佐渡一周線を赤玉方面から水津方面へと向かっている途中、大平トンネルというトンネルがある。そのトンネルを片野尾側へと抜けてすぐ、目立たぬがトキに関する説明書きの看板がある。
薄汚れた看板なのでそれだけで古いとわかったが、書かれている内容にも部分的に古い箇所がある。ただ、ここがトキ飛来最後の地であるという事実については感慨深いものがある。下記は、看板をほぼ原文どおりに写し取ってきたものであるが、一部に注を入れてある。
国際保護鳥”トキ”(学名ニッポニア・ニッポン)は、現在小佐渡山中の清水平にある保護センター(昭和42年建設)で人工飼育されています。(注:平成5年より当時の新穂村・長畝地区に佐渡トキ保護センター開設)
この地域は”トキ”五羽が捕獲されるまで生息していたところです。大平トンネル(545m)が直線で通り抜ける亀の甲羅状の山が大平山です。海に面した中腹にネグラがありました。
大平山が毎年紅葉する頃になると約束していたかのように”トキ”が飛んできました。そして田植えの季節まで毎日日暮れになると中腹のネグラに入り、翌朝は日の出に合わせるように飛び立って山奥の田圃で餌をついばんでいる姿がありました。
また、夜来の雪で村が銀世界になった朝などは、朝日を受けて羽ばたくその美しさに村人は声を上げて感嘆したものです。
それも昭和56年1月22日に絶滅前の”トキ”を保護するため捕獲されてしまい、佐渡の空に”トキ”の飛び交う姿はもう見られなくなりました。
両津市・両津市観光協会
佐渡トキ保護センターについては下記サイトをご覧いただきたい。
http://www4.ocn.ne.jp/~ibis/
現在、佐渡トキ保護センターでのトキの飼育数は80羽(成鳥58、雛22)だそうだ。鳥インフルエンザの影響が懸念されるが、かなりの数が確保されてきた。放鳥された朱鷺たちが、再び佐渡の空を飛ぶことがあるのなら、この大平山へと願いたいものだ。
薄汚れた看板なのでそれだけで古いとわかったが、書かれている内容にも部分的に古い箇所がある。ただ、ここがトキ飛来最後の地であるという事実については感慨深いものがある。下記は、看板をほぼ原文どおりに写し取ってきたものであるが、一部に注を入れてある。
国際保護鳥”トキ”(学名ニッポニア・ニッポン)は、現在小佐渡山中の清水平にある保護センター(昭和42年建設)で人工飼育されています。(注:平成5年より当時の新穂村・長畝地区に佐渡トキ保護センター開設)
この地域は”トキ”五羽が捕獲されるまで生息していたところです。大平トンネル(545m)が直線で通り抜ける亀の甲羅状の山が大平山です。海に面した中腹にネグラがありました。
大平山が毎年紅葉する頃になると約束していたかのように”トキ”が飛んできました。そして田植えの季節まで毎日日暮れになると中腹のネグラに入り、翌朝は日の出に合わせるように飛び立って山奥の田圃で餌をついばんでいる姿がありました。
また、夜来の雪で村が銀世界になった朝などは、朝日を受けて羽ばたくその美しさに村人は声を上げて感嘆したものです。
それも昭和56年1月22日に絶滅前の”トキ”を保護するため捕獲されてしまい、佐渡の空に”トキ”の飛び交う姿はもう見られなくなりました。
両津市・両津市観光協会
佐渡トキ保護センターについては下記サイトをご覧いただきたい。
http://www4.ocn.ne.jp/~ibis/
現在、佐渡トキ保護センターでのトキの飼育数は80羽(成鳥58、雛22)だそうだ。鳥インフルエンザの影響が懸念されるが、かなりの数が確保されてきた。放鳥された朱鷺たちが、再び佐渡の空を飛ぶことがあるのなら、この大平山へと願いたいものだ。
朱鷺が佐渡の空を飛ぶのをみんなで願いましょう。
こちらへのTBも感謝です。
今後ともよろしくお願いします。