷんぷんする。AM=中波はBC。SW=短波。FMは無い。今時2バンドポータブルラジオと言えばAMとFM。だけど、昔はFMではなく短波、つまりSWだ。このころのおきまりの表示もまだある。周波数の単位はKcとMcと定番をいっている。
ICF-5300、ICF-5350と、うり二つの兄弟ラジオを紹介した直後だが、多機能ではないラジオのくせに、気の効き方はこちらに軍配が上がる。何しろFINEチューニングがついている。
TR-716Bというラジオ。つまみやスイッチ類でついているのは、電源スイッチ兼用のボリュームとメインチューニングダイヤル。それに、中波・短波のバンドセレクトスイッチとファインチューニング。
短波は中波と違って微妙なチューニング(同調)が必要になる。感度は良くともチューニングがピタリと合わないとなかなか良い受信状況は得られない。微妙なチューニングはメインのダイヤルでは難しい。ICF-5300や5350とは基本的考え方が違う。
”シンプルいずベスト”。ICF-5300やICF-5350よりさらにシンプルなのに、なぜもこう惹かれるのか..。コンパクトでいて、小さすぎない。大きくはないが、小さすぎないサイズ。ファインチューニングがなければスイッチやボリューム等のスイッチダイヤルは3つ。ミスターシンプル。
デザインは? 当時は先進的デザインをねらっていたであろう。だが、かえって今となっては、すっきりとした懐古趣味(レトロチック)を醸し出す。惜しむらくは、取り外しのきくロッドアンテナとその取り付け部のないことだ。あれば最高だが、無くてもよろしい。
ヤフーオークションを通じ、大勢の出品者と出会った。いい人がいっぱいだった。その中でも最も付き合いの深くなった鳥取屋さんから嫁入りしたラジオ。
当初、この様なラジオを集める気はなかったが、氏との関係ができてからソニーのTR系はすっかり気になる存在となった。鳥取屋さんから嫁入りしたラジオはいくつもあるが、どれも私の心をくすぐるものばかり。ヤフーオークションでTR系の美品ラジオが高値で取引される理由がわかる。
TR-716Bは、そんなTR系ラジオの中でも気になるラジオである。7トランジスター。シンプル。音はずいぶん昔の音。雑音もある。だが、よれたボリュームをかねたスイッチをひねると、遠い昔の思い出に似た世界へと誘われる。
そんなTR-716Bは罪作りなラジオである。手に入れて以来。色違いの物の入手を目指し、ヤフーオークションから目が離せない。困ったものである。鳥取屋さんには、かつて ”はめられたよ” と文句とも感謝とも言える言葉を贈った。だが、鳥取屋さんに感謝。 TR-716Bもそうであるが、当分TR系には目が離せない自分(管理人)である。