ようこそ。地理の部屋と佐渡島へ。752
翌日が雨でしたから幸運な一日でした。
Photo-01 じっとしていられない老父の運転です。心配しますが、ベテランの技を持っています。
コンバインでの刈り取りは朝露の落ちるのを待ってからです。9時を少し過ぎてから作業開始。春の田植えも甥っ子がオペレーターで、僕が助手。収穫のこの日もその関係はそのままです。刈り取った稲はコンバインのタンクにたまります。ある程度ためたところで、トラックの二台に備えた容器に入れ直します。その後その籾は乾燥機へと入れなければなりません。僕は主にその籾の輸送役をしていたのです。オペレーターがすべての役をしていますと作業効率は半減です。
今回刈り取ったのは早稲品種のコシジワセです。父母の言うには少し作が良くないと言います。素人の僕でもなんとなく感じていました。加工米として出されると二束三文なんだと少しぼやき気味。いやいやそんなことはない、まっすぐな胡瓜がよいか曲がった胡瓜がよいかの違いで、米に変わりはないから。買う生活を考えると、水と環境の良い佐渡で栽培されている訳だから、僕にはコシヒカリじゃなくてもこれで十分と言いたいくらいでした。
Photo-02 もしかしたら今年が最後かも知れない父の運転風景です。
Photo-03 コンビを組む甥っ子がターンしていきました。頼もしい姿です。
米を作る。野菜を作る。
実はとても楽しいことですし、やりがいのあることです。
定年過ぎたらやらんか?
兄の言葉です。
しかしまだ定年までは先が長いなぁ。
ということで、
丁重に今は考えられないと一言。
そうそう、自分も自分の仕事に邁進。
今は先のことなどはっきりと考える余裕はないのです。
長年連れ添った妻。
彼女はこのサイトを自分で見ることはありません。
地方都市とはいえ長岡の町中で育った妻。
まぁ、理解は得られても彼女の参加はまず無いですなぁ(大笑)。
【かんりにんより】
人間ドックで長岡にいます。帰りは明日です。
コメントへの返信や皆さんのサイトへの訪問は明日以降です。
ご容赦下さい。
---------------------------------------
写真撮影:2011.09.18
---------------------------------------
2011年 地理の部屋と佐渡島 yokoso_752
---------------------------------------
http://blog.goo.ne.jp/dachasnowman/
---------------------------------------
稲の刈り入れのいい匂いが前橋まで届くようです。
コンバインを運転される父君はお幾つでしょうか?
現場で頑張っておられる姿に敬服します。
また、心配してくれるお兄さんもいてこれまたお幸せですね。
でも出来はイマイチ?
今年の夏のお天気は高気圧と低気圧の入れ替えが激しすぎましたね。
でも台風の進路にはならずに済んで良かったですね。
私よりもひと回り年上の佐渡の従兄弟夫婦は体調を崩し、去年から米つくりをやめています。
東京でサラリーマンをやっていた息子夫婦が15年前に戻りましたが、彼は佐渡でもサラリーマン・・・
正しい日本の農家の典型だったような佐渡の伯母の家も従兄弟の代で農家は終わりです。
淋しいですね。
従兄弟の息子のお嫁さんは両津の人ですが、それでも続けるのは無理だったようで・・・
それだけ農業は体力が要るということでしょうか?
佐渡地理さんのご実家はまだまだ皆さまバッチリとスクラム組んで大丈夫ですね。
日本の農業の未来のためにも頑張ってもらいたいです。
今のように機械がない時代だったので、
鎌で刈って藁で束ねていました。
私はそれを背中に背負ってリヤカーがあるところまで運びます。
リヤカーが一杯になると稲を干す場所まで運びました。
ハゼに干すのも子供の役目でした。
ハゼにまたいで下から投げてくる稲をうまく
受け止めて干しました。
今の体力はその頃から養われたようです。
今週末は後半戦でしょうか?。
良い風景ですね~。見てたら私は、
「いなご」食べたくなりました★。
コシジワセはコシヒカリの姉妹品種なんですね。
お米ですが、
今は電気釜の性能向上などで
ブランド米でなくても充分美味しいですよね。
10月の連休...会津に帰ろうかなぁ~。
工業製品でもよいから、何かを作る仕事がよかったなあ、などと思いますが、仕事としてはいまさらもう遅い。
亡父が裏で畑をやっていましたから、感覚的にはよくわかるのです。もっぱら食べるほうでしたけど(笑)
でした。当初天候が危ぶまれてい
ましたので、どうなるかが心配で
した。
=================================
▲つちやさんへ。
父は82歳だったかなぁ。もうずい
ぶん年をとっていまして、足の方が
おぼつかないのです。ところが機械
に載ると違っていました(笑)。た
だ、我々兄弟と甥っ子は心配ばかり
です(大笑)。
=================================
▲naoママさんへ。
ありがとうございます。やはり経営
規模と後継者の問題がつきまとうの
が農業の現状です。ある程度これが
進行しているので、むしろこれから
は耕作放棄地が増えぬうちに農業法人
が立ち上がってくれて、若者の雇用
にも一役かってくれないものかと願
う状況です。
一方、実家は今のところ兄と甥っ子が
いますから、とりあえずはと言う感じ
です。
=================================
▲山小屋さんへ。
懐かしい話です。当方もそんな感じの
体験をしています。ただ、かゆいのに
は閉口もしました(笑)。
=================================
▲Ondaさんへ。
そうそう、炊き方は大切ですよね。
電気釜の高価なものは相当の炊き
あがり具合になるようですね。
さて、会津へ。良いんじゃないで
しょうか(笑)。
=================================
▲ディックさんへ。
やはり年齢を重ねてきているせい
でしょうか、僕も同様のことは感
じます。土と共にいる生活も実に
良いです。兄にも定年後と誘われ
ています。ただ、当方はその定年
も延長が入りそうです(苦笑)。
=================================
定年後、農業を・・・これは伴侶の理解が必要ですね。思っていることとやることは大分違うようですから。
収穫はよいものですね~。