ソニーが出していた古いラジオにTR-88というラジオがある。シャンペンゴールドに輝く高級感漂う機種だ。
かれこれ40年近く前のモデルである。鳥取のラジオ仲間から譲り受けたものだ。到着した時にはある程度のレストアがなされ、実用可能の状態で届いた。ただし、ダイヤルスケール部分・本体ボディーにはひびがある。また、チューニングダイヤルは流用部品でオリジナルではなかった。
それでも相当古いのに実用上問題ないので気に入っていた。後に鳥取の友人曰く、ダイヤルスケールの透明なプラスチックカバーとチューニングダイヤルは、部品取り用のTR-88が手に入ったら何とかするという。こうであるから仲間はありがたい。
そして、いよいよ部品が届いた。作業が完了するまで試行錯誤もあったが、写真のようにオリジナルの姿を取り戻すことができた。うれしいの一言である。
チューニングダイヤルを動かすと、本体上部左側のBC(中波)と同右側SWの赤い指針が同時に動く。なかなかの工夫がなされているラジオだ。使って楽しい。
やや固く締まりすぎた感じの音であるが、ガリガリ音もなく明瞭な受信音である。構造は至ってシンプル。電源スイッチ連動のボリュームダイヤルが左側に。右側はチューニングダイヤル。後はBCとSWの切り替えスイッチとロッドアンテナだけ。思い切った構造だがそのシンプルさがこのラジオの優れたデザイン性を高めている。
手に持てばわかるが、「はーっ!」と息を吹きかけ、柔らかい布で磨きたくなるラジオである。ヤフオクで完動美品が出ることはまず無いであろうが、出たとしたらさぞ高値を呼ぶであろう。ちなみに私はもう結構。今の一台で大満足している。
かれこれ40年近く前のモデルである。鳥取のラジオ仲間から譲り受けたものだ。到着した時にはある程度のレストアがなされ、実用可能の状態で届いた。ただし、ダイヤルスケール部分・本体ボディーにはひびがある。また、チューニングダイヤルは流用部品でオリジナルではなかった。
それでも相当古いのに実用上問題ないので気に入っていた。後に鳥取の友人曰く、ダイヤルスケールの透明なプラスチックカバーとチューニングダイヤルは、部品取り用のTR-88が手に入ったら何とかするという。こうであるから仲間はありがたい。
そして、いよいよ部品が届いた。作業が完了するまで試行錯誤もあったが、写真のようにオリジナルの姿を取り戻すことができた。うれしいの一言である。
チューニングダイヤルを動かすと、本体上部左側のBC(中波)と同右側SWの赤い指針が同時に動く。なかなかの工夫がなされているラジオだ。使って楽しい。
やや固く締まりすぎた感じの音であるが、ガリガリ音もなく明瞭な受信音である。構造は至ってシンプル。電源スイッチ連動のボリュームダイヤルが左側に。右側はチューニングダイヤル。後はBCとSWの切り替えスイッチとロッドアンテナだけ。思い切った構造だがそのシンプルさがこのラジオの優れたデザイン性を高めている。
手に持てばわかるが、「はーっ!」と息を吹きかけ、柔らかい布で磨きたくなるラジオである。ヤフオクで完動美品が出ることはまず無いであろうが、出たとしたらさぞ高値を呼ぶであろう。ちなみに私はもう結構。今の一台で大満足している。