地理の部屋と佐渡島

2009年4月よりの佐渡単身赴任があけ、2014年4月より長岡へ。別れが絆をより深めた。今後ともよろしくお願いします。

速報・秋は稲刈り  2013.09.21

2013年09月24日 05時00分55秒 | 趣味と管理人から

ようこそ。地理の部屋と佐渡島へ。858

 

 

この日のこの田はコンディションの良い方でした。

 

Photo-01 ある程度進んだ風景を先に紹介します。とにかくこの田は順調でした。

 

 

 この稲はコシイブキという品種です。売ってお金にするにはコシヒカリの方がよいのですが、実家では少しコシイブキも作っているのです。コシヒカリより収穫期は早い品種。

 さて、21日は順調でしたが、22日は最悪の事態へ。残していた田が柔らかいのです。有る程度は前日に作業を入れて、田の状態好転の期待をしていました。がしかし、翌朝行った段階でこれは半分は行けてももう一枚がたぶんだめだなと。そしてその予測はやはり当たったのです。

 兄も甥も基本僕と同じ様なもの。専業で農作業をできる身ではありません。ウィークエンドファーマーです。週末というタイミングに歯車がうまく合ってくれることを願う運命共同体なのです。  今回は予定していた田の一枚がそれには合いませんでした。とにかくコンバインを入れてすぐにはまってしまいました。判断をはやく出せる意味で悪くはなかったのですが、コンバインの救出とその後の清掃には手間がかかったはずです。僕は途中で長岡に向かったので..。そして、その翌日23日はどうなったのか..。 

 

 

Photo-02 田に機械が入る時は少し緊張します。

 

 

 

 

Photo-03 順序が前後しています。実りが浅いのかも知れないです。

 

 

 

 

Photo-04 縁を一条手刈りしています。

 

 

 

 

Photo-05 ヤンマーGC221 今年も頼む。

 

 

 

 

Photo-06 こうして籾が乗ります。順調です。これを運ぶのが僕の仕事です。

 

 

 

 

Photo-07 オペレータのメインは甥っ子です。

 

 

 

 

Photo-08 刈り取った籾。このあと乾燥機にこれを運び入れるのです。

 

 

 

【専業農家と兼業農家】

 たいした面積を持たず、自家消費にくわえて僅かばかりの出荷米を持つ農家です。果たして農機の維持管理などを考えたら赤字じゃなくて済むのかなぁと言うことが気になります。

 誰かに田を預けようか? と思いましてもそう思う有に預かってくれる人もいません。そこでやむなく大多数がウィークエンドファーマーとなるのです。父祖伝来の土地を荒らせないですから。たぶん大概の方が日曜日のみというサンデーファーマーという状況であるかも知れないです。こうだと有る意味いたましいです。

でも、米の生産。

 やはり日本農業の根幹でしょう。食糧安全保障の観点からも譲れない部分がありましょう。戦略的で経済性と生産性の追求ができる母体(団体など)に生産を。農地を株と同じで出資するというスタイルができないものか。浅はかな知恵かも知れないのですがいつも思うことです。良質な作物を専業集団が作るのが一番効率的です。そして、それを土地の若者達を主たる労働力として従事できないものかと..。

 それでも、こうして田に出ることでいつもの週末にはない気分も味わっています。久しぶりに完全に仕事のことを忘れ、目先の田仕事の終わり方だけを考えたりしました。空気も良いし、天気も良い。都会の皆さんにはたぶんこの雰囲気は...(大笑)。

 

 

 

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写真撮影:2013.09.21
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2013年 地理の部屋と佐渡島 yokoso_858
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http://blog.goo.ne.jp/dachasnowman/
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20 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
お疲れ様でした・・ (安人(あんじん))
2013-09-24 05:26:20
ちりさどさんへ(*^^*)
お早うございます(*^^*)

ご苦労様でした 長岡では大きな機械も余裕で入れる田んぼですね
佐渡の棚田とは違います(笑う・)

新米を持って帰られましたか?
凄く美味しいそうですね

良いな~(笑う・)

2日間お休みさせて頂きました・・<(_ _)>
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稲刈り (つちや)
2013-09-24 06:08:10
お早うございます
よい天気に恵まれた稲刈りでしたね。
私が子供のころは鎌で刈り取っていました。
それも昔話となりますね。(笑)

田んぼの向こうに見える山々が懐かしい姿です。
金北山、妙見山、大佐渡山脈です。

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ご苦労様です。 (sidiu-haha)
2013-09-24 07:06:38
新米を収穫するころは、なぜか、台風がやってきて~
毎年早く刈り取ればよいのになどとは思いますが、
兼業農家の方々は大変ですね。
我が家の方も先日の台風18号で、だいぶ倒伏しましたねえ。

新米~香りがよいので、ことさら美味ですよね~
ああ~食べたくなりますね。
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刈り入れ (mcnj)
2013-09-24 07:39:40
実りの秋ですね。
収穫の喜びは、昔も今も変わらないでしょう。

日本の農業の今後の課題でしょうね。
国も、農業人口の推移、日本人の食糧嗜好、TPPなど、複雑な要因を勘案している最中でしょうね。
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稲刈り! (日本男道記)
2013-09-24 08:30:50
おはようございます。

稲刈り風景、私が子供の頃いやいや手伝わされていた頃の風景と随分違いますね。

鎌で一株ごと手で刈っていた頃と。
おんぼろ中古の良く故障する発動機はありましたが。

こちらの稲刈りはまだまだです。
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Unknown (みちりん)
2013-09-24 09:18:45
おはようございます
黄金に実った稲、美しい日本の風景ですね、
収穫の喜び、疲れも吹っ飛ぶ瞬間ですね
私は、お手伝いも、しなくて、新米を
実家で頂くだけの、怠け者の甘えん坊、
来年は、少しでも、手伝いに帰ります
コンバインって!働き者、
地理さ~ん、お疲れ様でした、
これで、新米の香り、味、楽しめますね
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実りの秋 (nao♪)
2013-09-24 09:43:00
晴天に恵まれた中での稲刈り、コンバインが力強い味方になりますね。
それでも人間の手で運ばなくてはならないものもあり、大変な作業とお見受けいたします。
その分煩雑で現実的な「お仕事」のことが忘れられたようで何よりです。

専従農家だった佐渡の私の従兄弟の所はもう田んぼはやっていないと聞きました。

東京の大学を出て東京でサラリーマンになった長男はUターンで(お嫁さんも佐渡出身)
40歳代で佐渡に帰り、佐渡でサラリーマンをしながら兼業農家で頑張っていましたが・・・

親の従兄弟も80歳を越え施設に入りましたので、長男も思い切って決心したのでしょう。
佐渡の伯母の家は、まさに日本の典型的な米農家と思っていましたが、
その話を聞いた時は、思わず日本の農業の将来を憂いたものです。
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Unknown (hirugao)
2013-09-24 10:14:33
地理佐渡さんの週末ファーマーを拝見していて
コメ作りは大変ではないかと思うのです。
嫁の実家が岡山でお米を作っているのですが

先週の台風に皆でできなくて大変だったようです。
こちらはいつもいただくのみです。
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稲刈り (山ぼうし)
2013-09-24 12:51:14
私の実家もわずかばかりの田があります。
実家を離れてからは、直接何ができるというわけではないので
今どのようになっているのか?実際のところ分かっていない。
食べるだけとはいえ、貴重なお米。労働は伴う。
稲の香りがたつような画を見ながら、今度帰省したら聞いてみようと思いました。
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お米作り.... (tomi)
2013-09-24 14:53:36
地理佐渡さん;こんばんは。
そうですね、最近は どちらも 週末農業の方が多いようです。
夫の 長兄も(20歳年が離れています)積丹半島にて
開拓農家を始めたんです が彼は20年前に亡くなり後は子供達は皆サラリーマンになって、今では兄嫁が細々と農業をしていますが、もう歳ですので 子供達が札幌から土。日 と畑仕事を手伝いに来ます と 何処も同じ現状ですね。
それでも 美味しいお米が食べられるのは幸福。
この黄金色の稲穂を見ますと しみじみ思います。
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