国道350号を両津から市役所のある金井へと向かう途中、三瀬川または吉井のバス停付近の道を右折するとよい。ワンダーバレー佐渡の看板も良い目印になる。
山へと向かう道を進んでいき、集落がとぎれたころ、山の麓に水田が広がる。そんな水田を眼下に見下ろす丘陵末端に羽黒神社がある。その名は以前より知ってはいたが、見物に至ったのは今回が初めてのことである。
鬱蒼とした杉木立の社叢に包まれ、社殿と能舞台は昼なお暗い閑寂の中にあった。俗世とは隔絶された空間は神事としての能を演出するのには最適の場所と言えよう。撮影は多数に渡った。この際できの良し悪しを厭わず撮影したすべてを紹介しておく。
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佐渡羽黒神社能舞台一棟
所在地 佐渡市安養寺159番地
所有者 羽黒神社
〔規模・形式〕
本舞台 寄棟造 萱葺
間口 4.510メートル
奥行 3.640メートル
後 座 奥行 1.830メートル
橋掛り 桟瓦葺
長さ 5.650メートル
幅 1.745メートル
裏通路 幅 0.810メートル
建築年代は江戸末期。明治42年に、社殿と真向かいの参道の所に立っていた能舞台を、現在地に移動させたと言われている。
舞台寸法、間口高共に佐渡で最も小さい。
柱を設けず、三間の軒桁で、橋掛りの勾欄は地覆付で鏡の間から一間出たところから始まるので、この部分が幕口となり、鏡の間となった。
過去の演能の記録等については、不詳であるが、板戸に見える墨書に文化年間の文字が見える。安養寺の集落が戸数が少ないため、神事能がとぎれていたが、昭和61年から復活し、現在に至っている。
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写真撮影:2006:08.14 佐渡市(旧金井町)安養寺
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2006年 地理の部屋と佐渡島 sadorekisi
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http://blog.goo.ne.jp/dachasnowman/
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風情と貫禄と歴史のある神社ですね。
静かさと、セミの声が聞こえてきそうです。
閑話休題、今日からの首位決戦、スカット3タテを期待したいですね。
良い森は多々ありますが、
人里近くにあってのそれは
社の森であります。
社叢。社の森には長い歴史
の中に、人々のくらしぶり
を見守り、目を光らせてき
た厳しさの中の優しさ。
そして、それへの畏敬があ
ります。
訪れる者が癒しを乞おうと
するときがあるとせば、
もちろんそれに応えてくれ
る。私はそんな気がしてな
りません。
羽黒様。
素直な気持ちにさせてくれ
る場の一つでありました。
恥ずかしながら、神社仏閣を
記事としています。
私のようないたらぬ者より、
男道記さんやmicoさんに、
是非と思わずにいられません。
ここにもあと4ヶ月もしますと
雪が降ります。
その風景をイメージしますと、
誰が何を見てと感じます。
私なんぞより、是非見ていただ
きたい。そんな思いが..。
さて、阪神・中日..。
3タテ。やってくれっちゃあ~。
と佐渡弁で..(笑いと期待)。
暑い中でも時折心地よい風が吹いているような
感じを受けます。
西日本の夏は少しずつ秋へと..。
今少しお待ち下さい..。
清々しい..は、もう少し待てば
種子島へ..。
真夏の羽黒神社社叢。
どこでもそうですが、
社の森はどことなく、ひやりとした
雰囲気を醸し出してくれるものと..。
出羽の羽黒神社には
たまに行きますが・・・
杉木立にかやぶき
境内がしっかりと手入れされている
清清しい印象のお宮様ですね
出羽のですか..。
うらやましいですねぇ~。
佐渡には私の実家近くにも
羽黒神社あるんです。
五月雨山(さみだれやま)の
麓にあります。
とっても良い名の山でしょ?
あちらも鬱蒼とした森の中に
あります。